こんにちは、昌生です。

今日は、

「自分を知る技術」


というテーマで、
「マインドフルネス」

「投影の法則」
を紹介します。



...



~ 自分探しの落とし穴 ~


他人のことってよくわかります。


でも、自分自身のことって
一番よくわかりませんよね。


だから、外側に答えを探しにいきがちです。


私も二十代の頃、
自分探しの旅をでて、
世界35カ国回りました。



世界をぐるっと一周したけれど、

どう生きたらいいのか?

自分が何がしたいのか?

全然自分のことがわかりませんでした。


正直いうと、いまでも、
まだまだわからないことだらけです。


でも、以前の私に比べたら、
自己理解と自己受容は深まってきたように思います。




そのきっかけは、、、

瞑想や心理学を実践したから。


ずっと「外側」に向かった意識を、
自分の「内側」の向け始めた頃から、


自分自身に対する様々な
「気づき」を得ることができるようになりました。




その最高のツールが、

「マインドフルネス」と「投影の法則」


の組み合わせです。


...


~ 日常生活でのマインドフルネス ~


日常生活でも、
「マインドフルネス」
を意識することで、
内側で起こっていることに「気づく」ことができます。



自分が、どんなときイライラするのか?

何をしているとき、喜びを感じているのか?



内側を内証する習慣を持つと、
そこに「自覚」がうまれます。




その「自覚」(=無意識の意識化)によって、



なんでかわからないけど、
こういうことを言われたら、反応的になる。


とか、


なんでかわからないけど、
こういう人を見ると、感情的になる。


という
なんでかわからない部分(=無意識)の
パターンや癖を知ることができるのです。

...


~ 感情にいいも悪いもない ~


すこし話がそれますが、
そもそも感情に、いいも悪いもありません。


「感情は、その状況が自分にとって
どんな意味があるのか?」

を教えてくれているだけなんです。

そんな風に、あるがままの自分が、
内側で感じていることを認めていくと、

感情と思考に対する気づき(アウェアネス)を
さらに高めることができると思います。


...


~ 投影の法則とは? ~


この「マインドルネス」を
より効果的に高めていく法則が、
「投影の法則」と言われるものです。


これは、「鏡の法則」とも言われます。


その名の通り、

「外側の世界、すべては自分の内側の投影だ」


と捉える考え方です。



「すべては鏡だ」

「自分の「影」を相手に投げている」


と考えることで、
すべての出来事、他人からも、
自分自身を知ることができます。


出来事た、相手のせいにしているときよりも、
さらに気づき&自己理解を深めるチャンスが増えます。


このように他人も自分の鏡として捉え、
相手に投げた影を、自分に引き戻して考えることを、
「投影の引き戻し」
と言います。



例えば、
他人にイライラしたとき。

問題は相手にあるではなく、
内にある何かが反応したのだと捉えてみる。


そうすることで、

「大切にしたい価値観」



「自分の内側の抑圧された感情や性質」


に気づくことができたりします。



より突っ込んでいうと、
相手にイライラするのは、


無意識レベルでどこかで、
相手に「うらやましい」と感じていたり、

過去の許せてない自分自身や受け入れていない性質を
「投影」している可能性があります。



自分の愛せていない側面、
統合されたがっている欲求や感情が、

ピコーン、ピコーン、ピコーン、ピコーン、、、、

と、反応して、教えてくれているのかもしれません。


...




どうでしょう?





心あたりはないですか?






こんな風に、

自分の内側を内証する習慣(=マインドフルネス)を持ち、

また他人や出来事で起こる心の揺れ動きも、
自分自身を知る機会と捉える(=投影の法則)
ことで、

無意識の部分に光が当たっていきます。


今回紹介する二つのツールを使うことで、
自分の影の部分も統合していくことができ、
より自分の個性を発揮する(=自己実現)ことができるはずです。


もしも、気になったら使ってみてくださいね。





...



~ 非 風 非 幡 ~


最後に、
禅の公案の中にある
「非風非幡」
というお話を紹介します。



風の強いある日、
お寺の旗が激しく揺れ動いていました。


それを見た、一人の僧侶が

「動いているのは旗だ!」


と言いました。

もう一人の僧侶は、

「いや違う!動いているのは風だ!」


と言いました。


禅師は、

「動いているのは旗でもない。風ではない。
お前たちの心が動いているのだ。」

と言いい、二人の僧侶は恐れいったそうです。



...




「私」(見るもの)がいなければ、
「旗」(見られるもの)も存在しません。



「私」がこの世界を創り出しています。


だから外側の世界を通して、
自分自身を知ることができるのです。

そして、内側を変えていくことで、外側も変わっていきます。


変えるのは「投影先」ではなく、
根っこにある「投影元」からはじめましょう。


そんな、話でした。


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ありがとうございました。

昌生より


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