昨日は、

幸せを感じる8つの方法(ポジティブ心理学)


について書きました。
まだの方は、こちらからどうぞ。


上記の方法は、既にある
「幸せ」にフォーカスする練習だと言えます。


今日は、「フォーカスする力」について書いたあとに、
「セルフイメージが現実を創るメカニズム」について解説します。





~ フォーカスするとは? ~



瞑想を例にあげます。


マインドフルネス瞑想では、
五感の対象を変えて集中していきます。


例えば、
「手のひらを感じる」場合、

触覚で、手のひらの皮膚感覚を感じることもできれば、

聴覚で、指の中の音を感じることもできれば、

視覚で、手のひらのカタチや色を観察することもできます。


同じ、「手のひら」でも、
どの感覚器官をつかうかで感じ方は変わります。


そして、
私達が、感じようとした感覚は、
さらに強く、繊細に感じられます。



手がある     → 手をはっきりと感じている


音が聞こえている → 音をはっきりと聞いている


見えている    → はっきりと見ている


といったように、
対象に極度に集中し、
その感度が増してくると、、、

ぼんやりとした時(マインドレスネス)には気づかなかった、
より繊細な感覚を受信できるようになるのです。


余談ですが、
とくに、瞑想の前半は、漠然とただ、座るより、
注意の対象を定めたほうがいいと思います。


呼吸なら呼吸、音なら音、
今、自分が何に、フォーカスしているのかを
自覚(マインドフルネス)しながらやったほうが
集中がシャープになり覚醒します。


...


瞑想の例をあげましたが、
これは人生でも、同じようなことが言えます。


何を観ようとしているのか?

今、どこにフォーカスしたいのか?


を意識的に行うことで、方向性が生まれます。



さらに「フォーカスする力」を
実感するために、ここでプチワーク。



...



質問です。

あなたの周りに赤いものは何個ありましたか?



すこし、周囲を見渡してみてください。



見渡してみて、数えてください。






では、次の質問です。

今度は見ないで下さいね。


青いも
のは、何個ありましたか?



見ては行けませんよw



分かりました?




そうなんです。



私達の脳みそは、
赤いものの数を探しているときは、
青いものにまで、意識が向かいません。




を探してるときは、
には気づきません。




つまり、

人は見ようとしたものしか見ていない


見ようもしてないものは、目に入ってこない


という事です。



...


もう一つ面白い例をあげると、
私が、車を買ったときのこと。


それは、どこにでもある
カタチの軽自動車でした。


それまで気にもとめませんでした。

でも、購入した翌日から、
町で自分と同じ車を沢山みかけるようになりました。



「最近、この車、
たくさん走ってるなぁ」


って、何度も思いました。


でも実際は、
私の意識が変わっただけ、
昨日も、同じように、走っていたんです。


私が、注目するようになったから、
駐車場や、道路で、同じ車がすれ違った瞬間にも、
よく「気づける」ようになったわけのです。



で、ここで本題へ。


...




~ セルフイメージが現実を創る? ~




「自分が自分のことをどう捉えているか?」



をセルフイメージと言います。


この自分に対する信念は強力です。
他人の評価や出来事の解釈まで変わってきます。



たとえば、上記の例と同じように、
自分が自分のことを幸せと思ってる場合、

「やっぱり自分は幸せだ。」


という出来事が目につきます。



でも、自分が自分を不幸と思ってる場合、


「やっぱり自分は不幸だ。」



という出来事が目につきやすくなります。


さらに自分が自分のことを

「私は人に嫌われている」


って信じていると、

ただメールがこないだけで、

ちょっとした一言を言われただけでも、

勝手に傷ついたり、仲間はずれにされている

って勘違いしたりしやすくなります。



だからよく、

心理学やスピ系の本では、


世界は心の投影である。

自分と同種のものが引寄せられる。

外側の状況は、

「あなたがどんな信念を持っているのか?」

を教えてくれているだけだ。

変えるのは、外側ではなく、内側、
つまり、セルフイメージを変えましょう。

と言ったりします。

それは心や脳に、このような仕組みがあるからかもしれません。



...


~ どこにフォーカスしたいですか? ~




「あなたは自分のことをどう思いたいですか?」


不幸は人? or 幸せな人?


もしも、不幸な人だと信じたいなら、
「あなたが不幸せな理由」を100個あげてみてください。
より、不幸な出来事を見つけるのがうまくなるはずです。



反対に、
もしも、自分は幸せな人だと信じたいなら、
「あなたが幸せな理由」を100個あげてください。


より、幸せな出来事を見つけるのがうまくなります。


感謝の習慣や、一日の良かったところを見ようとする練習は、
まさに「セルフイメージ(前提)を変える」実践にもなります。


既に、ある「幸せ」に気づき、
感じてみると、その部分の感性が研ぎすまされます。


もしも「良かったこと」が、
何も思いつかなかったとしても、
感謝を口癖にしてみてください。

脳が勝手に、感謝すべき出来事を、探し始めます。
ぜひ、だまされたと思ってやってみてください。


...

最後のワークです。

周りを見渡してみてください。



今、何に幸せを感じてますか?



今、何に感謝してますか?



今日一日、そんな色眼鏡で、
世界を眺めてみましょう。

きっといいことがあるはずです。



明日は、これと正反対のことを書きます。
ありがとうございました。


昌生でした。



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神奈川県(湯河原~真鶴)で活動中のヨガ・瞑想講師 
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