おはようございます。

昨日は、


ポジティブとネガティブの
比率は3:1がちょうど良い。


ネガティブになることは誰しもある。
100%ポジティブでなくていい。


そして、両極を認めていくことが大切。


ってことを書きました。


このことを、より具体的な表現するならば、


「ポジティブな方向性を持ちながら、
その反対側のネガティブな自分も許す。」


ってことだと思います。


私のクラスのテーマも、
本やブログでは基本的に同じことを言ってます。


それは、大きく分けて二種類に分けられます。




その1 陽極
「自分の無意識の思考に気づきましょう。
そして、意識的にポジティブに考えるようにしよう。」




その2 陰極
「ネガティブな感情に気づきましょう。
そんな自分を無理に変えず、受け容れよう。」

です。





陽極 = DOINGモード、修習、努力

理想や目標、対象に向かっていく方向性


陰極 = BEINGモード、離欲、努力の放棄

ただ感じる側、何もしない、手放す、既にそうであると知ること


と言えるかも知れません。




...


そして、
この陰と陽を統合する鍵が、
「マインドフルネス」です。



~ 陽極 ~
ポジティブに考えよう!


拙著「マインドフルネス入門」にも書きましたが、
幸せか不幸かは、出来事そのものにあるのではなく、
その出来事に対する「解釈」、「考え方」によって決まります。

気づく力(アウェアネス)が高まる事で、
自分の無意識のネガティブ思考に気づくことができ、
出来事の「解釈」、「考え方」をポジティブに切り換えることができます。




~ 陰極 ~
ネガティブな自分にもオッケーを出す!

どんな感情は、味わうと消化されます。
ちゃんと落ちきったら、心は落ち着きます。

だから、味わって消化できるものであれば、
無理に避けずに、BEINGモードで、ありのまま受容していきましょう。

(私自身、ずっと避けていたネガティブな感情を、
感じ続けてみると、精神的な解放が起こりました。)


...


~今、これを書きながら感じていること~



なんか、つながってきたな。

と、

バラバラに思えていた点と点が、
ひとつにつながってきたな。

と、感じています。


この十年間の私の個人的な活動を振り返ると、


・ ビパッサナー瞑想の10日間の合宿


・ 綿本彰先生から教わったヨガや瞑想


・ 不登校・ひきこもりのカウンセリング


などなど、
一見無関係に思えたことが、

すべては、「マインドフルネス」と「自己受容」
という2つのキーワードでつながっていることに、ふと気づきました。



また、これまでの夢や理想を目指すとき、
ヨガ講師を目指そうと思った時もそうでしたが、

その逆の側面を否定して、
その負の感情で一生懸命頑張ると、苦しくなります。


こっちは良い!

こっちは正義!


と、ジャッジして
真剣に努力すると


あっちは悪だ

こっちは悪い


が、生まれます。


そう、
過度にポジティブすぎる人が
実は、ネガティブの裏返しであるように。

自分が正義見方になるには、
敵対する悪役を探してしまうように。



どちらか一方を否定し、遠ざけようとすると、
むしろ、その反対側の影が大きくなってくる。

そんな仕組みが心にはあることに気づきました。


そんな
自分の経験から、



「自分の無意識の思考に気づく」


「ネガティブな感情も受け容れる」


「ポジティブな方向性を持ちながら、
その反対側のネガティブな自分も許していく」


ってことを色んな切り口からお伝えしています。



...


~ 最 後 に ~


「許し」を、
もっと分かりやすく表現すると、



「ポジティブにこしたことないけど、
ネガティブな自分でもいいんだよ。」



「褒められたら嬉しいけど、
批判される悲しさも感じるよね。」



「幸せであるにこしたことないけど、
不幸な時期もまた素晴らしい。」



「どちらも自分の感情だ。
どっちも自分の大切な一部分だ。」



「それでいいんだよ。」



って、感じです。


「絶対にこう!」

「こうあるべき!ネバナラヌ!」

って考えると、
現実に対して摩擦が起こりますが、
すこし「遊び」があると、心が緩みます。


そして、心が緩むと、
身体も緩み、人間関係も
緩んでいくように思います。




言いたいことをまとめると、


対極を受け容れることで
「コワバリ」や「偏り」が中和されて、
バランスがとれてきます。




いつもネガティブに捉える人は、
意識的にポジティブに考えてみよう。



逆に、


いつもポジティブに考えようとしすぎる人は、
たまには、ネガティブな感情を味わってみよう。




もしも、


「頑張っても、頑張っても、うまくいかない」


「むしろ頑張れば頑張るほど、苦しくなってくる」



と、感じているとしたら、

あえて反対側の極
(=負だとだと自分が思っている側)

を意識して思考、行動していくと、
バランスがとれるのかもしれません。



本日もお付き合い下さり
ありがとうございました。





追伸


昨日は、映画
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
を見て泣きました。

とくに主人公の感情が
解放されるシーンが印象的でした。

主人公(=マット・デイモン)は、
幼い頃に親に捨てられ、養父から虐待を受け、
それがトラウマになっていましたが、

カウンセラーが、

「君は悪くない」

と何度も伝えることで、彼の感情が溢れ出し、
心のコワバリがス~~~~~ッと解放されていきます。

ええ話や。


そんなわけで今日はこのへんで。



最近、ブログが楽しくてしょうがない。
書くと頭の中が整理されるので、好きです。

そして、これを読んでくれているあなたも好きです。



昌生でした。




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