おはようございます。真鶴は雨です。
暖かくなったと思ったら、また寒くなってますね。
今日は、
ありのままの自分でいられない理由。
人と会うとき、オープンになるにはどうしたらいいのか?
というテーマで書きますね。
というのも、先日のWSで
「相手の目をじっと見る瞑想」
を行ったからです。
このワークは、人によっては、
かなり苦しくなってくることもあるので、
やろうかどうか迷ったのですが、、、
結果的には、色んな気づきを得られたようでよかったです。
(感想くれた方、ありがとうございました!!)
というわけで、先日の記事の続きになります。
他者との間にある「壁」、「障害」について。
ヨガ講師的な視点で、「閉じる理由」を考えていきます。
...
突然ですが、
ヨガでは視線が大事です。
それは目が泳ぐと、
心もぶれるし不安定になるから。
逆に、目線が一点に定まると、
心が定まり、バランスのポーズも安定します。
だから、基本的に、
ヨガクラスでは視線を大切にし、
一点を凝視するように指導します。
...
壁やローソクをみるのは、簡単です。
でも人の目となると、また別です。
色んな思いや感情がわいてきますよね。
自分がどう思われているのか気になったり、
どこか居心地の悪さを感じるかもしれません。
緊張したり、不安や恐れを感じたりするかもしれません。
目は心の窓といいます。
目は口ほどにモノを言うといいます。
実際に、目は脳と密接につながっているので、
今、過去の事を考えているのか、未来の事を考えているのか、
それが本当なのか、嘘なのかくらいは目線で見抜けるそうです。
だから、目を見ると、
自分の考えてること、感じてることが
相手に見透かされる感覚になったりするのです。
もしも心の中で、
相手を批判していたら、
それをばれないように隠します。
もしも心の中で、
自分を厳しく批判していたら、
そんなダメな自分をばれないように隠します。
目を見れません。
ようするに、閉ざすんです。
オープンでいられなくなってくる。
...
赤ちゃんは、
人の目を見る事を恐れません。
またどう見られるかを恐れません。
思考がないから。
純粋性が高いから。
敵意がないから。
ジャッジがないから。
つまり、相手と自分は別々のものだって言う感覚がないから。
でも、自我が形成され物心がつくと。
「自分がある」という思考が生まれます。
ヘソの緒が切られ、離乳されて、
自分とお母さんは別の物だと知ります。
自分と世界を分けるようになるのです。
さらに様々な経験記憶が蓄積していき、
その価値観、モノサシで、無意識に自分と周りの人を裁くようになります。
そして、名前や役割、
思考や感情、身体との自己同化が始まります。
これをお釈迦様は、無知、無明と言いました。
この勘違いが苦しみの根本原因であると説いたのです。
無知、無明とは、
マインドレスネスな状態とも言えます。
また、エゴ(自動操縦状態)と自己同化した状態。
自分と、他人は別々の物だ。
自分は、世界は切り離されたものだ。
といった信念のことです。
だから、
このような閉じる原因、
障害の根っこを取り除くために、
ヨガやマインドフルネス瞑想では、
1 自分の中の感覚や感情、存在そのもの(BEING) を受容する
2 他人や外側の状況をジャッジしない、もしくはいしていることに気づく
ということを実践するわけです。
...
まぁ当然、私もこのような研究をしているくらいですから、
上記のような傾向がMAXに高くなり、すごく苦しみました。
だから不安や、孤独を感じてましたし、
また自分のエゴの欲求だけを、追求しようとしてみて
全然、うまくいかなかった経験もあります。
そのような時期を経験して、
気づいたことがあります。
自我の欲求だけじゃ、うまくいかない。
と言うことです。
...
そして、瞑想をしていくことで、
内側に観ている自分がいる。
という事にも気づきました。
そのような観察者の視点を、
神といったり、仏性といったりするのかもしれませんが、
ようするに「良心」です。
だから、その「良心」に反することをやると、、、
後ろめたくなったりします。
内側に隠しているものを、
見られないようにして閉ざします。
人にばれないようにします。
オープンになれくなってくる。
...
じゃあどうしたらいいのか?
人と会うとき、オープンになるにはどうしたらいいのか?
その具体的な解決策です。
全ては心の投影です。
だから、ついつい、
「自分はどうみられれいるのか?」
「相手にどう思われたいのか?」
が気になりますが、それは相手の課題です。
それはなるべく気にしない。
それよりも、
「自分が相手をどう思っているのか?」
を意識しましょう。
つまり、人と会うとき、相手に会う前には、
相手に対する良いイメージや思いを満たしておくんです。
相手を思いやる。感謝する。
するとオープンになりやすい。
内側にあるものが外側にでていくのを許すことができます。
...
また自分を批判したりして、
自己肯定感が弱くなっている場合は、
「自分が自分のことをどう思っているのか?」
も意識していきましょう。
自分自身を褒めるんです。
自分で自分に愛情を送るんです。
周りに人が褒めてくれなくても、
批判してきても、関係ありません。
あなたがあなたの一番の理解者になってあげましょう。
そうすると、、
Let It Go な 状態になります。
ありのままで~♪
って感じになります。
というわけで、人に会う前には、
慈悲の瞑想、感謝の瞑想がオススメです。
自分に対して、または他人に対して
「思いやり」を持つことで、幸せを感じますし、
他人と、外側の世界とつながりを深めるためにも有効です。
例えて言うなら、
シミやケガがあって、それらを、
「悪いものだ!」
「観られては行けない!」
と捉えていると、ばれないように振る舞うので、不自然になります。
だから、シミやケガがあったら、キレイにしておく。
また多少あっても、気にしない。責めない。
ここにシミがあるんだ~。
ここ、ケガしたんだ。
って開き直っちゃう。
するとオープンになりやすい。
隠そうとはしないので、自然に振る舞えます。
そんなイメージです。
...
最後に究極論。
抽象度を上げてみてみると、
自分と、他人は同じモノです。
同じ一つの生命です。
あなたと世界は切り離された
別々のものではありません。
あなたも私も、同じものです。
同じ性質を持っていて、その配分がたまたま違うだけです。
きっと後百年後にはいませんし、
悩みがあって、願いがあって、愛する家族がいます。
健康でいたいし、人と仲良くしたい、幸せになりたいと思っている。
その本質は変わりません。
私もあなたと全く同じ一人の人間です。
そんな風に捉えると、
相手も、自分も「一緒だ」と思えます。
「共感」することができます。
逆に、私と、全然違う、
別々のものだと思っていると、
相手に「共感」することは難しいのです。
...
このような感覚を大げさに言うと、
「見るものと見られるものの調和」、
「大宇宙と小宇宙の結合」
と表現できますが、まさにそれがヨガが目指すところだと思います。
以下、おまけです。
約2000年前に賢者パタンジャリがまとめた経典から
禁戒(しないほうがいいこと)
勧戒(やったほうがいいこと)
を最後にシェアしますね。
・・・・・・・・・・・・・・・
【ヤーマ】禁戒(しないほうがいいこと)
1 アヒムサ 非暴力
行動/言動/思考の暴力をつつしむこと。
2 サティヤ 正直であること
言葉と行動を一致させ誠実であること。
3 アステヤ 盗まないこと
物だけに限らず、人、言葉、アイディアなども。
4 ブラフマチャリヤ エネルギーの温存
ムダなエネルギーを使いすぎないこと。とくに性欲。
5 アパリグラハ 貪欲に溺れないこと
ものに執着しないこと。貪らないこと。
・・・・・・・・・・・・・・・
【ニヤーマ】勧戒(やったほうがいいこと)
1 シャウチャ 清らかであること
思考のレベルでも、身体レベルでも清潔に保つこと。
2 サントーシャ 足ることを知ること
与えられた環境・現状を受け入れること。満足すること。
3 タパス 精進すること
日常において自分で決めた「規律」を保つこと。
4 スヴァーディヤーヤ 自分自身について研究すること
本を読んだり、師から教わったことを生活で実践すること。
5 イーシュヴァラ・プラニダーナ 祈ること
大切な存在に祈りを捧げる事。
愛や思いやりを感じる瞑想をすること。
...
以上です。
今日の記事はいかがだってでしょうか?
それでは朝練へいってきます。
ではでは素敵な一日を!
昌生でした。
■ 吉田昌生の著 ■
「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」
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神奈川県(湯河原~真鶴)で活動中のヨガ・瞑想講師
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暖かくなったと思ったら、また寒くなってますね。
今日は、
ありのままの自分でいられない理由。
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というテーマで書きますね。
というのも、先日のWSで
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このワークは、人によっては、
かなり苦しくなってくることもあるので、
やろうかどうか迷ったのですが、、、
結果的には、色んな気づきを得られたようでよかったです。
(感想くれた方、ありがとうございました!!)
というわけで、先日の記事の続きになります。
他者との間にある「壁」、「障害」について。
ヨガ講師的な視点で、「閉じる理由」を考えていきます。
...
突然ですが、
ヨガでは視線が大事です。
それは目が泳ぐと、
心もぶれるし不安定になるから。
逆に、目線が一点に定まると、
心が定まり、バランスのポーズも安定します。
だから、基本的に、
ヨガクラスでは視線を大切にし、
一点を凝視するように指導します。
...
壁やローソクをみるのは、簡単です。
でも人の目となると、また別です。
色んな思いや感情がわいてきますよね。
自分がどう思われているのか気になったり、
どこか居心地の悪さを感じるかもしれません。
緊張したり、不安や恐れを感じたりするかもしれません。
目は心の窓といいます。
目は口ほどにモノを言うといいます。
実際に、目は脳と密接につながっているので、
今、過去の事を考えているのか、未来の事を考えているのか、
それが本当なのか、嘘なのかくらいは目線で見抜けるそうです。
だから、目を見ると、
自分の考えてること、感じてることが
相手に見透かされる感覚になったりするのです。
もしも心の中で、
相手を批判していたら、
それをばれないように隠します。
もしも心の中で、
自分を厳しく批判していたら、
そんなダメな自分をばれないように隠します。
目を見れません。
ようするに、閉ざすんです。
オープンでいられなくなってくる。
...
赤ちゃんは、
人の目を見る事を恐れません。
またどう見られるかを恐れません。
思考がないから。
純粋性が高いから。
敵意がないから。
ジャッジがないから。
つまり、相手と自分は別々のものだって言う感覚がないから。
でも、自我が形成され物心がつくと。
「自分がある」という思考が生まれます。
ヘソの緒が切られ、離乳されて、
自分とお母さんは別の物だと知ります。
自分と世界を分けるようになるのです。
さらに様々な経験記憶が蓄積していき、
その価値観、モノサシで、無意識に自分と周りの人を裁くようになります。
そして、名前や役割、
思考や感情、身体との自己同化が始まります。
これをお釈迦様は、無知、無明と言いました。
この勘違いが苦しみの根本原因であると説いたのです。
無知、無明とは、
マインドレスネスな状態とも言えます。
また、エゴ(自動操縦状態)と自己同化した状態。
自分と、他人は別々の物だ。
自分は、世界は切り離されたものだ。
といった信念のことです。
だから、
このような閉じる原因、
障害の根っこを取り除くために、
ヨガやマインドフルネス瞑想では、
1 自分の中の感覚や感情、存在そのもの(BEING) を受容する
2 他人や外側の状況をジャッジしない、もしくはいしていることに気づく
ということを実践するわけです。
...
まぁ当然、私もこのような研究をしているくらいですから、
上記のような傾向がMAXに高くなり、すごく苦しみました。
だから不安や、孤独を感じてましたし、
また自分のエゴの欲求だけを、追求しようとしてみて
全然、うまくいかなかった経験もあります。
そのような時期を経験して、
気づいたことがあります。
自我の欲求だけじゃ、うまくいかない。
と言うことです。
...
そして、瞑想をしていくことで、
内側に観ている自分がいる。
という事にも気づきました。
そのような観察者の視点を、
神といったり、仏性といったりするのかもしれませんが、
ようするに「良心」です。
だから、その「良心」に反することをやると、、、
後ろめたくなったりします。
内側に隠しているものを、
見られないようにして閉ざします。
人にばれないようにします。
オープンになれくなってくる。
...
じゃあどうしたらいいのか?
人と会うとき、オープンになるにはどうしたらいいのか?
その具体的な解決策です。
全ては心の投影です。
だから、ついつい、
「自分はどうみられれいるのか?」
「相手にどう思われたいのか?」
が気になりますが、それは相手の課題です。
それはなるべく気にしない。
それよりも、
「自分が相手をどう思っているのか?」
を意識しましょう。
つまり、人と会うとき、相手に会う前には、
相手に対する良いイメージや思いを満たしておくんです。
相手を思いやる。感謝する。
するとオープンになりやすい。
内側にあるものが外側にでていくのを許すことができます。
...
また自分を批判したりして、
自己肯定感が弱くなっている場合は、
「自分が自分のことをどう思っているのか?」
も意識していきましょう。
自分自身を褒めるんです。
自分で自分に愛情を送るんです。
周りに人が褒めてくれなくても、
批判してきても、関係ありません。
あなたがあなたの一番の理解者になってあげましょう。
そうすると、、
Let It Go な 状態になります。
ありのままで~♪
って感じになります。
というわけで、人に会う前には、
慈悲の瞑想、感謝の瞑想がオススメです。
自分に対して、または他人に対して
「思いやり」を持つことで、幸せを感じますし、
他人と、外側の世界とつながりを深めるためにも有効です。
例えて言うなら、
シミやケガがあって、それらを、
「悪いものだ!」
「観られては行けない!」
と捉えていると、ばれないように振る舞うので、不自然になります。
だから、シミやケガがあったら、キレイにしておく。
また多少あっても、気にしない。責めない。
ここにシミがあるんだ~。
ここ、ケガしたんだ。
って開き直っちゃう。
するとオープンになりやすい。
隠そうとはしないので、自然に振る舞えます。
そんなイメージです。
...
最後に究極論。
抽象度を上げてみてみると、
自分と、他人は同じモノです。
同じ一つの生命です。
あなたと世界は切り離された
別々のものではありません。
あなたも私も、同じものです。
同じ性質を持っていて、その配分がたまたま違うだけです。
きっと後百年後にはいませんし、
悩みがあって、願いがあって、愛する家族がいます。
健康でいたいし、人と仲良くしたい、幸せになりたいと思っている。
その本質は変わりません。
私もあなたと全く同じ一人の人間です。
そんな風に捉えると、
相手も、自分も「一緒だ」と思えます。
「共感」することができます。
逆に、私と、全然違う、
別々のものだと思っていると、
相手に「共感」することは難しいのです。
...
このような感覚を大げさに言うと、
「見るものと見られるものの調和」、
「大宇宙と小宇宙の結合」
と表現できますが、まさにそれがヨガが目指すところだと思います。
以下、おまけです。
約2000年前に賢者パタンジャリがまとめた経典から
禁戒(しないほうがいいこと)
勧戒(やったほうがいいこと)
を最後にシェアしますね。
・・・・・・・・・・・・・・・
【ヤーマ】禁戒(しないほうがいいこと)
1 アヒムサ 非暴力
行動/言動/思考の暴力をつつしむこと。
2 サティヤ 正直であること
言葉と行動を一致させ誠実であること。
3 アステヤ 盗まないこと
物だけに限らず、人、言葉、アイディアなども。
4 ブラフマチャリヤ エネルギーの温存
ムダなエネルギーを使いすぎないこと。とくに性欲。
5 アパリグラハ 貪欲に溺れないこと
ものに執着しないこと。貪らないこと。
・・・・・・・・・・・・・・・
【ニヤーマ】勧戒(やったほうがいいこと)
1 シャウチャ 清らかであること
思考のレベルでも、身体レベルでも清潔に保つこと。
2 サントーシャ 足ることを知ること
与えられた環境・現状を受け入れること。満足すること。
3 タパス 精進すること
日常において自分で決めた「規律」を保つこと。
4 スヴァーディヤーヤ 自分自身について研究すること
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5 イーシュヴァラ・プラニダーナ 祈ること
大切な存在に祈りを捧げる事。
愛や思いやりを感じる瞑想をすること。
...
以上です。
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それでは朝練へいってきます。
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昌生でした。
■ 吉田昌生の著 ■
「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」
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