瞑想は集中力を高め、
ストレスを解消します。
さらに、瞑想を続けていくことで、
脳の構造も変わっていくという研究結果もでています。
米ハーバード大学の研究グループは
磁気共鳴画像法（ＭＲＩ）を使って、
仏教の瞑想法を長期間実践した人の脳波を測定しました。
すると、
注意や感覚情報処理の役割を担う部位
（前頭前皮質と、島皮質の脳組織）が
大きくなっていたそうです。
またその一方で、
不安を処理する部位（扁桃体）の
体積は減少していたそうです。
つまり、瞑想をすることで、
感情のバランスがとりやすくなり、
不安や恐れを感じにくい脳に変わる！
と言えるかもしれません。
よく瞑想は脳の筋トレとも言われますが、
瞑想には大きく分けて３種類あります。
その３種類とは？
１ フォーカス・アテンション瞑想（止）
２ マインドフルネス瞑想（観）
３ 慈悲の瞑想（祈）
です。
これは、それぞれ鍛えられる脳の部位、
活性して、肥大する場所が異なります。
身体を鍛える時には、
腹筋だけでなく、背筋も鍛えるように、
脳もバランスよく鍛えていきましょう★
ちなみに私は、
主に、座る瞑想では、１（止）、
ヨガクラスや動きの中で、２（観） 、
クラスの前後や、電車の中で、３（祈）
を行うことが多いです。
...
というわけで、今日、ご紹介するのも
３（祈）の慈悲の心を養う瞑想法ですが、
昨日のものよりも少しディープです。
「トンレン瞑想法」と言います。
Wikipediaの解説が分かりやすかったので、
そのまま引用いたします。
～～～引用スタート～～～
トンレン とはチベット語で
「与えること」と「受け取ること」を意味する、
チベット仏教で用いられる瞑想法である。
実践法としては、
他者の苦しみを自分が受け取り、
自分の幸福と功徳を他者に与えるとイメージする。
この方法は、利他心を訓練するための
もっとも優れた手段として、重要視されている。
この瞑想法によって、
以下のような効果が得られるとされる。
１ 自己への愛着を減らす。
２ 輪廻からの脱出を願う気持ち（出離心）を増大させる。
３ 施与（与えること）と利他によって、善い業を作り出す。
４ 楽を「与えること」によって慈 （maitrī）を、他者の苦を「受け取ること」によって
悲（karunā）という慈悲の心と菩提心を育てる。
５ 菩薩の修めるべき六波羅蜜 のすべてに当てはまる。
ダライラマ十四世も、トンレンを毎日行なっていると言われ、 自身も
「この瞑想は、現実に他者を助ける効果があるかないかはともかく、
私の心に安らぎを与えてくれる。
私はより実践的になることができ、その恩恵は計り知れない」
と述べている。
～～～引用終わり～～～
以上です。
こちらは、呼吸に合わせて行う瞑想法です。
簡単に言うと、
他者の苦しみを吸い取り、
自分の幸福を他者に与えるイメージで呼吸します。
これを繰り返し続けることで、
より心が浄化され、広がり、
安らかになっていくと言われています。
ショートバージョンと
ロングバージョンがありますので、
今日は、ショートバージョンを紹介します。
トンレン瞑想
～ショートバージョン～
目を瞑り、イメージします。
１ 目の前にもう一人の自分がいます。
それは、自分の中のネガティブな面をすべて背負った自分です。
性格の悪い自分、ダメな自分、
ネガティブな感情や煩悩だらけの自分です。
一方でこちら側の自分は、ポジティブな自分です。
清らかな自分、優れた自分、
ポジティブな感情と慈悲を持った自分です。
そこから、呼吸に意識を向け集中します。
（呼吸は、コントロールせず、自然呼吸で行います。）
吸う息では、
目の前のネガティブな自分の苦しみ
（＝どす黒くなったエネルギー）が、
自分のなかに吸収されていくイメージで吸います。
吐く息では、
自分のなかの幸せや安心、癒しなど
（＝まばゆい白い光のエネルギー）を
もう一人の自分に与えるようなイメージで吐きます。
呼吸するごとに、どんどん、
自分の奥の苦しみが解放されていき、
心が安らいでいき、 どんどん幸せになっていくイメージです。
これまでの人生で抑圧してきた
さまざまなネガティブな感情を、吸い取り、
許し、癒し、安らぎに変えて吐ききっていくことで、
心が浄化され、広がり、安らかになっていく、そんな瞑想法です。
...
これは、セルフヒーリング的な瞑想ですので、
気軽にできると思います！
ぜひやってみてくださいね★
さらに正式なものは、
より長く、よりディープになります。
では、また明日！！
ありがとうございました！
昌生でした。
■ WSのお知らせ ■
次回のマインドフルネス瞑想入門WSは湘南で！
＠Lotus8 茅ヶ崎
2015 年 4月5日（日）15：00～17：00
お申し込みは詳細はこちらまで
スタジオロータスエイト茅ヶ崎のHP
■ 吉田昌生の著 ■
「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」
※呼吸・心を整える瞑想誘導CD付き 吉田昌生 著
マインドフルネス瞑想入門
￥1,728
楽天
マインドフルネス瞑想入門
￥1,728
Amazon.co.jp
■■ 公式ホームページ ■■
神奈川県（湯河原～真鶴）で活動中のヨガ・瞑想講師
吉田昌生のオフィシャルサイト
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ストレスを解消します。
さらに、瞑想を続けていくことで、
脳の構造も変わっていくという研究結果もでています。
米ハーバード大学の研究グループは
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すると、
注意や感覚情報処理の役割を担う部位
（前頭前皮質と、島皮質の脳組織）が
大きくなっていたそうです。
またその一方で、
不安を処理する部位（扁桃体）の
体積は減少していたそうです。
つまり、瞑想をすることで、
感情のバランスがとりやすくなり、
不安や恐れを感じにくい脳に変わる！
と言えるかもしれません。
よく瞑想は脳の筋トレとも言われますが、
瞑想には大きく分けて３種類あります。
その３種類とは？
１ フォーカス・アテンション瞑想（止）
２ マインドフルネス瞑想（観）
３ 慈悲の瞑想（祈）
です。
これは、それぞれ鍛えられる脳の部位、
活性して、肥大する場所が異なります。
身体を鍛える時には、
腹筋だけでなく、背筋も鍛えるように、
脳もバランスよく鍛えていきましょう★
ちなみに私は、
主に、座る瞑想では、１（止）、
ヨガクラスや動きの中で、２（観） 、
クラスの前後や、電車の中で、３（祈）
を行うことが多いです。
...
というわけで、今日、ご紹介するのも
３（祈）の慈悲の心を養う瞑想法ですが、
昨日のものよりも少しディープです。
「トンレン瞑想法」と言います。
Wikipediaの解説が分かりやすかったので、
そのまま引用いたします。
～～～引用スタート～～～
トンレン とはチベット語で
「与えること」と「受け取ること」を意味する、
チベット仏教で用いられる瞑想法である。
実践法としては、
他者の苦しみを自分が受け取り、
自分の幸福と功徳を他者に与えるとイメージする。
この方法は、利他心を訓練するための
もっとも優れた手段として、重要視されている。
この瞑想法によって、
以下のような効果が得られるとされる。
１ 自己への愛着を減らす。
２ 輪廻からの脱出を願う気持ち（出離心）を増大させる。
３ 施与（与えること）と利他によって、善い業を作り出す。
４ 楽を「与えること」によって慈 （maitrī）を、他者の苦を「受け取ること」によって
悲（karunā）という慈悲の心と菩提心を育てる。
５ 菩薩の修めるべき六波羅蜜 のすべてに当てはまる。
ダライラマ十四世も、トンレンを毎日行なっていると言われ、 自身も
「この瞑想は、現実に他者を助ける効果があるかないかはともかく、
私の心に安らぎを与えてくれる。
私はより実践的になることができ、その恩恵は計り知れない」
と述べている。
～～～引用終わり～～～
以上です。
こちらは、呼吸に合わせて行う瞑想法です。
簡単に言うと、
他者の苦しみを吸い取り、
自分の幸福を他者に与えるイメージで呼吸します。
これを繰り返し続けることで、
より心が浄化され、広がり、
安らかになっていくと言われています。
ショートバージョンと
ロングバージョンがありますので、
今日は、ショートバージョンを紹介します。
トンレン瞑想
～ショートバージョン～
目を瞑り、イメージします。
１ 目の前にもう一人の自分がいます。
それは、自分の中のネガティブな面をすべて背負った自分です。
性格の悪い自分、ダメな自分、
ネガティブな感情や煩悩だらけの自分です。
一方でこちら側の自分は、ポジティブな自分です。
清らかな自分、優れた自分、
ポジティブな感情と慈悲を持った自分です。
そこから、呼吸に意識を向け集中します。
（呼吸は、コントロールせず、自然呼吸で行います。）
吸う息では、
目の前のネガティブな自分の苦しみ
（＝どす黒くなったエネルギー）が、
自分のなかに吸収されていくイメージで吸います。
吐く息では、
自分のなかの幸せや安心、癒しなど
（＝まばゆい白い光のエネルギー）を
もう一人の自分に与えるようなイメージで吐きます。
呼吸するごとに、どんどん、
自分の奥の苦しみが解放されていき、
心が安らいでいき、 どんどん幸せになっていくイメージです。
これまでの人生で抑圧してきた
さまざまなネガティブな感情を、吸い取り、
許し、癒し、安らぎに変えて吐ききっていくことで、
心が浄化され、広がり、安らかになっていく、そんな瞑想法です。
...
これは、セルフヒーリング的な瞑想ですので、
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では、また明日！！
ありがとうございました！
昌生でした。
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