こんにちは、昌生です。

今回も、すこし東洋の哲学をベースにしながら書きますね。

その前に、、、、

嬉しいお知らせがあります。

ついに、瞑想の本がでます★ ^^

「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」

吉田昌生 著


表紙はこちら。空と砂漠と月。


帯が素敵です。


アマゾンでも予約可能になりました。1/19に発売予定です。
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詳細は最後へ。

まずは、お知らせを挟んだところで、前回の復習。


なぜ「瞑想」で、ストレスが軽減されるのか?

身体だけでなく、心までスッキリするのか?


その秘密は、呼吸、身体、心と総合的に働きかけ、
さらに、その根底には、東洋の哲学がベースにあるからかもしれません。

ということで、前回は、「諸行無常」について書きました。


東洋の賢者達はいいました。

苦しみの原因は、無明(無知)にある。

つまり、身体や、心の働き(思考や感情)や物といった、
無常なものを自分だと思っていることが苦しみの原因である。


だから、瞑想を通して、
無常なもの(思考や感情、物)と脱同一化しよう。

それらが自分は無いと知り、(非我無我=anātman)
「本当の自分」に「目覚める」ことで、根本にある苦しみから解放されるよ。


と、説いてます。


ということは、本来の瞑想(=YOGA)とは何か?


それは、、、


苦しみの根源である間違ったセルフイメージ(自我)から
本来の正しいセルフイメージ(真我)に書き換えていく方法


と、言えるかもしれません。


ただ、ここでいう「セルフイメージ」とは、
一般的に私たちが使っている「セルフイメージ」とは異なり、
かなり抽象度が高いものです。


例えば、

心理学では、「愛されていない」という思い込み(スキーマ)を改善します。

成功法則では、アファメーション(肯定的宣言)、
成功者の振る舞いをモデリングすることよってセルフイメージを書き換えます。


これらも、過去の記憶(カルマ)からくるものです。
でも、すこし次元が違います。


私たちは、物心ついてから、
言葉で、思考で、世界と自分を分けるようになってから、

自分の名前、記憶、身体、役割、、、

を、ずっと自分だって思って生きています。


その自分(自我)を自分ではない。
私の本質は、宇宙であり、エネルギーの漂いにすぎない。

などと、書き換えるなどと言うのは、至難の技。



W h o   A m   I   ?



と問いかけて、、、


心の働き、身体、五感(聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚)は私ではない。


私は、「大いなる意識」である。


永遠に滅びることのない存在そのものだ。


愛、喜び、幸せが私の本質である。




と、遠い目をして、
そんな風に、思ってみることはできますが、

この確信度(=その信念をどれくらい信じているかのレベル)は、
非常に、高く、すぐには急に変わりません。

動き出した車が、急には止まらないように、
動き出したカルマも、急には止まらない

潜在意識にべったりと染み付いているのです。



たしかにヨガや、瞑想を実践すると、
呼吸や身体、気の流れが調整され、

「無我の境地」
が訪れることで、
純粋な「意識」(=本当の自分)だけが残ります。




このように静まった、広がった「意識」(=空)は、
比較的、誰でも、実感することができると思います。



それによって、一時的にべったりと同化していた自我から、
「意識」(=本当の自分)を切り離すことができます。


でも、日常生活でまたその感覚は薄れてきますし、
セルフイメージを完全に書き換えるまでには至りません。



ちなみに、100%セルフイメージが書き変わった状態を、「解脱」と言います。
それは、完全にこの世の人ではなくなった状態です。


私は、そこを目指すのは出なく、
自我と無我のバランスをとることが大切なんじゃないかと思ってます。


言い換えると、もうひとつのモードを鍛えていくこと。



何かをする、考える、達成する(DOING)モード、と、

あるがままを見守る、何もしない、観察者の視点(BEING)モード。



後者のモードを一日の中に増やし、
意識的に切り替えることができるようになることで、

過去の記憶からの反応パターン、自動操縦状態から解放され、

より自分の中の思考や感情も調和がとれたものになり、
仕事も人間関係が豊かになっていくんじゃないかと思ってます。



なぜヨガをするのか?

それは、無常なるものから「スペース」をつくるため。

もう一つのモードを鍛えて、陰と陽のバランスをとるため。


定期的にヨガや瞑想の時間をとれればベストですが、
一日3分でも効果はあります。


例えば、1、2時間、ずっと、


「自分 = 思考」



のモードで、過ごしていることに気づいたら、



「自分 ≠ 思考」


「自分 = 意識」


にセルフイメージを切り換えて、
モードを変えて何もしない時間を1分とってみる。

それだけでも、気持ちをリセットすることができます。


何かをする(DOING)モードから、
ただ存在すること、何もしない(BEING)モードに切り換える。


そのような時間を一日に取入れることで、
内側と外側で起こっている気づくことができ、
よりバランスがとれるんじゃないかと思考してます。


「道具」は使ったらしまうことで、
より効果的に使うことができ、、、


おやっ、、、

だいぶ「思考」をつかったようですので、
ここからモードを切り換えて「思考」と距離をとりたいと思います。


ということで、少しだけ
お茶を飲む事に専念しようと思いまする。


今日も、ここに来てくれて、ありがとうございました。



ーーー

最後に本の詳細ですので、興味があるかただけどうぞ。

このような哲学、心理学をベースに構成しました。

「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」
吉田昌生 著

→ 予約はこちらから



世界中の成功者がやっている“気づき”のトレーニングで「動じない心」が身につく。
ストレス、不安、迷いをなくし、「自分を変える」が実現できる本。

マインドフルネス瞑想は、
「脳と心をスッキリ片づける整理術」

「最近考えすぎる。気持ちをリセットする方法を知りたい」

「瞑想をやってみたけど、続かなかった」

「もっと気軽に瞑想を生活の中にとりいれたい」

「仕事や人間関係のストレスを和らげたい」

「イライラする時、気分が落ち込む時、緊張する時に、気持ちを切り替える方法を知りたい」

……こんな人にお勧めです。


※呼吸・心を整える瞑想誘導CD付き

◆著者紹介

吉田昌生(よしだ・まさお)

ヨガ瞑想指導者、心理カウンセラー。YOGA BEING 真鶴主宰、綿本ヨガスタジオ講師。日々、ヨガや瞑想を通して人々に「自分らしく楽に」生きる方法を伝えている。

◆目次
1章 瞑想をはじめよう
マインドフルな状態になるために/瞑想をやってみよう/瞑想のきほん① 姿勢/瞑想のきほん② 呼吸/瞑想のギモン Q&A

2章 マインドフルネス瞑想実践のコツ
瞑想を深める5つのポイント/静と動の練習/気づく力を高める/浮かんでくる雑念の対処法/体の感覚と外部の音について/自己否定の思考に気づいたら?

3章 マインドフルネス瞑想のしくみ
現代人には瞑想が必要/マインドフルネス瞑想は、仏教+心理学/起業家、企業が続々と瞑想を実践するワケ/脳科学から見たマインドフルネス/さまざまな瞑想・呼吸法/ベースにある東洋思想/瞑想状態は向こうからやってくる


4章 もっとマインドフルに生きるために
日常生活をマインドフルにすごす/感情に気づく/心の声を聞く方法/自分の感情をみる練習


WAVE出版



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