こんにちは昌生です。



台風が過ぎ去り、随分涼しくなって参りましたね。


今日は、WSのお知らせと、その流れで、感情とヨガの意外な関係について。
とくに「感情の抑圧」について書きますね。


いやぁ、締めきりに追われており、告知がギリギリになってしまいました。
そのため。今週末の陰ヨガは少人数制の可能性がかなり高いですw


場所は入船旅館です。

ヨガを深めたい方、ヨガ未経験の方、WSがはじめての方、
余ったチケットをお持ちの方もぜひいらしてください。

目の前に海を眺めながら、贅沢な時間をご用意させて頂きます。
テーマを絞って、前置きは少なめで、二時間集中してクラスを行います。



『股関節がカタい人のための陰ヨガ』
日時 10月19日(日) 午後1時~3時 
会場 入船旅館4F


『ヴィンヤサ&陰 ~オープンハート~』
日時 10月30日(木) 午前10時~12時
会場 入船旅館4F

※料金やご予約先は下にあります。


『股関節がカタい人のための陰ヨガ』は、
前回のクラスを踏まえてバージョンUPしたものとなります。
とくに股関節の稼働域を高めたいかた、瞑想を深めたい方にオススメです。
午前中のアシュタンガヨガと組み合わせられるような内容です。


前回の詳細はこちらです。




『ヴィンヤサ&陰 ~オープンハート~』
についてすこし解説させて頂きます。


今回は胸(ハート)を開くことをテーマにします。

なぜ胸(ハート)を開くことが大切なのか?と言いますと、
ここは心と密接につながっており、とくに現代人は呼吸が浅くなりがちだからです。
(通常の呼吸では肺の約3割しか使っていないとも言われています。)



呼吸と心は密接につながっていますので、
呼吸が制限されると、気持ちも制限されたものになりやすくなります。

私は、呼吸が浅くなる原因は大きく分けて二種類あると考えます。



呼吸が浅くなる原因① 身体面  「悪い姿勢」

姿勢を維持するためのインナーマッスルが弱り、姿勢が悪くなり、
その状態で、呼吸筋が緊張したり、癒着してしまうケース
お腹や胸が使えず、「肩呼吸」になるとさらに呼吸は浅くなります。




呼吸が浅くなる原因② 心理面  「感情の抑圧」

またストレスや感情が抑圧されることでも、呼吸筋が緊張します。
感情の抑圧が習慣化されると、ハートが閉じた状態になり呼吸が浅くなってきます。




この2つはヨガで改善できます。

まず①「悪い姿勢」に関してですが、
現代社会では、車社会や機械化の影響から、
どうしても姿勢を維持する筋力が衰えがちになっています、、、。


だから、ヨガで背骨をまっすぐにしたり、
裸足で踏ん張ったりして身体を再教育していくことは、
呼吸や心の状態を理想的な状態に導くためにも、
とても大切なことだと私は思ってます。




そして②の「感情の抑圧」について。

私たちは何かに行き詰まってストレスを感じているとき、呼吸も必ず息詰まってます。
感情や欲求を抑圧する際、呼吸筋群が緊張して、息も抑圧されたものになります。

それは、体内から湧き上ってくる感情の表出を抑えようとする際に、
無意識のうちに、背骨に近い部分(とくにハート)を緊張させて、
気(プラーナ)の流れを抑えようとするからです。


つまり、


ストレス、感情の抑圧 → 呼吸の抑圧 → 呼吸に関する筋肉がかたくなる。



この感情の抑圧が習慣化されると、呼吸が慢性的に浅くなり、
自律神経の働きや、免疫機能を低下させるなど、心と身体の機能を低下させる原因になります。


ヨガの伝統的な教えでも、
抑圧された感情が身体の組織に蓄積されて、
生命力を弱らせて、病気を引き起こすこともあると言われています。


また心理学では、感受性が鈍ることで、
ワクワクや喜び、感動や生きている実感が薄れたり、
他人の感情に共感する力が薄れてくると言われていたりします。


そのような理由から、私のヨガクラスではハートを開く事をとても大切にしており、
とくに今回のwsでは、チャクラで言うとアナーハタチャクラを開く事を目的としています。


アナーハタとは「衝突の無い」という意味があります。


関連記事のリンクはこちら
第4チャクラの感じ方 「アナーハタ・チャクラ」



以下が、具体的な内容です。


前半はビンヤサ。
呼吸にあわせて動いていくことで、
呼吸筋を開放し、ハートを開いていきます。

そして、後半の陰ヨガでは、通常働き続けている
「操作する、思い通りにコントロールしようとする」

ような「DO」のモードをお休みさせていきます。


意識的に、なにも、努力せずに、ただ存在する
「BE」のモード(マインドフルな状態)でくつろいでいきます。


結果に対する期待も明け渡し、
ただ流れに身を任せていくことで身体の深部を緩めていきます。


そして、最後に慈悲の瞑想。

これは、「自分、友人、生きとし生けるものの幸せ」を祈る瞑想です。
慈悲の瞑想は、仏教の瞑想法で、さらも瞑想に必要な穏やかな心の状態をつくります。

深いリラクゼーションを通して、自分自身にもオープンになり、
それから大切な人へと、祈りを広げていく。

そんなマインドフル&ハートフルなクラスです。



~~ 補足 ~~

最後に「感情の味わい方」について。

感情を味わう(受容する)と言うと、
反応的になったり、発散したり、 巻き込まれたりするのを
イメージする方もいらっしゃるかもしれませんが全然違います。


感情を受容するのは、瞑想やヨガの時に身体感覚を味わうのと似ています。
身体の感覚が移り変わっていくのを観察し、その感覚とともにいるようにする感じです。


「感情」は、「呼吸の変化」や「身体の感覚」として現れます。


例えば、

呼吸が浅い、首肩が収縮している。

胸がむかむかして、 気が重い感じ。

お腹が痛い、頭がキリキリする感じ。

などなど。


このときの身体の感覚を味わっていくということになります。

そして大切なことは、、、

感情は頭(マインド)で評価や判断を下し、分析するのではなく、身体(ハート)で感じます。



ヨガや瞑想は、呼吸や身体の感覚を観察していく練習をすることなので、
実践を続けていくことで、自分の素直な気持ちや感情に気がつきやすくなるとともに、
その感情や感覚、自分の一部分に対して、受容的で共感的な眼差しを養っていくことができます。


マットの上でのニュートラルな観察者の視点(アウェアネス、自覚意識)が育っていくと、
日常生活でも自分の感情に気づき、「無意識」の感情の抑圧が減って、さらにハートが開いていく!

その結果、呼吸も開放されて、心も身体も快適で安定し、喜びのある人生になる!


と、そんな理想と方向性を持ちながら、
日々のヨガのクラスをやらせて頂いてます★


以上ここまで言語と使って、長々と書いてきましたが、、、

私も実践中の身で、まだまだできていないことも沢山あります。

これからも皆様と一緒にヨガを深めていきたいと思っています(^^)


そして、もしまだヨガを未経験の方は、
ぜひともヨガの後の心の静寂、呼吸がものすごくゆったりとしていたり、
心が落ち着いて、安定して、安心して、調和した感覚を体験して頂きたいと思います。
(体感、感覚なので、言葉じゃここまでが限界です。)



また思ったよりも長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
wsやこのテーマに関して、ご質問がございましたら、お気軽にご連絡くださいね。



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