こんにちは昌生です。


先日、瞑想のWSを開催し、心理学を学んでいく中で、
これまでの点と点とがひとつながりになってきた感じがして興奮しています!!


ということで、、、
今日は、心理学的なテーマでお届けします。
(チャクラの続きはまた、次回♪)

要点を3つのステップでまとめると、、、



1 ネガティブな感情を受容していく





2 心的容器が育ち、自我が確立される。





3 影(シャドー)が統合されて、自己実現に向かう。



です。


この数ヶ月間の私が意識してきたことは、

『日常生活で、マインドフルに内側で起こっている事に気づき、
在る事(being)モードで受容する』でした。




一言で言うと、
このブログでも、ヨガのクラスでも、
ずっとお伝えしているテーマ「自己受容」です。




これを今まで実践してきて分かったこと。




それは、、、




私たちは、弱い自分を受け入れることが苦手でであり、
あの手この手で、自分のネガティブな感情を避けているということ。



本当に、無意識に回避しています。



ここから、少し深いテーマに
突入しますけど、ついてきて下さいねw




ネガティブな感情を回避する方法は、
大きく分けて四種類あるそうです。



ーーーーーーーーー


1 第2感情(怒り)


2 アクティングアウト


3 躁的防衛


4 過剰補償


ーーーーーーーーー

の四つ。

それぞれ解説しますと、、、



1 第2感情とは、怒ること。
  惨めさ、悲しさ等のネガティブな感情に直面するのを避けるため、
  第2感情である怒りに転換して回避すること。
  怒っている間は、自分の弱さや、一次感情から避けることができます。



2 アクティングアウトとは、
  高揚感を味わうことを過度にやったりすることで、
  ネガティブな感情に直面するのを避けること。
  (仕事、飲酒、過食、ギャンブル、性行為等)



3 躁的防衛とは、
  いつもポジティブでいようとしたり、
  自分をポジティブに保つ人やものに対して依存し、
  ネガティブな感情、無力さ・後悔に打ちひしがれることから、自分を守ること。



4 過剰補償とは、
  自分の信念とは正反対のことあたかも真実であるかのように振る舞うこと。
  例えば、勉強ができないという劣等感を、スポーツをがんばって、
  ほかの人より優れることで補おうとする等
  劣等感や、不安や恐怖から逃れるためになりふり構わず頑張ること。
  



ーーーーーーーーー


こんな感じで、心には、自分が良くないと判断した
ネガティブな感情から、無意識のうちに守るメカニズムがあります。


もちろん抱えきれない感情から自分を守る事は大切なこと。

抱えきれない感情から、心が分裂したり、
崩壊したりすることを防いでくれているのです。


でもいつも回避してばかりだと、進歩がありません。
それらの感情は統合されないままで潜在意識に残っていくからです。


そして、これら4つの回避モードでは、
その一次感情の根っこにあるスキーマ(信念)の持続につながり、
また同じパターンを繰り返す可能性が高くなるそうです。



だから自分で味わえる程度の感情であれば自分で味わい、受容したほうがいいのです。
(ただし認知の歪みがあり、感情が過剰に拡大されている場合は、
 まず歪みや勘違いに気づいて、緩めてから、等身大の感情にして受容する。)



ーーー


じゃあどうすればいいのか??



心の成熟&成長のためには、
2つのモードを使い分けることが重要だそうです。



その2つのモードとは、、、


かっこいい大人の自分(ヘルシーアダルトモード)

と、

弱い子供のような自分(脆弱なチャイルドモード)


です。


つまり意識的に、かっこいい大人の成熟した自分を鍛えながらも、
ダメな自分を認め、弱い自分に気づいて、そこと向き合ってあげる習慣をもつこと。


言い換えると、
理想の自分を目指し、
心身を鍛え、チャレンジし続けるモードと、

それと同時に、
落ち込むとき、へこんだときの
ダメな時の自分も同じように、受容していくモード


この2つのモードを切り替えていくことが大切です。



おそらく、ネガティブな感情も一生なくなることはありませんよね?


残念ながら、、、
弱い自分、不快感、葛藤や悩み、
不安や恐れは無くならないのです。


それは幸せや喜びと表裏一体。コインの裏表です。


ヨガを始めたばかりの時は、それが痛みとして認識されやすいのと同じで、
今まで逃げてきた感情を味わおうとすると、最初は不快感を伴います。


でも、そのダメな自分、弱い自分にもオッケーを出せるようになると、
人間的に深みや厚みが増し、他者に対しても思いやり深くなってきます。


心理学的に言うと、、、
ネガティブな感情を受容することで、自我が確立され、
影の部分も統合されることで、「自己実現」に向かいます。


ーーー



心理学者のビクトル・フランクル博士は、
現代人には「求心的レジャー」が必要であると言っています。



「求心的レジャー」とは、、、
瞑想のような、自分の心の内側と向き合う時間のこと。


または、引きこもったり、一人物思いにふけったり、
孤独や虚しさ、不安や葛藤を感じる時間のことです。



外側の何かでの回避する(遠心的レジャー)ではなく、
自分の内側としっかり向き合うことで、癒されたり、
健全に落ち込むことで、突き抜けることができると、
フランクル博士はおっしゃっています。



だから、引きこもったり、
孤独や、むなしさ、不安、葛藤を感じたり、
落ち込むことは全然、悪い事ではないんです。


むしろ、人間性の向上や、
魂の成長に欠かせないギフトだと言えます。


でも、現代の私たちは、
自分のネガティブな感情に気づいて、それを味わったり、
自分の心を観察していくような方法を学校では教わっていません。


このような知識、実践方法はまだまだ知られていない。


だから、無意識に回避モードになってしまい、
表面的に問題を解決しようとして、根本の問題はそのままで、
同じパターンを繰り返してしまいがちになっている。



私はこれから、瞑想や心理学のエッセンスを融合させて、
現代人が実践しやすいカタチに落とし込んでいきたいです。


自分自身が実践し、深めていくなかで、
ご縁のある人たちと、共有し、共に進化していきたいと思ってます。


ーーー


こんな感じでブログでまとめると、、、


ユングの言う「自己実現」も、
ヨガの目指す「悟りの境地」も
すごく似ていることに気がつきます。


自己実現者も、悟った人も、
かっこいい自分も、かっこわるい自分も、
裏も表も自覚し、それを認めている人のこと。



陰も陽も、

光も影も、

浄も不浄も、

快も不快も、

裏も表も自覚して、

どちらも大切な自分の一部分だと認め、
その2つのモードとちゃんと共存できる人が、
本当の意味で強い人なのかもしれませんね。



以上、最近学んだことと、今日の昌生の頭の中でした。

いつもここに来てくれてありがとう。


昌生でした。



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