今日は「感謝」について

本屋さんに行けば、
ホオポノポノや、 斎藤一人さん等、
「ありがとう」と毎日唱えることで
人生が変わると言われた本も多く見かけます。


ヨガにも、
「祈念」(=イシュワラプラニダーナ)
感謝の念、愛やつながりを感じることが大切だよって言われてます。


インド以外でも、実に多くの国で、
祈りや念じる習慣があるようです。


HPにUPした旅の写真はこちら



こんなふうに、
世界中の宗教や書籍の例を上げるまでもなく、
誰でも、「感謝」の大切さは知っている。



繊細に、今あるものに目を向けてみると、、、



親だったり、

家族だったり、

導いてくれた先生だったり、

色んな人に支えられてきたお陰で生きている。



たとえば、
目の前の食事ひとつとってみても
どれほどの人の手を経てできたものかわかりません。


その食材を育てた人、

運んだ人、

販売した人、

調理した人、

容器をつくった人、

その機械を作った人、、、、、

何十人、何百人もの人とのつながりの中で創られています。



また「人」だけでなく食べ物や、
様々な生命によって生かされています。


植物が排出した酸素を細胞に取込み、
六十兆の細胞が助け合って働きあって、
それぞれの役割を果たしています。


体の中にも細胞以上の
バクテリアが調和し、共存しています。



地 水 火 風 空 

様々なエネルギーのよって私たちは生かされている。


一つ一つ、じっくり観察していけば、、、
それが、とても奇跡的なことだって気づく。


色んな人や存在、自然の力によって
生かされていることに気づく。


キレイゴトでも何でもなく、これは真実です。




でも私たちは、
これを頭で分かっていても、
なかなかそう思えない傾向にあるようです。





それはなぜか??




いつも「当たり前にあるもの」を意識するためには
心を静めて、より繊細に意識を集中力させる必要があるからです。


分かりにくいし、気がつきにくい。


だから、より刺激が強いほう、
より外側の分かりやすいほいへと流れていく。


少し抽象的なので、
具体例をあげて解説しますね。





例えば、「呼吸」
「呼吸」っていつもしていますよね。

いつも当たり前にしているから、
そこに意識を集中するのは退屈です。

「呼吸」することで、幸せを感じるには、
ある程度の「意志の力」と「集中力」が必要になります。




また身体の筋肉で 例えてみると、、、



腸骨筋


ここを締めると、
より姿勢を安定させることができます。

でも、これがなかなか意識しにくい。


なぜ意識できないのかと言うと、
立つ時に、いつも使っているので、
なかなか、それを意識することができないのです。



既に在るもの、当たり前になっているモノを感じるには、、、
より繊細に感じようとする「意志の力」と「集中力」が必要になります。



その一方で、
現代社会は刺激で溢れています。

社会や支配者層がコントロールしやすいよう、
マスコミは消費を促すように、価値観を刷り込んでくる。


だから、
無いものを求める傾向になる。

そっちのほうが簡単で、
刺激が強く、快楽を伴っていて分かりやすい。



ぶっちゃげると、、、

私も、色んなもの買いました。



高校生の時は劣等感がとても強かったので、
ロレックスや、オメガやクロムハーツ等、
一流ブランドを身につけてました。


それを手に入れたら幸せになれるって思っていた。


でも満たされなかった。


すぐに飽きた。


虚しくなった。




人はすぐ慣れる。

憧れの好きな人でも、
欲しかったモノでも慣れるにつれて、
ずっとそれがあるのが、当たり前になってくる。




もう一つ例であげると、ドラッグ。


ニュースで、有名人やアーティストが
ドラッグで捕まる事件をよく見ますよね。


おそらく、強い光が当たったぶん、
影の部分も相当きつくなるんだと思います。

だから、その心を守るためにドラッグに頼ってしまう。

そして、、、どんどん同じ量では効かなくなってくる。
どんどん使用量は増え続けていく、、、、




何が言いたいのかと言うと、、、
それがどれだけ強い刺激、快楽であったとしても、
その刺激には人は慣れていくということ。



外側からの刺激による
幸福感は永続しないということ。


さらに、その対象に対して依存性が増していく。
度が過ぎれば、自分や周りを傷つける結果につながります。


ーーー


求めると同様に、今在るもの、
手に入ったものを喜び、感謝することがなければ、
地獄に住む、「餓鬼」のような満たされない人生になっていく。


餓鬼というのは地獄に住み、
常に飢えと乾きに苦しみます。


餓鬼が、食物を手にいれると
その瞬間、火に変わってしまうので、
決して満たされることはありません。


次から次へと、
不足、不満、欠けているところをみて、
より強い刺激を求め続け、決して満足することはない。


今手に入れているものを味わうことがなければ、
それは、ずっと地獄に住んでいるようなもの。


だから、 先人達は、
祈りや、感謝の習慣を大切にしてきたのだと思います。



私はヨガや瞑想で、
「意識の力」や「集中力」を養っていくことで、
日常生活に織り込まれた「幸せ」に気づく力を
養っていく事ができると思っています。



ということで、
あらためて感謝のワークを紹介します。

ーーー

1 夜練る前に、感謝できる人や出来事を上げていきます。

2 朝、鏡を見て、
  感謝できることを三つ、自分に伝える

3 ありがとうを口癖にする

ーーー

「感謝筋」を鍛える事で、
より感謝すべき事柄を引寄せます。

脳のセンサーが、感謝や豊かさをキャッチしやすくなります★

ぜひ実践してみてくださいね★


昌生でした。




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