幸せな心と身体の育て方 第6回 『感じる』


こんにちは吉田 昌生です (^0^)


いよいよ今回から、
より瞑想の本質的な内容に
踏み込んでいきます。

なので、すこしドキドキしています・・・



まず結論から言いますと、
「瞑想」とは、自分の内側で
おこっていること一つ一つを、
「観察」していく練習です。



自分の呼吸や思考、感情を、
「良い」「悪い」と分ける事無く
ありのまま「感じている」状態のことを指します。







でも、、、、






それってハタからみたら
「何もしていない」ようにしか見えません。






はい、、、









そうなんです。









めっちゃめっちゃ地味!!(苦笑)







地味すぎるし、
その繊細な「感覚」を、
言語化し、文章で説明して果たして伝わるのかな・・・







スピリチュアルな感じもするし、
誤解されたら嫌だしな~







正直、このメール講座で扱うかべきなのか。









あぁ、でもこれ、
すっごく大切なテーマだしなぁ。






そんな自分の小さな不安を認めながらも、
伝えたい気持ちが勝っているので書きますね。





(前置き長過ぎっ!!)




瞑想とは、

「内面で起こっていることに
気づいていて、ありのまま感じている状態」

だと言えます。




これを、
心理学や仏教の言葉では、


「観察意識」

「アウェアネス」

「マインドフルネス」

「セルフモニタリング能力」

「気づき」(サティ)と言われます。




簡単に言うと、

「自分の内面で起こっていることを自覚する力」

のことです。



この力は、
後天的に鍛えることができます。



この力が高まると、

うつが改善されたり、幸せを感じたり、悟ったり、、、

精神的に、とても良い効果があるとされており、
現代的な心理療法や、古典的な修行法の王道となっています。




脳科学でみてみると、
「背内側前頭野」が活性化すると言われています。


この領域は、

「自分や他人の思考や感情に気づき、理解する能力」

を司っているそうです。



ということは、
つまり、瞑想を実践していくことで、
以下の2つの恩恵が期待できます。



1 自分の内側で感じていることに気づくことで、
  感情や思考をコントロールしやすくなる。



2 他人の感情に共感する力が高まり、
  豊かな人間関係を築くことができるようになる。



言い換えると、感じる力、気づく力を意識的に高めることで、
「自分の内側と、外側の世界が調和しているように感じる」ってことです。


・・・・・・・・・・・・・・・



瞑想がメンタル面や人間関係の面で役立つ事が
なんとなく分かって頂けた事と思います。



じゃあ、それって
具体的にどんな状態なのか?



噛み砕いて言うと、



"Don't think.FEEL!" byブルースリー




あれこれ考えていないで、
ありのまま感じている状態です。





自分の「思考」や「感情」や「感覚」に気づいていて、
それを「良い」「悪い」と分けることなく、ありのまま感じている


そんなニュートラルな「観察者の視点」です。




今日は、この感覚を体感するための
簡単なイメージワークを紹介しますね。



ーーーーーーーーーーーー
イメージしてみて下さい。
ーーーーーーーーーーーー



突然、



首から上が、


消えてなくなります。





頭全体が、空間全体に広がっていくイメージ。





眉間もひろーく。









ノーマインド。










頭の中は空っぽ。














スペース。











音や風、全ての感覚が
頭の中を通過していきます。







無色透明な意識。



意味を認識するフィルターがなくなったような感じ。











言葉の意味も
音として、全て通過していきます。












「いい」も「悪い」と判断しておらず、

ニュートラルにありのままを感じている状態。







ーーーーーーーーーーーーー


なんとな~く
実感できましたか?




すこし極端に、
表現してみました。



以前お伝えしたバンダのテクニックも、
この「観察意識」を高める姿勢と言えます。



「上虚下実」をつくる気のコントロール術です。



頭に上がりがちな気を下げ、
感じるセンサーを強くしていくことで、
マインド(知性、理性)の働きが静まり、
ハート(感性)を優位にしていくことができます。


現代人は、
マインド(知性、理性)に
偏っていると言われています。


マインドに偏りすぎると、
どうなるのかと言うと、


「頭でっかちになり、
損か得か、善か悪か考えたり、
合理的になあったりするあまり、
幸せを感じにくくなる。」


自分の経験から、
そう感じています。



だから、「感じる」時間を意識的に増やす事で、
より精神的にもバランスがとれると私は思ってます。



そんな思いから、自分のクラスでは、
色んなハタヨガのポーズをとりますが、
この「感じる」こと(=瞑想的な雰囲気)を大切にしています。



なぜなら、

自然に感動するのも、

人の気持ちに共感するのも、

日常生活に幸せを感じるのも、

この「感性」の働きだからです。





さらにつっこんだ話をすると、ヨガの哲学の中では、


「本当の自分とは、この観察する「意識」である。」


と言われています・・・




深い話になってきたので、
次回につなげたいと思います。


次は『ヨガの哲学』をご紹介いたしますね♪




今回は「感じる」について説明させて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました☆




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