どうもマサオです。



瞑想について、ヨガについてまとめてます。
我ながら、奥深いテーマに足を突っ込んでしまったなぁと思います、、、


こんなマニアックなテーマにも関わらず、
このブログに訪れてくれるあなたが好きです(^^)



今日は、最初に一般的に言われている「ヨガ」と「悟り」について書きながら、

現代人にとっての「悟り」とは?「理想的な精神状態」とは?

一体どんな状態なのか?私なりに、定義したいと思います。






では、本題に入ります。




ヨガの語源って何でしょう?



























ヨガの語源は、
サンスクリットの「ユジュ」という言葉で、
「つながる」という意味があります。






バラバラのものが「ひとつながりになる」こと、





何と何がつながるのかと言うと?




大宇宙と小宇宙

自分と他人

心と身体

主体と客体

がつながることを指してます。




もともとは、東洋の出家者ための行法。

苦しみから解放されるための、
「悟る」ための精神鍛錬法です。





では、悟りとは何か?




















全てはひとつ

無我の境地

梵我一如(=自分と宇宙は同じものでできている)

ということを体感レベルで悟ること。


って言われています。





こんなイメージです。



瞑想やヨガで、本当の自分(真我)を知ること。


すべてはつながっているということを体感すること。


ヨガの哲学ではそのように言われています。



これまでの数回の記事、瞑想や観察意識は、
この「無我の境地」の部分にフォーカスしたものです。


だから、どっちかっていうとスピリチュアルな内容です。

人によっては、ふわふわした感じ、
地に足のつかないふわふわした印象もあったかもしれません。





「自我」と「観察意識」



私は、あくまでバランスが大切だと私は考えてます。


社会で暮らす私たちが、
日常生活を、常に瞑想状態で生きるのは無理があります。


たとえば、禅の僧侶であれば、
お寺や規則と言う「枠組み」があるので、
常に「いまここ」にいることができるかもしれませんが。


でもフツーに生活していたら無理です。


かなりの情報や刺激に囲まれていますし、
ストイックな修行すると、周りの人ともつながれなくなります。



では、現代に暮らす私たちにとって、
理想的な精神状態とはどんな状態なんでしょう?




それは常に、瞑想状態で、
達観した意識状態で生きるというわけではありません。


映画を見ているときは、
物語の中の感情に巻き込まれている自分を楽しめたほうがいいし、

人生でも、「自分」らしい生き方や、
自分の「個性」を大切にしたほうがいいと思ってます。




現実の自分の役割に地に足をつけて、
社会と、人とつながりながらも、、、

「観察者の視点」も理解しているので、
「意識」のスイッチが可能であることだと捉えています。


つまり、理想的な精神状態とは、

「2つのパラダイム(モノの見方)を行ったり来たりできること」

だと捉えています。





ケン・ウィルバーは、
人間の心の成長過程を次の3段階で説明しています。


プレ・パーソナル( 無我)

  ↓

パーソナル( 自我)

  ↓

トランス・パーソナル( 無我)



人間は、最終的には、
トランス・パーソナル( 無我)な領域に人は向かっていくわけですが、、、

トランス・パーソナル( 無我)な意識状態にいくには、
まず「自我」の確立が前提にあるということが言われてます。




人生の前半は、「自我」を確立する時期です。




でも、ぶっちゃげると、、、
二十代の私は、スピリチャアルにはまり、
今思うと、結構偏ってました。


無我にいこうとしてました。



十日間ずっと瞑想を実践したり、

断食道場に泊まったり、世界の宗教の聖地に行ったり、マントラを伝授されたり、、、


ものすごくトランスパーソナルな意識に憧れがあったのだと思います。



これは、南米のシャーマンの儀式に参加したときのこと。


自分が消えて、すべてはつながっている
ということを体感しました。



それは小さな死。


まさに、時間も空間もない。
自分の意識がひろがった変性意識の状態でした。



でもその経験から、分かったことがあります。

それは、
「無我」を体感することと、
「自我」を確立することとは別のプロセスだと言うこと。





そして、別にこれは特別なことではなくて、
私たちの「意識」は、膨らんだり、縮んだりしているということ。




上の3つのステップも、、、きっと


パーソナル( 自我)

  ↓

トランス・パーソナル( 無我)

  ↓

パーソナル( 自我)

  ↓

トランス・パーソナル( 無我)


といったように、
人間は、一方向に進化するのではなく、
螺旋状に、行ったり、来たりしているということです。





慈悲深くなる時もあれば、
傲慢になったりするのが人間です。



広がったように感じるときもあれば、縮む時だってあります。


光が強くなると、影も強くなる。


この宇宙にはバイブレーションやリズムがあって、
自然には、四季があるように、人生にも周期がある。



そんな自分自身の経験から、
「悟り」について、私なりにまとめてみます。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「悟り」とは、
ずっと幸福感に包まれて、
ずっと明瞭な意識状態で、
全てを達観したような人格が、
ず~っと持続するのでは無くて、、、


ひろがったり縮んだりしている自分

つながったり切り離されたりする自分

そんな、自分の状態に気づいて調整することができること。



ただ、自分の状態に気づいて、
調整する力と方向性は持ってはいるんだけど、、、


その方向性に執着しておらず、


時に、最低最悪と思える自分がいたとしても


「いいよ」


っていってあげられる
そんな大きな心の器があること。



言い換えると、
大いなる真剣さをもって精進するんだけど、

最高の自分にも、

最低の自分にも、

どっちの自分にもオッケーをだせていること。

(だから、「真剣」であっても、「深刻」にはならない。)


そんあ人生の四季の変化も楽しめるような
心の姿勢なんかもなぁと、感じています。

これが私の「悟り」の定義☆

現時点での考えですが、
そんな人間で私は在りたいと思ってます。





あなたはどう感じますか?




今回は、以上です。


次回は、「自我の大切さ」について書きます☆


ありがとうございました。
LOVE!!



マサオ





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