どうもマサオです。

昨日からの続きです。

今日のテーマは、
ヨガの本質とも言える重要な内容です。

こういう話がはじめての人によっては、
少し、ぶっ飛んだ話に聞こえるかもしれません。

反対に、スピリチュアルや、ヨガ哲学が好きな方には、
割と馴染みがある話かもしれません。


私は、パワーヨガ、陰ヨガ等のハタヨガを指導していますが、
セッションやクラスのベースにあるのは、このラージャヨガ(瞑想)の哲学が根底にあります。

そしてクラスでは、
今回お伝えするこの「体感」を深めることにあると考えています。


ですので、このヨガの「体感」を、
ブログで解説していくには、限界があります。


でも、


「この感覚を伝えたい!」


「あなたと分かち合いたい!」



という思いが勝っているので、、、



「誤解されてもいい!」


「タイミングがあった人にだけ伝わればいいんだぜ!!」



そんな覚悟をもって、
吹っ切って書いていきたいと思います。


では、本題に入ります。



ヨガの根本経典である、
ヨガスートラの冒頭部分には、こう書かれています。


1 今からヨーガを解説する

2 ヨーガとは、心の働きを死滅することである

3 そのとき見るものは、本来の状態にとどまる

4 それ以外の時、心の働きと同じ状態をとる


心の働きを止めると、本当の自分だけがのこる



ヨーガとは、 心の作用を止滅させること。。。


これを、軸にしながら、
前回お伝えした「観察意識」を、
私なりの解釈でお伝えします☆



瞑想が深まってくると、
心の働きが湖のように静まってきます。

思考や、身体の感覚がなくなって、
ただ観察している「意識」が在る状態になります。


ずっとなり続けているテレビを消したような、


 シ ~ ン と し た 頭 の 中


何も考えていないんだけど、ただ意識が「在る」状態。



この「意識」は、ずっ~と存在しています。



瞑想すると、思考や、五感等の、
身体の感覚が小さくなってくるので、

「 観察している意識」の存在を、
より際立って感じるようになります。




 全 て を あ り の ま ま 
 観  察 し て い る 「 意 識 」 は 在 る 。



この「観察意識」の特徴は、



①「無分別」です。(ジャッジがない。)


②「無境界」です。(ひとつながりの意識、一体感)


③「いまここ」に在る。(時間も空間もない)


です。


経典には、この「意識」こそが、
本当の自分(=真我)であると書かれています。


でも、日常生活の私たちは、
自分の身体、名前、役割、思考、(=自我)と、
一体化していて、そのことに気がつきません。




瞑想はこの絵のように、
意識の海に潜っていくイメージです。

瞑想で、潜在意識の下に潜っていくと、、、
無分別、無境界、ひとつながりの意識であることを思いだすことができます。




とくに現代の私たちは、
一日中、無意識に考えています。


「思考」は連想ゲームのように、
次から次に、自動的に何かを考え、
「いい」「悪い」と瞬時に判断しています。


その「思考」は、
自分自身を励まし、勇気づけるものもあれば、

自分自身を傷つけるものや、
将来に対する不安や、
他人との間に分離感を感じるものもあります。


最悪の場合、
「思考」が、死に追い込むケースもあります。


私たちは、自動的に湧いてくる思考とべったりと一体化しています。

だから、自分の「思考の癖」になかなか気がつくことができません。



そこで、
前回紹介したワークや、瞑想などで、
自分の内側を観察し「無意識を意識化」していくことで、

「思考」に巻き込まれて一体化している状態から、

「思考」に気づいている「観察者」の視点に変わります。




例えるなら、
それは映画の中の「主人公」から、「観客」に変わるイメージです。


少し、想像してください。

映画館で、ものすごい臨場感の映画を見ていて、
「主人公」に感情移入している状態から、
ふっと自分は、「観客」であったことを思い出す瞬間。

その瞬間、

戦っている「主人公」から、
戦っている「主人公」を見つめる「観察者」の視点に変わります。


それは一瞬かもしれません。

一日をずっと瞑想状態でいるなんて不可能です。
ずっと「いまここ」にいるなんて無理です。

フツーに社会生活していたらできません(笑

だから実際は、ほとんどは自動化された思考に巻き込まれています。

私たちは、「自我」と言う色眼鏡でしか世界を認識できないのです。


でも、一時的に色眼鏡(自我)を外してみるだけでも、
自分の色眼鏡の色を自覚できたり、その色を意識的に変えることはできます。

もしも自分を否定したり、能力に制限を加えている「思考」に気づいたら、
その裏にある「信念」は変える事で、自我を再構築することができるのです。


その最初のきっかけとして、
この「観察意識」を高めることがとても重要だと思っています☆


長くなったので、
また次回、補足していきますね。


今回は、以上です。




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