最近、妻が、光太朗のことを、「こたこた♪」
と、呼びはじめ、気づいたら、私の中でも「こたこた♪」になってしまいました。
そんな今日の「こたこた♪」です。
先日、「自分自身との関係性を深め、癒す」というテーマのWSを開催致したのですが、
「こたこた♪」にも伝えたい程の、
メチャクチャ大切な内容となりましたので、ブログでもシェアさせていただきます♪
こちらの記事は、WSに参加された方が理解を深めて頂けるように書いたメルマガです。
皆様のお役に立てるように祈りを込めて書きましたので、
なが~くなってしまいました。
----------------------------------------------------------------
こんにちは
吉田昌生です。
先日はWSご参加ありがとうございました。
「自己受容についてもっと詳しく教えて欲しい。」
「wsの内容を、自分でもう少し、噛み砕いて考えてみたい。」
というご意見を頂きましたので、
今回のテーマでもあった「自己受容」を、
中心にお話しさせて頂きたいと思います。
私にとってのYOGAとは・・・
それは、「自分とつながること」です。
「自分と親友になること」と言い換える事もできます。
叙情詩『バガヴァッドギーター』 の言葉を借りれば、
「自分は自分の最高の友となる。しかし、自分は最大の敵ともなる」
つまり、
自分は自分の味方にも敵のようにも感じることがあるということです。
もしも「見る側の自分」と、「見られる側の自分」が親密で、共感的だったら、
自分は自分のよき理解者であり、最高の友のように感じ、
逆に、「見る側の自分」が、「見られる側の自分」に対して、
批判的で責めてばかりいれば、自分自身を敵のように感じます。
この説明だけでは、いまいちわかりずらいと思いますので。
もっと簡単に、説明させて頂きますと、
自分自身との関係を大きく分けて3つです。
①自己否定
②自己肯定
③自己受容
例えば、「どうしても人の評価が気になってしまう」
という場合で説明しますと、
①自己否定だと、
「人の評価が気になってしまうなんて、こんな自分ではダメだ~」
と、
「どうしても人の評価が気になってしまう自分」を罰します。
(ビシバシ!!)
②自己肯定だと、
「人の評価が気になるのはいいことだ、気になったほうがいい!!」
と、
「どうしても人の評価が気になってしまう自分」を肯定します。
(いいね!!)
③自己受容だと、
「人の評価が気になってしまうのだな、それが今の自分なんだ」
となり、
その性質や事実を否定も肯定もせずに、ただありのまま受け入れます。
同じ、「人の評価が気になってしまう」という性格だけでも、
捉え方でこれだけ変わってくるわけです。
私も、「自己否定」に苦しんだ時期がありまして、
そんな過去の私や、ひきこもり、メンタルの病を一言で説明しますと、
「自分自身との関係を崩している状態」
ということになるかと思います。
多くの場合、理想と自分と比べ、
現在の自分を責めたり、否定したりして、
自分自身が、自分に対して、まさに敵のように攻撃している状態。
私の場合、「瞑想」を練習することで、
「気づき」と、「自己受容」が深まり生きるのが楽になりました。
そのような経験から、私の中では、
心理学で言われるこの「自己受容」は、YOGA的な感覚だと解釈してます。
「自己受容」は、否定も肯定もせず、
「良い」「悪い」と判断せずに、受け入れます。
事実を事実としてありのまま受け入れるんです。
なぜ私が、あえてこのようなテーマで、
クラスやカウンセリングをやらせて頂くのかと言いますと、
私を含め、日本人は全体的に、この「自己受容」が苦手だからです。
謙遜の美徳があり、また結果や評価を重視する社会で、
学生時代から競争が当たり前となっているため、
無条件で自分を受け入れるということに日本人は抵抗を感じる傾向にあります。
実績やスキル、やっとことや、できるできないこと関係無く、
自分の存在をありのまま受け入れるのが自己受容です。
カウンセリングでは、クライエントは、自己否定の状態から、
カウンセラーに繰り返し受容してもらうことで、
自分自身の内側にも受容的に接することができるようになり、
次第に、心の問題が改善していきます。
これと同じ仕組みで、YOGAや瞑想でも、
自分自身の内側に対して優しく接する事で、
自分自身と親密な関係性を培っていくことができると、私は考えています。
自分の内側に、共感的、受容的な観察者の視点を育てていくことで、
自分自身と親密になっていくことができてきます。
だから、私は「自己受容」を深めるために、
自分自身が感じるもの
(=感情や、呼吸、生理反応、こわばり、皮膚の内側の感覚)を、
擬人化し、 共感的、受容的に、接する方法お伝えさせて頂いております。
この方法は、日常生活でもできます。
私が、実際にクライエントさんにお伝えして、
一番効果を感じている方法のひとつをご紹介させて頂きます。
「自己受容のワーク」
具体的にどうするのか2ステップで説明しますと、
① まず、今の自分の感情や、内面でおきている感覚を自覚します。
自覚したら、「気づいたよ」と、ささやきます。
②そのありのままの感情に対して、
「そんなふうに感じるのは当たり前だよ。」と、また受容的にささやきます
もし、不安を感じていたら、
「不安なんだね、不安でいいんだよ」と、
もし、恐怖を感じていたら、
「怖いんだね、それは当たり前だよ」と、受容し、支持します。
もし、自分自身に対して、罰してしまた場合も、
人に対してムカついた場合も罰することなく、ありのまま受け入れます。
「こんな感情は持つべきではない」
とか
「こんな欲求をもってはいけない」
等といった、
自分に対する先入観や、レッテルはなるべく捨てて、事実をありのまま認めます。
自分自身が感じているものに対して、 共感的な眼差しを向けるだけで結構です。
これを繰り返し習慣化することで、自己受容が習慣化します。
自分自身に対する「たしかさ」を感じることができるようになり、
現在地にしっかりと足をつけて、さらに向上していくことができるようになると私は思ってます。
できる範囲で構いませんので、ぜひやってみて下さいね♪
こんな風に、自分の気持ちや欲求をありのまま認め、
受け入れることができてくると、他人の気持ちや欲求に対しても、
自然に受け止めることができるようになってきます。
自分との接し方が、他者との接し方に大きな影響を与えると
心理学では言われています。
「自己受容」と「他者受容」は正比例する。
つまり、「自己受容」が、深まってくると、
他者から受け入れられているような感覚がしてくるんです。
さらに深まってくると、
「ここにいていいんだ」という「安心感」を感じるようになります。
自分が自分のことを受け入れれば受け入れたぶんだけ、
それに比例して、他人からも受け入れられているような感じや、
世界との「一体感」を感じるようになるのです。
そのような意味で、最も大切な人間関係は自分自身との関係であると言えます。
自分自身とつながることは、他者と、この世界とつながること。
カウンセリングやヨガの講師をする中で、
このテーマは自分にちっても、多くの日本人にとっても、
とても大切な内容だと感じてきたので、このように長々と書かせて頂きました。
このような偉そうなことを言いながら、
私自身もまだまだ実践中でして、100%できていないことは百も承知です。
だからこそ、これからもこの感覚を皆様と一緒に深めていけたらいいなぁと思っています。
これから心理学と瞑想のークショップも、
開催していこうと思っています。
ご興味在りましたら是非ご参加下さい。
『セルフヒーリングメディテーション ~自分らしい人生を生きるための瞑想法~(仮)』
最後までお付き合い下さりありがとうございます♪
■ 吉田昌生の著 ■
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※呼吸・心を整える瞑想誘導CD付き 吉田昌生 著
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神奈川県(湯河原~真鶴)で活動中のヨガ・瞑想講師
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吉田昌生です。
先日はWSご参加ありがとうございました。
「自己受容についてもっと詳しく教えて欲しい。」
「wsの内容を、自分でもう少し、噛み砕いて考えてみたい。」
というご意見を頂きましたので、
今回のテーマでもあった「自己受容」を、
中心にお話しさせて頂きたいと思います。
私にとってのYOGAとは・・・
それは、「自分とつながること」です。
「自分と親友になること」と言い換える事もできます。
叙情詩『バガヴァッドギーター』 の言葉を借りれば、
「自分は自分の最高の友となる。しかし、自分は最大の敵ともなる」
つまり、
自分は自分の味方にも敵のようにも感じることがあるということです。
もしも「見る側の自分」と、「見られる側の自分」が親密で、共感的だったら、
自分は自分のよき理解者であり、最高の友のように感じ、
逆に、「見る側の自分」が、「見られる側の自分」に対して、
批判的で責めてばかりいれば、自分自身を敵のように感じます。
この説明だけでは、いまいちわかりずらいと思いますので。
もっと簡単に、説明させて頂きますと、
自分自身との関係を大きく分けて3つです。
①自己否定
②自己肯定
③自己受容
例えば、「どうしても人の評価が気になってしまう」
という場合で説明しますと、
①自己否定だと、
「人の評価が気になってしまうなんて、こんな自分ではダメだ~」
と、
「どうしても人の評価が気になってしまう自分」を罰します。
(ビシバシ!!)
②自己肯定だと、
「人の評価が気になるのはいいことだ、気になったほうがいい!!」
と、
「どうしても人の評価が気になってしまう自分」を肯定します。
(いいね!!)
③自己受容だと、
「人の評価が気になってしまうのだな、それが今の自分なんだ」
となり、
その性質や事実を否定も肯定もせずに、ただありのまま受け入れます。
同じ、「人の評価が気になってしまう」という性格だけでも、
捉え方でこれだけ変わってくるわけです。
私も、「自己否定」に苦しんだ時期がありまして、
そんな過去の私や、ひきこもり、メンタルの病を一言で説明しますと、
「自分自身との関係を崩している状態」
ということになるかと思います。
多くの場合、理想と自分と比べ、
現在の自分を責めたり、否定したりして、
自分自身が、自分に対して、まさに敵のように攻撃している状態。
私の場合、「瞑想」を練習することで、
「気づき」と、「自己受容」が深まり生きるのが楽になりました。
そのような経験から、私の中では、
心理学で言われるこの「自己受容」は、YOGA的な感覚だと解釈してます。
「自己受容」は、否定も肯定もせず、
「良い」「悪い」と判断せずに、受け入れます。
事実を事実としてありのまま受け入れるんです。
なぜ私が、あえてこのようなテーマで、
クラスやカウンセリングをやらせて頂くのかと言いますと、
私を含め、日本人は全体的に、この「自己受容」が苦手だからです。
謙遜の美徳があり、また結果や評価を重視する社会で、
学生時代から競争が当たり前となっているため、
無条件で自分を受け入れるということに日本人は抵抗を感じる傾向にあります。
実績やスキル、やっとことや、できるできないこと関係無く、
自分の存在をありのまま受け入れるのが自己受容です。
カウンセリングでは、クライエントは、自己否定の状態から、
カウンセラーに繰り返し受容してもらうことで、
自分自身の内側にも受容的に接することができるようになり、
次第に、心の問題が改善していきます。
これと同じ仕組みで、YOGAや瞑想でも、
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自分自身と親密な関係性を培っていくことができると、私は考えています。
自分の内側に、共感的、受容的な観察者の視点を育てていくことで、
自分自身と親密になっていくことができてきます。
だから、私は「自己受容」を深めるために、
自分自身が感じるもの
(=感情や、呼吸、生理反応、こわばり、皮膚の内側の感覚)を、
擬人化し、 共感的、受容的に、接する方法お伝えさせて頂いております。
この方法は、日常生活でもできます。
私が、実際にクライエントさんにお伝えして、
一番効果を感じている方法のひとつをご紹介させて頂きます。
「自己受容のワーク」
具体的にどうするのか2ステップで説明しますと、
① まず、今の自分の感情や、内面でおきている感覚を自覚します。
自覚したら、「気づいたよ」と、ささやきます。
②そのありのままの感情に対して、
「そんなふうに感じるのは当たり前だよ。」と、また受容的にささやきます
もし、不安を感じていたら、
「不安なんだね、不安でいいんだよ」と、
もし、恐怖を感じていたら、
「怖いんだね、それは当たり前だよ」と、受容し、支持します。
もし、自分自身に対して、罰してしまた場合も、
人に対してムカついた場合も罰することなく、ありのまま受け入れます。
「こんな感情は持つべきではない」
とか
「こんな欲求をもってはいけない」
等といった、
自分に対する先入観や、レッテルはなるべく捨てて、事実をありのまま認めます。
自分自身が感じているものに対して、 共感的な眼差しを向けるだけで結構です。
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こんな風に、自分の気持ちや欲求をありのまま認め、
受け入れることができてくると、他人の気持ちや欲求に対しても、
自然に受け止めることができるようになってきます。
自分との接し方が、他者との接し方に大きな影響を与えると
心理学では言われています。
「自己受容」と「他者受容」は正比例する。
つまり、「自己受容」が、深まってくると、
他者から受け入れられているような感覚がしてくるんです。
さらに深まってくると、
「ここにいていいんだ」という「安心感」を感じるようになります。
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