こんにちはマサオです。
前回は、
『動機を明確にすること』や、
『自分が感じていること』
を大切にしようってことをお話しました。
なぜこんな話をしたのかと言うと、
人が、「目標」をかかげて、そこを目指す時、
その過程で『目的』と『目標』が入れ替わってしまうということがよく起こるからです。
最初に言葉の定義付けです。
『目標』と『目的』の意味を定義させて頂きますと、
・『目標』とは、達成したい状態のこと。
＝目的を達成するための手段や、目安のこと。
・『目的』とは、目標を達成したい本質的な理由
＝その体験やそれを得ることで生じる感情や感覚のこと
です。
例えば、
あなたが、ビジネスを始めて月収１００万円を目指すとします。
月収１００万円というのは、あくまで『目標』です。
月収１００万円を達成する『目的』は、「家族とのつながりを感じること」や、
「ハワイで開放的な雰囲気を味わうこと」となります。
『目標』と『目的』の違いを分かりやすく説明するため、
会話文調で書いていきますね。
Q『あなたの目標は月収１００万円。その目的は何ですか？』
A「家族に経済的、時間的なゆとりをもたらしたいからです。」
Q『経済的、時間的なゆとりをもたらす目的は？』
A「家族と海外旅行に行きたいからです。」
Q『家族で海外旅行に行く目的はなんですか？』
A「家族と楽しい時間を過ごしたいからです。」
つまりこの場合、
家族と楽しい時間を過ごすために、
月収１００万円が欲しい、
ということですよね。
目的は、
「家族との楽しい時間を過ごすこと」
そのための『手段』として、
設定された『目標』が、
「月収１００万円」
でも、 仮に、
「月収１００万円」
という目標を達成できたとしても、
家族と喧嘩したりして
楽しい時間を過ごすことが出来なければ、
まったく意味がありませんよね？
「目標」は、「目的」を果たすための手段に過ぎません。
でも、いつの間にか、
目標＝月収１００万円の達成が、
最大の目的にすり替わってしまうことがよくあるのです。
これは本来の動機からズレた時、
または目的を明確にしていない時に起こる現象です。
ですから、
そもそも人生で何が目的なのかを問いかけることはとても大切です。
『目的』と『目標』が入れ替わると、人は苦しくなります。
ヨガにのめり込むと、、、
気がつくと、ポーズができるようになるために練習したり、
悟るために、瞑想をするようになったりします。
ヨガも瞑想も、食事療法も、手段です。
私を含め、まじめで熱心な方ほど、
三年くらいすると、この「本末転倒」な状態が起こります。
私は、「日常生活を幸せに楽しむ」ことを目的にしています。
だから、今は、お酒も肉も適度に食べます。
皆、「自分が幸せに感じること」を軸にすべきだと想います。
目標のためにヨガにならぬように、
目標のためにビジネスにならぬように、
「本来の目的」をご自身の中で明確にする問いかけを行うことは、
そのような意味でも重要なことだと認識しています。
で、先ほどご紹介した質問のやり取りには、さらにその続きがあります。
Q『なぜ家族との楽しい時間を過ごしたいのですか？』
A「家族と楽しい時間を過ごせば、家族が繋がっている感じがするからです。」
Q『では、家族が繋がっていたいと思われる理由は何でしょうか？』
A「それは、家族との繋がりを感じることが、私のが幸せだからです。」
Q『それ以上の目的はありますか？』
A「いいえ、それが究極の目的です。」
Q『つまり、月収を１００万円にする目的は、ご家族との繋がりを感じて、
幸福感を味わいたいためですね。』
A「そのとおりです。」
これは、目的を問い、さらに、その目的、
そのまた上位の目的と聞いていった結果、
最も大切な目的（究極の目的）を明確にしてゆくためのやりとりの一例です。
つまり、ここで言う「究極の目的」とは「幸せ」ということです。
みんな幸せになりたい。
私は、不幸になりたいと心から願っている人に会ったことがありません。
「幸せになること」
それが人生の目的です。
ただ、その目標がそれぞれ違うだけ。
何に幸せを感じるのかが違うだけ。
それは頭で考えても分からない。
「売り上げを二倍にする」
という目標を目指している人は、
売り上げを二倍にすることが幸せにつながると、
心のどこかで思っているんです。
「人に認められること」
を目標にしている人は、
人に認められることが幸せなことだと、
無意識に信じているのです。
「ポーズができるようになること」
を目標にしている人は、
それが幸福感をもたらしてくれると、
どこかで信じているのです。
目標や価値観は指紋のように、
一人一人違います。
「自分にとっての、幸せな生き方って何なのか？」
アンパンマンのテーマを引用すると、
「なんのために生まれた？なにをして喜ぶ？わからないまま終わるそんなのはイヤだ！」
ということになります。
これは、
自分にとって、何を幸せは何なのか？
人生の目的は何か？ 私は誰か？
私は、それを知りたい！！自己を探求したい！！
ということを熱く歌っているわけです（笑
なんでこんなことを声を大にして歌わなければいけないのか？
と言いますと、多くの人が自分にとって、
何が『幸福感』を与えてくれるのか分からないから。
なんでか知らんけど、
初期設定で、そういうふうに、できているんだと思います。
だから、問いか続ける。
『私の本当の目的は？』（なんのために生まれた？）
『自分にとっての幸福感とは？』（何をして喜ぶ？）
『その目的を達成するための目標は？』（目的のための手段は？）
あなたは何に幸せを感じていますか？
今回は、
人生の「目的」は、幸せでいること、
そして、そのための「手段」を問いかけることについて、
お話させて頂きました。
瞑想は思考からはなれ、
ハートの声を聞きやすくする効果があります。
通勤時間に練習できるYOGAの呼吸法
～スキマ時間でできるココロとカラダの調整法～
ぜひやってみて下さいね。
以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
マサオより
※このブログ記事の紹介はご自由にどうぞ。
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■ 吉田昌生の著 ■
「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」
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■■ 公式ホームページ ■■
神奈川県（湯河原～真鶴）で活動中のヨガ・瞑想講師
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『動機を明確にすること』や、
『自分が感じていること』
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最初に言葉の定義付けです。
『目標』と『目的』の意味を定義させて頂きますと、
・『目標』とは、達成したい状態のこと。
＝目的を達成するための手段や、目安のこと。
・『目的』とは、目標を達成したい本質的な理由
＝その体験やそれを得ることで生じる感情や感覚のこと
です。
例えば、
あなたが、ビジネスを始めて月収１００万円を目指すとします。
月収１００万円というのは、あくまで『目標』です。
月収１００万円を達成する『目的』は、「家族とのつながりを感じること」や、
「ハワイで開放的な雰囲気を味わうこと」となります。
『目標』と『目的』の違いを分かりやすく説明するため、
会話文調で書いていきますね。
Q『あなたの目標は月収１００万円。その目的は何ですか？』
A「家族に経済的、時間的なゆとりをもたらしたいからです。」
Q『経済的、時間的なゆとりをもたらす目的は？』
A「家族と海外旅行に行きたいからです。」
Q『家族で海外旅行に行く目的はなんですか？』
A「家族と楽しい時間を過ごしたいからです。」
つまりこの場合、
家族と楽しい時間を過ごすために、
月収１００万円が欲しい、
ということですよね。
目的は、
「家族との楽しい時間を過ごすこと」
そのための『手段』として、
設定された『目標』が、
「月収１００万円」
でも、 仮に、
「月収１００万円」
という目標を達成できたとしても、
家族と喧嘩したりして
楽しい時間を過ごすことが出来なければ、
まったく意味がありませんよね？
「目標」は、「目的」を果たすための手段に過ぎません。
でも、いつの間にか、
目標＝月収１００万円の達成が、
最大の目的にすり替わってしまうことがよくあるのです。
これは本来の動機からズレた時、
または目的を明確にしていない時に起こる現象です。
ですから、
そもそも人生で何が目的なのかを問いかけることはとても大切です。
『目的』と『目標』が入れ替わると、人は苦しくなります。
ヨガにのめり込むと、、、
気がつくと、ポーズができるようになるために練習したり、
悟るために、瞑想をするようになったりします。
ヨガも瞑想も、食事療法も、手段です。
私を含め、まじめで熱心な方ほど、
三年くらいすると、この「本末転倒」な状態が起こります。
私は、「日常生活を幸せに楽しむ」ことを目的にしています。
だから、今は、お酒も肉も適度に食べます。
皆、「自分が幸せに感じること」を軸にすべきだと想います。
目標のためにヨガにならぬように、
目標のためにビジネスにならぬように、
「本来の目的」をご自身の中で明確にする問いかけを行うことは、
そのような意味でも重要なことだと認識しています。
で、先ほどご紹介した質問のやり取りには、さらにその続きがあります。
Q『なぜ家族との楽しい時間を過ごしたいのですか？』
A「家族と楽しい時間を過ごせば、家族が繋がっている感じがするからです。」
Q『では、家族が繋がっていたいと思われる理由は何でしょうか？』
A「それは、家族との繋がりを感じることが、私のが幸せだからです。」
Q『それ以上の目的はありますか？』
A「いいえ、それが究極の目的です。」
Q『つまり、月収を１００万円にする目的は、ご家族との繋がりを感じて、
幸福感を味わいたいためですね。』
A「そのとおりです。」
これは、目的を問い、さらに、その目的、
そのまた上位の目的と聞いていった結果、
最も大切な目的（究極の目的）を明確にしてゆくためのやりとりの一例です。
つまり、ここで言う「究極の目的」とは「幸せ」ということです。
みんな幸せになりたい。
私は、不幸になりたいと心から願っている人に会ったことがありません。
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売り上げを二倍にすることが幸せにつながると、
心のどこかで思っているんです。
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人に認められることが幸せなことだと、
無意識に信じているのです。
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どこかで信じているのです。
目標や価値観は指紋のように、
一人一人違います。
「自分にとっての、幸せな生き方って何なのか？」
アンパンマンのテーマを引用すると、
「なんのために生まれた？なにをして喜ぶ？わからないまま終わるそんなのはイヤだ！」
ということになります。
これは、
自分にとって、何を幸せは何なのか？
人生の目的は何か？ 私は誰か？
私は、それを知りたい！！自己を探求したい！！
ということを熱く歌っているわけです（笑
なんでこんなことを声を大にして歌わなければいけないのか？
と言いますと、多くの人が自分にとって、
何が『幸福感』を与えてくれるのか分からないから。
なんでか知らんけど、
初期設定で、そういうふうに、できているんだと思います。
だから、問いか続ける。
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『その目的を達成するための目標は？』（目的のための手段は？）
あなたは何に幸せを感じていますか？
今回は、
人生の「目的」は、幸せでいること、
そして、そのための「手段」を問いかけることについて、
お話させて頂きました。
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ハートの声を聞きやすくする効果があります。
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以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
マサオより
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