職人が作るジャパニーズクオリティ | 戦国好きのアドリブ雑記帳

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戦国ネタ(話)が多いですが、基本は感じたこと雑記した内容です・・はい。

昨日の夜も、またまた新宿の串揚げ屋さん『立吉』へ行って食事をして来ました。



今回のお食事相手は、CGの制作の分野で新進気鋭の会社として注目を浴びている『株式会社 スタジオグーニーズ』の社長さん。



色々と個人的なお話以外にも、CG業界の現状や社長のビジョン、更にはビジネスについて、お話をお聞き出来た楽しい時間でした。



CGを制作するクリエーターから、会社を立ち上げて社長業を始めた方なのですが、最近のCGクリエーターさんは、将来ハリウッドなどで自身が作品作りに係わる様になるのが夢。


という思考を持つ人が多いそうです。



私は、物つくりや何かを行う職人仕事というのは、資源の無い日本の未来を切り開く、ジャパニーズクオリティだと思っていましたが、すでにそんなCGクリエイターさん達は、もはや日本という国内市場よりも海外を視野に入れているんですね。



けれども、これは日本の技術(職人)が、個別で海外に流出して行ってしまうという現象にも感じています。



実際に、腕の良いクリエーターさん達を多く抱えて活躍する、スタジオグーニーズさんのフルCGアニメなどは、海外の名のある方達からも、そのクオリティの高さに驚かれていて、技術的にもココまでの作品はグーニーズさんの所以外では作れないのでは?


なんていうようなお話が出る事もあるそうです。



この社長さんも始めは、一人のクリエーターだった訳です。



けれども、元々頭の良い方だったと思われますが、起業した事で更に視野が広がっていて、多くの腕の良いクリーターさん達を抱えてCG業界全体の事や社会の中の役割というゼネラルな思考も持ち合せていらっしゃいました。



この社長さんの様な若いパワーと頭脳を持ち合わせた方達が、沢山生まれて来て、技術者(職人)という物をキチンと価値ある存在にしてくれる日本の風土が、これから生まれて来たら良いな~と感じる時間でした。



また『立吉』さんの串揚げは本当に美味しくて、誰をお連れしても


『こんなに美味しい串揚げは食べた事が無い』


と言われます。



美味しい物を食べながら、色々なお話しが出来てテンションが上がった夜でした。





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