『こうして、思考は現実になる』という本が売れている。『思考は現実化する』と言えばナポレオン・ヒルの代名詞だが、ヒルの本ではない。パム・グラウトという日本では無名な女性の著者の本だ。
本書は過去に出た、いわゆる「引き寄せの法則」ついてのガイドブック的な本である。
また、「人は誰でもイエス・キリストになれる」と言っているようにも読める。
この点で過激だが、痛快な本でもある(ナポレオン・ヒルも『自己実現』で「生き神様」になった男の話を紹介している)。
本書の効果はともかく、彼女の文章は、面白い。こういう本をサンマーク出版から出せたら本望だ。
ベストセラーにありがちだが、Amazonのレビューは賛否両論だ。
ダイアーやマーフィーの法則を学び、信じながら、思考が、「思った程には」現実化していない
私にとって、ある意味、賭けてみたい一冊だ(1700円+税は、ちょっと買うのに勇気がいる定価だろう)。
※2019年7月定価880円＋税で文庫化
本書を購入したのは昨日。そして、今日中に読み終える予定だ。帯にあるように「48時間以内に『体験する』ための本」なら私にも何らかの体験が起きるはずだ。
もっとも、1日以来、更新していなかった、このブログを書こうという気になったのも体験の1つではあるだろう。
何故なら、私の人生の目的は「確くために生きる。生きるために書く」だからである。
が、本書を読んで、内容を実践し、「ベストセラー作家」や「巨富を築く」という願望を引き寄せることができたら、それこそ奇跡である。
さて、どんな奇跡を起こせるのか？
皆さんも、是非、本書を読み、著者の用意した9つの科学的実験にチャレンジしてもらいたい。