オードリー若林さんのエッセイ集。
恥ずかしくてスタバで「グランデ」と言えない。人と違うことで苦しかった。「考えるな、感じろ」という言葉が嫌いだった。なぜなら、考える人だから。。。
そんな若林さんも中年にさしかかり、社会が少し自分の居場所のように変わってきた?
朝井リョウさんの解説にもあったような覚えがありますが、自意識で固まって生きにくい人が「閉じて」しまうのはむしろ簡単。そこをあえて外に向かってきた若林さん。
若いころには嫌いだったゴルフを始め、アイスランド、モンゴル、キューバへ旅したり。
ライブ後に救急で運ばれて「死ぬかも」となったあと、「考えるな、心臓の喜ぶことをしろ」と思ったというのが、笑えて、そしてすごいなと思いました。
私も、ここまでではなかったものの根本的には内向型なので、中年以降にここが自分の居場所でいいという感覚を持てるようになったの、わかります。