現代日本政治の重要な真実(多分)part2 | 成田雅美のBLOG

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現代日本政治の重要な真実(多分)part2

イギリスの哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872-1970)は、「哲学は判断留保の訓練である」と言いました。

 

下記の記述を、全て真実/嘘と、即時に判断(judge)する必要は無く、重要な参考情報として受け取れば良いのではないかと思います。

 

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副島隆彦の学問道場 重たい掲示板 2024/01/04
安倍派(統一教会)つぶし、解体の最新状況とインドネシアがもの凄く重要だ論


副島隆彦です。今日は、2024年1月4日(木)です。
新春のお慶びを申し上げます。今年もよろしく。

(中略)

その前に、最新の日本の政治のことを、急いでここで書いて置く。

 

日本の政治は、岸田首相による(法務省・検察庁の独自の判断ということになっているが)自民党安倍派=統一教会(人類のがん細胞だ。狂った人間たちの集団だ)を日本の国家体制から取り除いて、カルト(邪教)の組織として、国家体制から摘出手術するという大きな闘いが今も続いている。

今の安倍派潰し解体作業の実行は、日本国民にとって大変、喜ばしいことである。

 

森喜朗はじめ安倍派の幹部たち全員が逮捕され、起訴されて刑事裁判に掛けられればいいのだが、そこまでは行かないだろう。

 

森喜朗とその直接の子分たちは、厳密には、統一教会ではない。むしろ、統一教会を嫌っている、右翼暴力団体質の男たち(任侠風の愛国者を気取る)である。

私、副島隆彦は、前回(12月14日)には書かなかったが、今度の安倍派つぶしは、岸田文雄の、人生最大の悲願である「大宏池会の復活、再統合」の復讐劇だ。

 

岸田は、23年前に、森喜朗と野中広務によって、宏池会の加藤紘一が当然に、次の首相になる予定で、そのための正当な手続きをずっと踏んで来たのに、それが叩き壊れた、あの2000年11月20日の”加藤の乱”の屈辱、恥辱の日のことを、決して忘れていない。

加藤紘一が、森喜朗首相(当時)たちの、あまりもの非道にたいして、無念の怒りに駆られて、森への野党の不信任決議に同調して賛成投票する、という行動に出ようとした。

 

この時に、横から谷垣禎一が縋りついて、「あなたは親分なのだから」と、必死で泣きながら止めた。その下の横に岸田も泣きながらいたのだ。

 

私たちは、あの日本の政治ドラマの重要な「刃傷松の廊下」の忠臣蔵並みのシーンを、今でも覚えている。

だから岸田は、あの時の激しい屈辱を今も忘れていない。だからあれから23年後の今の政治ドラマは、明らかに復讐劇なのだ。

 

このあと、谷垣禎一は、大好きなスポーツ用の自転車を漕いでいて、人為的なピアノ線の仕掛けで大転倒して首の骨を折られた。今も車椅子の生活だ。このことへの復讐でもある。

 

だから、岸田、頑張れ。あの日本国のばい菌の大ワルどもを、今こそ成敗せよ。

私、副島隆彦は、昔、谷垣禎一に、宏池会の箱根の勉強会に呼ばれて講演して、そのあと夕食で、お酒をご馳走になったことがある。

 

その時、園田博之(熊本が選挙区。園田天々光の義理の息子。立派な政治家だった)から、「副島さん。あんたの考えと私たち宏池会の考えは同じだ」と褒められたことがある。嬉しかった。

この政治家たちは自民党の中にあって、本当に清廉潔白な人たちだ。何も汚れた悪いことをしない。ただし、汚れていない政治家は、人間の本性の中にもある、現実の世の中にある穢い、泥臭い力と、本当の実力が無いとも言われる。

森喜朗の忠実な子分の、萩生田光一くらいになると、八王子市のチンピラ上がりの暴力団でありながら、統一教会の強力な支援で当選していた議員である。しかも創価学会の強い支援も受けてきた。このあたりは汚れた福祉と土建の利権政治だ。

森喜朗は最後に(12月7日)「萩生田を先頭にして、一つにまとまって、岸田と戦うんだ」と幹部の子分たち8人を集めて怒鳴っていた。でもこれも崩れ去った。岸田は森喜朗からの電話に出なくなった。

 

例の“5人組”は血相を変えて、「会長。会長だけは捕まらないでください。私たちが身を挺して守りますから。何とか逃げてください」と、もうほとんど国定忠治の新国劇の名月赤城山のような感じになった。

ところが“6人目のユダ”になっていた下村博文(9月に、森に土下座して謝ったが許してもらえなかった。文教族を森から自分が奪い取ったと一瞬、文科大臣のときに下村は勘違いした)が、

 

すでに検察庁に10月段階で、ゲロゲロ自白して、安倍派事務総長経験者(2018年はじめまで)として、内部帳簿をすべて検察官に渡した。だからもう安倍派の幹部どもは逃げられない。

ここで、ひとつだけ書き加えて置く。大ワルの暴力団体質の、森喜朗の父親の、森茂樹は、実に立派な田舎政治家だった。誰も書かないので、私がここに書いて置く。

 

石川県の南の小松市の隣りの何とか村の村長を長く務めた。この人は、戦争中はずっと軍人で、中国戦線を、満州事変から、南京攻略、武漢三鎮の攻略まで、ずっと最前線にいた。中隊長(大尉)クラスで、部下たちと戦い続けた。それなのに死ななかった。強運の人だ。

戦争の末期(1944年)は、部隊ごと南方戦線に回されて、トラック群島への上陸作戦とかに出ている。それでも死ななかった。そして戦後は、ずっと田舎の村長をした。

 

この森茂樹は、戦後は、戦争への鎮魂と、それからロシア(人)と友好関係を築くための日本海側の活動を熱心にやった。バカ息子の喜朗とは大違いだ。

 

人の一生は、その人自身の選択と、持って生まれた性格、性癖と、それから時の運(フォーチュナ、fortuna)に支配される。

この目下の安倍派(統一教会)の解体問題については、もう、これだけにしたい。次々に数人は逮捕されるだろう中堅小物の政治家たちなんか、どうでもいい。あとは政治資金規正法の不記載罪の罰金刑で、50人くらいが処罰されて、終わりにする気だろう。

 

このあと、こいつらが総選挙のときに、それぞれの選挙区で、たたき落されるかどうかの問題だ。

私は12月14日に、ここに書いたが、安倍派99人の底のほうにたまっていた30人くらいの、福田達夫派の若手の政治家たちが生き残って、安倍派が崩れ果てた後、福田派として旗揚げすればそれでいいことだ。

そうだ。ここでどうしても書いておかなければいけないことは、今、法務大臣をやっている、小泉龍司という政治家は、気骨のある立派な政治家である。このことを、今の差し迫った状況で、日本国民に教えておかなければならない。

 

小泉龍司は、埼玉県の北のほう(深谷市、埼玉11区)から出ている政治家だ。ずっと無所属の議員だった。

 

2005年、今から18年前の、郵政民営化という大きな闘い(アメリカによる、馬鹿ヤロウの小泉純一郎を手先に使った、日本国民の大事なお金=郵貯と簡保、それから年金の積立金)を、ゴールドマンサックスをコンサルにして、アメリカに差し出し、現に奪い取られた)のときに。

この時、小泉龍司は国会で、ワルの竹中平蔵総務大臣に向かって、確か次のように質問(発言)した。

 

「竹中さん。私はあなたのように英語は上手にしゃべれないけれど、日本国民の大事なお金を、アメリカにどんどん差し出すのはよくないのではないか」と。極めて正しいことを堂々と言っていた。

 

その後、小泉龍司は、郵政民営化に反対した(52人の自民党の決意した議員たちと共に)。そのあとの9月の選挙で落とされた。小池百合子のような愚劣な(この女も統一教会の分派=文鮮明の5男坊派=だ)者たちがのさばった。

小泉龍司は、その後、2014年に、二階派に入って、それから自民党に復党した。小泉龍司は、東大法学部を出た、秀才でまじめな人間だ。極めて実直な人間だ。

20年前から、私と私の弟子たちは「あのひとは偉いなあ」と話しあっていた。だから、この小泉龍司が、去年の9月の内閣改造の時から、法務大臣(法相)になっていたことは、素晴らしい布陣だ。だからこの時から岸田は、安倍派つぶしをやる気だったのだ。

もし今、この小泉龍司法務大臣の悪口を書く、テレビ新聞の記者がいたら、そいつは、紛れもなく統一教会員である。絶対に許さん。

 

皆さんも、じっと政治の動きをニュースで見ていて、彼ら腐ったメディアやテレビ評論家どもを監視しなければいけない。そして、これくらいのことは分かりなさい。

彼ら、腐り果てた、安倍派の提灯持ちの、テレビ評論家どもも、内閣官房機密費(報奨金)から、毎年、数百万円ずつ出ている(ワイロとして貰っている)。

 

このことが、一覧表と共に、明らかにされればいいのだ。そうしたら、こいつらの、テレビ有名人の人生も終わる。

 

テレビ、新聞の政治部長たちも同じだ。お前たちも政治家たちと長年、ツルんで(深くつながって)汚れているのだ。国民を洗脳する道具どもだ。今こそ、こいつらも叩き潰せ。

法務大臣は、検察庁に対して、指揮権を持つ、内閣(政権)からの重要な重し、目付け役だ。いい加減な人間はこういう重要事態では就任させたらいけない。

 

皆が知っている、汚れまくりの、死にぞこないの、田原総一郎なんか、国民がテレビで見ている前で、縛り首(絞首刑)にするしかない。田原は、森喜朗と、東京の下町の銭湯で、一緒に湯船に入って対談している本まで出している。

それから、松本剛明が総務大臣に復職した。この人は、元民主党で、小沢一郎にも近かった人だ。この松本剛明は、検察官あがりで、清廉潔白な政治家だ。政治資金規正法などを管掌している都道府県の選挙管理委員会とかは総務省の管轄だ。だから重要だ。

もう一人、立派な政治家がいる。それは、浜松の南隣りの磐田市(静岡3区)から出ている、宮澤博行(48歳)という政治家だ。防衛副大臣を辞めた。

 

12月13日に「自民党5派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題」で、清和会(安倍派)から受けた、ノルマを超えた分のキックバックの金額が、3年間で140万円有った。収支報告書に記載して訂正した」と国会内で、テレビカメラの砲列と記者たちに、壁ドンされて、壁際に追い詰められた時に、正直に対応した。

 

その時、宮澤は「(派閥の事務総長から)しゃべるな、しゃべるな。これですよ」と、正直にしゃべった。これが静岡の地元の有権者たちに大変、評判がよかったようだ。

 

だから宮澤は次の選挙でも何が有っても、落ちないだろう。福田派に入るだろう。松野博一(官房長官だった)も、本当は、福田派であることの正体を顕すだろう。

この若手の宮澤博行も東大法学部出の秀才だ。小さい頃から貧乏な家で、アルバイトでずっと生きて来た。市会議員になって(28歳)、それから周りから、その実直な性格を慕われて、それで衆議院議員に当選した。

 

これからの日本の指導者になる者は、貧乏な家から出てくる、学歴のちゃんとある、人生の苦労も知っている、優秀な人間でないといけない。民衆もそれを期待している。

 

もうバカ息子の3代目の世襲議員どもは、全員、滅ぼせ。小泉進次郎のような、近くで見たら、背がチビコロで、こんなに小さくて、マスコット人間のような、ハンサムお人形さんのような人間が、この世にいるのか、と私は思った。
 

何が「地盤、看板、鞄(資金)が無いと政治家にはなれない」だ。それからヘンな芸能人あがりやバカな美人女(本当の正体は鬼女だ。男たちを次々に食い殺す。自分の体、女体を使って這い上がる)どもも、もう上に上げてはいけない。

宮澤博行が初当選したのは、2012年12月の、仕組まれた、民主党の野田“ブタ野郎”佳彦(こいつも松下政経塾の一期生で、統一教会だ。私、副島隆彦を一本釣りしに、2000年頃、私の前に出現したことがある)のあとの、安倍晋三(去年の7月8日に、高転びで処分された)の首相復帰のときの、“安倍チルドレン”だ。

 

だから、宮澤は、安倍派なのだが、この男は、防衛族に入ったが、なかなか筋を通す政治家だ。アメリカからの日本の防衛費の倍増の要求に対して、「そんなに急激に防衛費だけを上げることはできない」と、健全な発言をした。

だから、2020年の防衛費増強とウクライナ支援金(日本国民には内緒で、2021年と22年で3兆円ぐらい出している)の時、

 

安倍晋三首相と、狂気の高市早苗に対して、「そんなに出せない」と、歯を剥きだしていがみ合っていた、官房副長官だった木原誠二(財務省上がりで、財務省のカネの配分権を握っている。

 

木原はアメリカに物凄く嫌われている。だから木原は偉い。だからCIAの手先の文春砲に狙われた。何とか今も、岸田と警察庁が木原を守っている。

 

木原にアメリカ政府との交渉の、怒鳴り合いを英語でやらせないと、他の政治家では出来ない)と共同のスタンスを宮澤博行たち自民党の防衛族の若い政治家たちは取った。

 

だから、私は、宮澤のこの温厚な態度と健全な精神を評価している。宮沢は、当選した時(今4回生)、自分の頭の髪の薄さから、「日本を明るくする会(頭のハゲの照り返しで)」という新人たちの議員連盟を作った。

ここで、最後に書いて置く。2009年の1月からだった。今から15年前だ。小沢一郎を、無理やり嵌め殺したのが、「陸山会事件」だ。

 

すでに盟友の鳩山由紀夫の政権(2008年8月末から)は、たったの8か月で崩された。

 

陸山会は、小沢一郎の政治団体だ。ここの収支報告書に、「5千万円の記載がない。小沢は、政治資金規正法違反の犯罪者だ」と、激しい小沢弾圧を、検察庁とテレビ、新聞が、一斉に行った。

血塗られた汚れた刃を振るって、田中角栄の申し子の、実力政治家の小沢一郎の政治生命を、無理やりでも断とうとした。マイケル・グリーン(安倍晋三の先生)たち、アメリカの、CIAの日本操り班が、司令塔でやった。

 

ところが、この政治献金の、西松建設からの5千万円は、小沢一郎の収支報告書に記載されていたのだ。この事実が判明した時には、さすがに、テレビ、新聞、週刊誌どもも真っ青になった。

それでもだ。それでも、自分たちがアメリカの命令で、振り上げた刀を今さら下に下せない。このあとは、見苦しく、発狂状態になってテレビ新聞が、「小沢は、悪者だ」キャンペーンを張り続けた。

 

あの時の、テレビ新聞週刊誌の幹部記者どもを今からでも、全員、引きずり出して処刑しなければいけない。
 

今、あいつらは、自分の血で汚れた唇を拭いながら、「もう、いいや。オレたちは、あの時はあの時で、上に命令されてやっただけだからさ」と、惨めなサラリーマン根性を丸出しにして、どこか東京の郊外の家で、ひっそりと生きているのだろう。

 

だから、こいつらには、ジャーナリストとしての名誉は全く無い。それが、現世からのこの者たちへの仕返しだ。

小沢一郎は、西郷隆盛と似て、朝の散歩を子犬を連れて、下駄で外を歩いた。そして、「このアパートが売りに出ているのか。これはなかなか、いいなあ。それなら、これを買って、秘書たちの住居にしよう」と、その為の政治献金たちを使った。純然たる政治活動の一環だ。

 

私たち、田中角栄、小沢一郎を応援し続ける、日本国民、1千万人が残っている限り、私たちは負けない。今の、統一教会で汚れ切った、立民と国民の指導部どもを引きずり下ろして、本当に健全な、野党を作り直さないといけない。

兵庫県明石市市長を12年間やって善政をやって、今は、満を持している、泉房穂が、明石の地盤から、次の総選挙に出れば、西村康稔(経産大臣を辞任した)に勝つから、準備しているだろう。

 

あのトカゲのような顔をした、ワルの西村を、公然と応援する明石の経営者団体も、役人組織も、今はもう身動きできない。市民たちが厳しく監視している。

 

だから、こうやって、汚れていない新しい、人の世の苦労を知っている政治家たちが、どんどん今から、たくさん出て来る。本当にいいことだ。

ああ、日本の政治の話は、これで本当にやめる。もうこれだけにする。

 

(後略)

 

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