現代日本政治の重要な真実(多分)part1 | 成田雅美のBLOG

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現代日本政治の重要な真実(多分)part1

②にも書きましたが、下記の記述を、全て真実/嘘と、即時に判断する必要は無く、重要な参考情報として受け取れば良いのではないかと思います。

高市早苗が、次期総裁選に再出馬予定と知った時、私は少し驚きました。と言うのは、彼女は、統一教会と関係が深いことが、既に明らかになっているからです。

 

彼女には、熱心な支持者が沢山いるので、今は、前回総裁選とは、状況が全く異なるということに、気づいていないのかなと思いました。統一教会と蜜月関係の高市早苗が、日本初の女性総理なんて、冗談じゃない。真っ平御免です。

 

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副島隆彦の学問道場 2023/12/14
岸田首相の安倍派つぶしは、ただの政界抗争(権力闘争)ではない。統一教会の解体だ。


(前略)

副島隆彦です。岸田首相の次の首相の座を、安倍派99人を背景にして狙っていた、見るからにワルの萩生田光一政調会長も辞任した。

 

あと残っているのは、岸田首相のとなりに、いけしゃーしゃーと女政治家代表の顔をして座っている、高市早苗である。安倍晋三の盟友である。松下政経塾の2期生である。統一教会系の大姐御(おおあねご)である。

 

鬼のような、眉毛が吊り上がった顔の、あのまま、岸田の隣りに座っている。彼女は、安倍派を出ているが、まだ来年9月の自民党総裁選に出ると息巻いている。

今度の政変劇は、これまでの政界抗争とは、質と濃度が全く違う。これは、ただの自民党内の派閥抗争ではない。岸田の宏池会(吉田茂の系統)が、清和会(日本の右翼議員たちの集まり)を追い詰めて、勝利した、というような小さな話ではない。

 

世の中では「あっぱれ、岸田がやりよった」というような、“床屋政談”レベルの話ではない。

この政変あるいは政局には、日本の国家総体としての大きな決断が有ったのだ。ただ単に、法務省・検察庁が「安倍派の内部からの垂れ込み(証拠の提出)があったので」、動き出して、安倍派の幹部たちを追及して、政治資金規正法の違反で、刑事罰を与えよう、ということだけでは済まない。

法務省・検察庁、さらには最高裁だけでなく、各省の官僚トップたちと、財界(経済界)、さらには天皇家(皇室)の意思までが、大きく纏(まとま)って、統一教会(安倍派)を、日本の国家体制から、排除、切除するという決断のもとで動いている。

① 反共右翼(その中心は統一教会の会員60万人)ではない、②の温厚なる保守の者たちが、大同団結して、①の統一教会を、カルト宗教団体であり、これ以上、日本の社会を宗教汚染させるわけにはゆかないと、高度のところで判断した。

それに対して「安倍派だけではない。裏金を配っていたのは。岸田政権そのものが危ない」と、今も足掻(あが)いて、「岸田の派閥もやっている」と書く者たち自身が、本当は、日本のテレビ、新聞の中に潜り込んでいる、統一教会の信者、活動家である。

 

評論家や新聞記者、研究員の肩書をしている。統一教会は、世界基準では、Moonies、ムーニーと言う。創業者の文鮮明(ムーン・サンミョン Moon San Myon)の頭文字から付けられた英語名だ。 

 

アメリカ帝国の首都ワシントンの政界までも、激しく汚染している。ビクトリア・ヌーランド国務省次官(アンダー・セクレタリー)が、公然たるMooniesである。

ドイツの外相の女、カナダの外相の女、ポーランドの閣僚たちなど、公然と、このMooniesである。みんなは「とてもそんなことは信じられない」と言うだろうが。ヨーロッパ諸国の政府までも、このように潜り込んでいる。

 

世界中の政府や政党に潜り込んでいる。真に恐ろしいことだ。だから、日本にも、こうやって政治家(安倍派)にたくさんいるのだ。

創価学会(500万人ぐらい)の中にも、2割ぐらい統一教会が潜り込んでいる。公明党の県議とか市議の中にいる。だから、公明党が恐れをなして、統一教会を公然と非難しないで、ここまで来た。

 

そして遂に怒って、岸田首相と山口奈津男公明党委員長が、自公連立政権として連携して、今度の動きに出た。

立憲民主党の泉健太と 国民民主党の玉木雄一郎のふたりの代表(党首)も、どうも、おかしい。統一教会の色が付いている。

 

野党の議員たちの中にも、たくさん統一教会員が潜り込んでいる。だから、とても健全な野党勢力として、自民党に取って替わる政権など、今や作れない。野党も一度解体して、一から作り直さないといけない。個別には能力のある野党議員たちがいる。

それから、日本の労働組合運動の、総本山(ナショナル・センターと言う)である、連合の会長をしている、奇怪な女、芳野友子も、統一教会員である。

この女(全繊維同盟。女工あがり)を育てたのは、強固な反共主義者の松下正寿という、統一教会の学者(立教大学の学長もした)で、労働組合の教育所の「富士社会教育センター」で、芳野を手塩にかけて育てた。

 

松下は、教祖の文鮮明に私淑した、統一教会の関連組織「世界平和教授アカデミー」の初代会長だ。

 

「日本共産党の労働運動への潜入を許すな」を信念と標語(スローガン)にして、遂に日本の労働運動までも統一教会が乗っ取った。この狂った反共右翼の者たちを、何とかしないと、本当に日本国の危機だ。

大手新聞社の中で、産経新聞(フジ産経グループ)は、明らかに統一教会の巣窟である。記者たちの中に、公然と統一教会員の者たちがいる。私は昔、産経の『正論』という言論誌に書いていて、追放されたので、これらの事実をよく知っている。

産経新聞と仲がいい、笹川財団(英語名は、ササガワ・ファウンデイション)が、日本維新の会の資金源となっている。日本財団と東京財団に分かれてる。維新の会の議員たちも、大きくは統一教会の別動隊だ。

 

創立者の笹川良一が、戦前は、”黒シャツ党”として、イタリアのムッソリーニの真似をした国粋主義者だったが、戦後、やっぱり、岸信介(統一教会の教祖の文鮮明と盟友)たちと一緒に「世界反共同盟」(WACLワールド・アンタイ・コミュニスト・リーグ)を1968年に創立している。

朝日新聞の、この10年間での変質と思想偏向が、ひどい。2013年から、安倍晋三が首相に返り咲いて(7年8か月間の長期、首相をした。2020年9月まで)、朝日イジメが酷かった。

 

日本の左翼リベラル勢力の牙城だった朝日は、人事を内部から握られて、安倍晋三の言うことを聞く役員や記者たちに変貌した。朝日の凋落は恐るべきものだ。

さて。岸田首相が、腕組みして、空を仰ぐように、目を閉じて思案し、ところが、顔つきが少し明るくて、にやりと笑っているようにも見える写真が写っている。これを、ここに貼って皆に見せることが大事だ。

だから、今度の闘いは、岸田の大勝利だ。そして、新しい官房長官には、3か月前に、外相を更迭されて、一歩うしろに退いたように見えた、林芳正(”宏池会のプリンス”と呼ばれる)が、今日から復帰して就任した。

 

今日の新聞の顔写真を見ると、元気いっぱいで、やる気十分だ。いい面構えになった。以前のような、にやけた坊ちゃん笑いをしなくなった。岸田が、あと2年、首相をしたら、そのあとは、林芳正だと、彼の顔に書いている。

岸田と林芳正は、この20年間、安倍晋三から、虐められ、怒鳴られて、それでも、我慢に我慢で、口答え(反論)しないで、ずっと耐えに耐えて来た。

 

安倍と同じ山口県(林)と、となりの広島県(岸田)が選挙区(地盤)だ。自分の地元もひどく汚された。それでも2人はずっと我慢していた。政治家の一番大事な資質は、我慢することだ。これを、この2人はずっとやってきた。だから、私はこの2人は、偉いと思う。

そうして、岸田が、ついに、人生で一度の大勝負に出た。それが、今回の、日本の国体(国家体制)の上層部の総意を取り付けたうえで、安倍晋三の死(去年の7月8日)から、1年半経って、ようやく、今回の安倍派解体、統一教会を日本の国家体制から切除手術するという動きに出た。

だから、今、私たち、日本の反自民党、反権力(リベラル派)の人間たちがするべきことは、岸田政権を打倒しようではなくて、この一幕だけは、岸田文雄を応援して、「頑張れ、岸田。安倍派=統一教会を徹底的に叩き潰せ」と応援することだ。私、副島隆彦は、このように考えます。

安倍派が、岸田内閣倒閣、退陣の動きを、先に仕掛けて来た。6月ぐらいからだ。それに対して、岸田はじっくり準備した後、反撃に出て、安倍派を解体に追い込む戦略に出た。

今日は、詳しく書かない(これまでにたくさん書いたので)が、 「最高検察庁内の大幹部だった、統一教会の黒川弘務」を検事総長(検察庁のトップ)にしようと、

 

安倍晋三が首相として押し切ろうとした2020年の問題以来の、法務省検察庁内の「もうこれ以上、統一教会が、法務・検察の中で蔓延こるのは許さない」という、堅い決断があった。

 

安倍派=統一教会が、日本の国家体制を、これ以上、乗っ取ることを、阻止すると、厳しく決意していることを示している。

下の記事に載せた、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に関する法が12月13日成立した」のとおりである。

 

この統一教会を解散、解体に追い込む、日本の国家体制としての意思と、今度の、安倍派を自民党内の派閥として解体、消滅させる動きは、同時進行である。

再度、書く。今、日本の国家体制そのものが、安倍派潰しと軌を一にして、統一教会を、日本国家として解体し排除しようとしているのである。

統一教会問題になると、私、副島隆彦は、ものすごく厳しい表情になる。なぜなら、この20年間、私は、統一教会は、人類に食らいついた癌(ガン)細胞だから、切除(リムーブ)手術をしないといけない、と各所で書いて、ずっと言論で闘って来た。

 

鈴木エイト氏たちが現れる前からだ。その為に、私は、統一教会から命を狙われて来た。

 

今は、統一教会が大混乱だから、その隙で、統一教会の別動隊である、エホバの証人(宮台真司氏を、2022年11月29日に、都立大学で殺そうとしたのは、エホバの証人の男だ。この男は1月に「自殺」して証拠隠滅した。警察は殺人未遂で送検した)と、

 

参政党(神谷宗幣参議院議員が代表。ここは、幸福実現党の支持票、175万票がそのまま移転して別物になり替わった政党)が、私、副島隆彦の命を狙っている。だから私は、注意、用心して生活している。

今回は、ふつうの政治家たちどうしの権力闘争(power struggle これは左翼用語。power strife こっちは普通の政治学用語)の、政界抗争ではない。ただの派閥抗争の、蹴繰(けたぐ)り合いではない。

 

これを、ただの自民党内の、いつもの勢力争いで済ます気が、私は、初めから無かった。だから私は、ずっと黙ってこの2週間の政局(これは内閣の解散、政権の交替を含む政治言葉だ)を見ていた。

私が、はっきり分かったことは、再度書くが、あの岸田の、腕を組んで、ひとりで、天を仰いだり、あるいは、にんまりする顔は、これはただの政界抗争ではない。

 

統一教会を、日本の体制の外側に追放するという、日本の支配層の、共通した意思から生まれた健全な判断である。私は、この動きに賛同する。

それでも、安倍派の中にいる、福田派系(30人ぐらい。今は、福田達夫が長)は、一切、名前が出て来ない。安倍派が分裂、解体したあと、福田派(ここが福田赳夫以来の清和研究会の元)が出来上がるだろう。

安倍が死んだあとの、返り咲き親分のドン森喜朗(この男は、大暴力団の山口組=日本のマフィア=の、実質の一番上だ)は、「萩生田を辞めさせるな」と騒いでいたが、もう黙った。

 

森は、岸田に直接、電話を掛けて圧力を掛けていた。しかし岸田はもう電話に出なくなった。この瞬間に、森はすべての政治権力を失った。12月6日のことだ。

麻生太郎は、今も副総理で、あれほど安倍晋三と仲が良くて、ふたりで日本の汚れた政治を、この10年間(2013年から)ずっとやって来た。

 

それなのに、「自分は麻生派で、宏池会だ」で、安倍派の自壊に対して、もう知らん顔をしている。自分が生き残ることで精いっぱいだ。岸田は、次は、麻生太郎を引退に追い込むだろう。

茂木派(茂木敏充が、青木幹雄から奪い取った旧経世会。竹下昇派)は、やや距離を取りながらも岸田を支えている。

 

菅義偉元首相は、安倍の葬式で、熱のこもった追悼文を読んだ通り、やっぱり、この男も、統一教会だったのだ。

宏池会系は、もともと、安倍派のような右翼やゴロツキのような、政治ゴロ(戦前の院外団)の蠢(うごめ)きである暴力団体質がない。おカネで汚れない。

 

だから、上品に官僚たちと同居して官僚たちに操られる。それと、アメリカと絶対に喧嘩しない。言うことを聞く。ケンカして自分たちが潰されないようにである。

 

しかし、面従腹背(めんじゅうふくはい)で、アメリカからの厳しい、理不尽な、「日本は、もっとカネを出せ」の要求に、必死で何とか抵抗する。

今の日本は、不況が30年も続いて、精一杯頑張っても、岸田の宏池会の「軽武装経済優先」の宏池会の政治で、生き延びるしかない。

 

日本国民の生活は、青息吐息で、すさまじい大量の貧困層を抱えて、やっとのことで生きている。それでも、まだ、日本国民は耐えられる。アメリカ帝国が、先に崩れるまで、堪え忍ぶだろう。

なぜ法務・検察が、本気になって安倍派を狙っているかというと、それは「2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件」の時に、広島に東京の検察庁から派遣されて、河井案里のカネ配りを調べていた、36歳の、若い優秀な検察官が、統一教会に殺されたからだ。

この若い検察官が夜、帰って来て、自分のアパートの部屋に入ろうとした瞬間に襲って、連れ込んで首を絞めて殺した。これが、統一教会が、政治家たちを「自殺に見せかけて」殺す時の、いつものやり口だ。

 

この事件は、週刊誌に書かれた。しかし、警察には手を出させないで、検察庁自身が、「これは、お前たち(警察)には扱わせない。俺たちがやる」と、深い決意を表して、自殺で処理した。

その時以来、若い検察官たちすべてが、「捜査中の汚職事件の担当検察官を殺すとは、何ごとか。絶対に許さん」と、自分たちの仲間を殺されて、激しく怒り狂った。

 

法務・検察の幹部たちも、法曹仲間の弁護士業界の親分たちも、「もう、あいつら統一教会を、日本の国家秩序は、絶対に許さない。根絶やしにする」となった。

 

(後略)

 

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