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言語化するというのは
①自分の中に起きた反応を見逃ない
②それをじっくり観察する
③他の人にも渡せる(理解できる)形に整えていく
この3ステップが自然と
内側で起きているということなのでは?と
思っています。
なので大元にあるのは
「反応(気になること)への観察がしつこい」
という特徴なのかもしれません。
違和感に敏感で、
湧き上がった感情を雑に処理せず、
自分の中で起きたことを
「これは何なんだろう?」と掘れる人。
そして、それを自分だけがスッキリするためではなく、
誰かが自分の感覚に気づけるように、
言葉として差し出せる人。
文章を書きたくなるときも、
うまいこと言いたいわけではなくて、
何かを見て、何かを聞いて、何かに触れて、
「あ、これ、言葉にしないと気持ち悪〜。。。」となる。
で、書く。文章を書くことは、発信というよりも、
違和感やモヤモヤ感の成仏に近いなと思っています。
書かないと、後味が残る。しっかり書くと、少し整う。
そして、それを読んだ誰かが
「あー、わかる」「それ、私も感じてた」
「そういうことだったのか」
と思って頂けたりしたとき、
自分の中だけにあった違和感が
少しだけ公共のものになる。
それが言語化なのだと思います。
ということで、言語化が上手い人とは、
言葉選びや言葉遣いが上手い人ではなく、
違和感を見逃さず、自分の感情を観察し、
そこにある構造(法則)を見つけて
他者と共有できる形に
変換できる人なのかもしれないなと。

そう考えると言語化ってかなり地味な作業で、
感じる。
引っかかる。
立ち止まる。
掘る。
構造を見る。
言葉にする。
その繰り返し。
でも私はたぶん、この地味な作業が、
嫌いじゃない、と思います。
AIがいくらでも文章を整えてくれる時代になって、
きれいな文章や、もっともらしい言葉は、
これからどんどん簡単に作れるようになるのだと思います。
でも、そもそも何に違和感を覚えるのか。
何を見過ごせないと思うのか。
何に対して「これはちょっと変じゃない?」
と立ち止まるのか。
そこには、その人の感性や価値観や、ものの見方が出る。
だからAI時代の言語化で本当に大事なのは、
文章をうまく整える力というより、
自分の中に起きた微細な反応を
見逃さない力なのかもしれません。
ということで、「言語化がうまい」とは、
言葉を操る力ではなく、
人間個人としての違和感を見捨てない力。
ここなのかなと、個人的な見解として思っています。
ー完ー
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