前回の記事で「なくしてしまって、諦めていたものが出て来て嬉しかった」と書いたのは、これです。
キャノンの「inspic」という超小型デジカメ。「アソビカメラ」という愛称がついていました。この写真だと大きさが分からないと思うので、カタログの写真を載せておきます。
こんな感じです。ファインダーとか液晶モニターがありません。撮りたいものに「適当に」カメラを向けてシャッターを押すだけ。今はあとからトリミングが簡単に出来るから、これはこれでアリだなと思います。小さくて軽くて動画も撮れて防水だし、とても重宝していました。ヨットの上でもずいぶん活躍してくれたカメラ。
去年のフジロックに持って行って、帰ってきたら、ないんです。クルマを停めていた駐車場とか、フジロックの主催者、関越自動車道のＰＡ、管轄の新潟県警南魚沼警察署など、あちこちに問い合わせたり届を出したりしましたが、手掛かりなし。貴重な映像を撮ったはずなのでとても残念でしたが、もう諦めていました。
替わりに同じものを買おうとしても、すでに生産終了。ヤフオクやメルカリには出品されていますが、珍しいタイプのカメラのせいか、中古なのにプレミアがついて新品より高くなってる！ 仕方ないけど高いのを承知で、買うしかないかなと思っていたところ…
こないだテニスに行く時、バッグの中身を整理していたら、ポケットの奥からポロっと出てきたんですよ！ フジに行く時はこのバッグを使ったので、ポケットに放り込んでおいたんですね。出て来た時は驚いたし、嬉しかった！ 思わず「えーっ！」と声を出してしまいましたよ。
それにしても、去年はフジのあと秋から冬にかけて何度もテニスをして、その都度このバッグを持ち歩いていたのに、なんで気がつかなかったのかなぁ？不思議です。
では、このカメラに残っていた去年のフジロックの動画、一部をご紹介しますね。
…と思って、編集してYouTubeにあげた動画をここに貼ろうとしたんですが、できない！ YouTubeの画面を見ると「著作権」という文字があるので、そこが引っかかっているのかもしれません。ステージの映像はほんの数秒なんだけどな！ 悔しいけど仕方ない。まぁ、カメラが戻ってきただけで十分すぎるほどラッキーです。運の良さに感謝します。