LIVE REPORT   ザ・ストライプス | マサミのブログ Road to 42.195km

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THE STRYPES@恵比寿リキッドルーム
 
 ストライプスはアイルランド出身、平均年齢16歳ちょっとというバリバリ若手のバンド。
今年の春にEPデビュー。Youtubeの画像が話題となり、
アルバムが出る前から人気沸騰!大物ミュージシャンの前座に起用される。
デビューアルバムが出たのは9月だから、まだひよっこ状態だが、
高い演奏スキルで昔懐かしいR&Rを弾きまくる姿がファンを引き付けている。
春先に来日したときは「ミュージック・ステーション」にも出演して、
話題になりましたよねー。私もYou tubeの映像を観て
これはかっこいい!と思い、さっそくチケットを抑えました。
(話題の物、旬の物には弱いんです。へへへ)
 
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来日アーティストの単独ライブ(フェス除く)を観るのは、
2012年2月にクアトロで観た「THE PAINS OF BEING PURE AT HEART」以来だから
約1年半ぶりですね。いかに最近の私が邦楽ロック好きになったか、わかります。
 
とにかくSTRYPESの出す音は、やたらレトロ!
デビュー当時のヤードバーズとかストーンズとか、アメリカ黒人音楽のブルースに憧れていた
ロンドンの少年たちが必死にレコードをコピーしていた時代の音、そのまんまです。
リードボーカルがハーモニカを吹くのも、昔っぽいですよね。
 
そんなSTRYPESの音楽は、一部では「新しいものが何もない」「単に昔の音の焼き直し」などと
酷評されたりもしますが、若いファンを中心にやや高年齢のファンまで引き付け、
東京2公演は即日完売。あっという間に追加公演が設定されました。
リキッドルームはパンパンの超満員!
 
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前座もなく、いきなり定刻に始まり、飛ばしに飛ばしてアンコール2曲やって
1時間20分で終わりという潔さ。
観ていて、1960年代の前半、エリック・クラプトンがリードギターを弾いていた頃の
ヤードバーズが出演しているクラブにタイム・スリップしたみたいな倒錯感があって、
個人的にすごく良かったです。一気に時計が45年ぐらい逆戻りして。
 
日本の物差しで測れば、ストライプスって、中学を卒業してすぐ、
高校にも行かずにプロになっていきなり大ヒットを飛ばして
世界的に有名になっちゃったわけだからすごいですよね。
それも、あのスーザン・ボイルみたいなオーディション番組出身でなく、
草の根からの盛り上がりですから。
メンバーたちは
「今のテレビやラジオからは、毒を抜かれた人畜無害な商業ポップスばっかり流れている。
そういう音楽シーンが嫌で、本当に自分たちがやりたい音を出したかっただけなんだ」
と述べています。いいぞ!その姿勢。
聴いていて「若いエネルギー」を分けてもらったような気分になりました。
 
10/18(金)のミュージック・ステーションに出。演が決まったそうです。
よろしければ、見てみてください。
 
 
・・・・
 
 
良いライブや映画を観たあとは、
まっすぐ帰らずどこかで時間をつぶして余韻に浸ります。
こないだ渋谷で映画を観た帰りはヒカリエの裏の「立ち飲みビストロ」を選びましたが、
今回は空腹感がハンパなかったのでラーメン屋を選択。
恵比寿界隈をぐるぐる歩き回って、結局は駒沢通りからちょっと入ったあたりの
「よってこや」というお店に入りました。
 
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選んだのは「当店の人気第2位」という「鶏カツ坦坦麺」。
ゴマの濃厚な香りが鼻をくすぐります。
そしてスープが素敵!野菜のポタージュみたいな、いろんな野菜の風味がまざった
ドロドロのスープなんですが、これが担担麺の辛さをうまく和らげてくれます。
トッピングの「鶏カツ」…要するにチキンカツですよね。
これも衣がシャキシャキ、肉はジューシーで、とっても美味しゅうございました。
 
そういえばいつかも、下北沢のライブに行って、ライブ前に担担麺を食べた話、書きましたよね?
担担麺、好きなんです~(^^)