素敵な田舎暮らし ( 期間限定 ) | mocomocoのブログ

mocomocoのブログ

60代も いつの間にか半ば。
日々の想いを綴ろうと、ブログを始めましたが、いつしか、回顧録に、、
幸せな時、辛い時いろいろあった人生を振り返ってみます。

田舎=不便


ホントにその通り。


田舎に産まれ、田舎に嫁いで

田舎の不便さは身に染みている。


買い物に行くにも車必須。


近くにあった 食料雑貨店さんも、

とうの昔に廃業。


ガソリンスタンドも減って来た。

ガソリンを入れる為に

ガソリンを使って入れに行く。驚き


若い頃は、

もっと都会に住みたかった。


テレビで見る都会は

お洒落で楽しそう ラブ



子供達が中学や高校に通う頃が

一番忙しかった。

仕事しながら 子供達の

送り迎えに奔走。 車ダッシュ

とてもじゃないが、

正社員なんて無理


病院、金融、買い物、、遠い 魂


不便な事だらけ もやもやもやもや



そんな田舎暮らしもいいもんだ。


って 思いだしたのは

50代になった頃


子供たちは結婚したし


買い物は ネットでポチ


春は梅、桃、桜の並木を

見ながら通勤。車


新緑の頃の若葉


水の音

風の音

鳥の声

蝉の声

虫の声

ついでに、アマガエルの声 🐸


歳をとり、

こんな風に自然を感じる田舎が

とても心地好くなってきた。


若い頃は、自然に目を向けたり

耳を傾けたりする時間も余裕も

なかったんだな、、

と 改めて思う。



思い返せば、田舎の自然は

子育てに持ってこいだ。


今では負の遺産となって

持て余している 広い土地は


バドミントンや、自転車の訓練

鬼ごっこに隠れんぼ

車庫の中には卓球台

身体を思いっきり 使って遊べる。

大声出しても 走り回っても

近所迷惑にならない。


ご近所さんも寛容

皆の目が子供達を守ってくれた。


梅雨の時期

毎夜 親子で蛍を見に外に出た。

その時のジメっとした空気、

静かな夜にジージーと何かの声

( 昔はミミズの鳴き声とか、

言ってたけどホントかな?)

肌と耳で覚えてる。


昼間は川で泳いで

水に浮かんで空を見る。

真っ青な空に、モクモクの入道雲

夜はカブトムシやクワガタを

探してドライブ

少し涼しくなった夕暮れの

オレンジ色の景色


紅葉した樹木

田んぼの畔に群生する彼岸花

緑と赤のコントラスト


子供達を迎えに行き

帰ってきて、車から降りて

空を見あげる。

一面に煌めく星、星、星


冷たい朝、霜柱を踏む

ザク、ザク、音と感覚



そんな田舎でも 今では

カブトムシやクワガタを

見ることがなくなり

家の玄関まで来ていた源氏蛍も

少なくなった。

お盆が過ぎると鳴き出した

コオロギや鈴虫の声も余り

聞こえない。


子供達が泳いだ

エメラルドグリーンのキレイな

川は 山の保水能力が落ちて、

水が少なくなり、石は苔だらけ


山は落葉樹より杉が

幅をきかせてきた。


温暖化で氷柱も霜柱も出来ない。


田舎の風景が変わってきた。

哀しい。  淋しい。  勿体ない。



私が 田舎暮しを楽しめるのも

運転できる内

50代~70代 80代前半?まで


私達の代でこの家も終わる。


( ご先祖様 申し訳ないけど、時代の流れと思って諦めてね。)


孫1号は、将来ここに住む。

って言ってるけど 。爆笑


孫4号も ここがいいって

言ってるし。爆笑


1号、4号

後々は2人で話し合って、、

バ~バはどちらでも大歓迎  飛び出すハート


生活するには不便だけど、

家を出ていった娘や孫たちには

とっても素敵な田舎らしい。


ジ~ジとバ~バが元気な内は

たくさん遊びに来てね。


お布団干す場所 

いくらでもあるし

子供や孫達が 

小さかった頃のように 

フカフカのお布団

敷き詰めて

また、皆で一緒に寝よう。


いつでも 待ってるよ 音譜