確か、最初に登場したのは2019年だったかと思うのですが、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)生地としてはとても画期的なのが登場していました。
私はその生地がとっても好きだったのですが、なぜか次のシーズンには登場しなかったり、そうかと思ったら何種類だけがコレクションの中に入っていたりと、とても気分屋的な感じの生地なのですが私は好きなんですよねー
それが、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)「マイクロンスフィア」
このように生地が撥水してるのが分かると思います。
表面は普通の生地で触り心地も通常の生地と変わらないので、パッと見た目は普通の生地です。
マイクロンスフィアとは、
蓮の葉が自ら汚れを落とし、水を弾くという特性をナノテクノロジーを応用し、このファブリックに付加することに成功しました。蓮の葉のような凸凹感のある表面が、水を弾くと共に、コーヒー、赤ワイン、ケチャップ、蜂蜜などが付いても、ファブリックの中に浸み込むのを防ぎます。これにより、防水機能だけではなく、汚れが付きにくいという特性も持ちあわせている。
この生地は、今シーズンはジャパンからは発売されていません。
また出る可能性もあると思いますが、私は本当に面白い生地だと思っています。
この時期、特に今日のような雨の日などは最高のアイテムです。
スーツして「マイクロンスフィア」があった場合は、画像のような撥水は当然なのですが、一番の良さはパンツのプレスがそのまま綺麗に存在できること。
雨で濡れてパンツのプレスラインが消えることが無い。
これは、本当に良いと思います。
何だかんだと日本は雨が多いです。
特に日本海側は雨の多い日が続くこともあるので、その時のスーツが「マイクロンスフィア」であればこんな便利なことはありませんよね。
また、「マイクロンスフィア」が発売されることを期待しています。
オーダースーツ専門店DoCompanyはエルメネジルド・ゼニア生地の正規代理店です