1980年代から10数年、スーツの基本的スタイルのベースはジョルジオ・アルマーニだったような気がします。
当時のジョルジオ・アルマーニはスーツをゆるやかなラインで生地もソフトなオーバーサイズ的な感覚でした。
そのジョルジオ・アルマーニのスーツを基本に他のアパレルブランドが似たようなラインを出していたような気がします。
それから、クラシック回帰としてクラシコという名でスーツらしいスーツになってきました。
その後、いろいろとあっちいったりこっちいったりしましたが、今はどの方向に行くのかって感じだと思います。
特に、先日のファッション雑誌で紹介されていたジョルジオ・アルマーニのスーツが面白い。
ジャケットは1980年代風のゆるやかでラペル幅が広いダブル。
ネクタイの大剣幅も1980年風。
パンツは2000年代のタイトパンツ。
スーツにスニーカーを合わせるコーデは2010年代風。
こんな感じですね。
これは、いったいどこに向かうのかが分からないような気がします。
しかし、これが2020年代のトレンドなのかもと思います。
マナーが必要な場所以外はファッションは自由です。
とても面白い世界だと思います。
こんなオシャレなビジネスマンが多く増えるともっと活気が出るのではないかなぁ。