カジュアルゾーンで流行っているジャージスーツ。
チラチラと見かけますし、知り合いのオシャレな経営者も着ているの見て脱スーツの感覚までは行かないけれどもスーツっぽいカジュアルを実践しようとしているのかとも思えました。
スーツに見える作業着
スーツに見えるジャージ
そもそもスーツに見せる必要性があるのか?と問いかけたくなるけどもON/OFFをハッキリさせてしまうよりも「ゆるい」感覚のビジネスモードだったりすることが今のトレンドなのかも知れませんね。
私自身も思うのですがアクティブに動きがあるような仕事をするようなときはガッチガチの堅いスーツよりも伸縮性のある素材のスーツの方が楽です。
そんな思いを持つ人が増えたのか、ラグジュアリー生地としてのジャージ系素材がエルメネジルド・ゼニアから2020秋冬に登場するとの噂。
とても期待しているのですが心配しているのが縫製工場です。
現在あるストレッチ系素材の生地は緯糸だけのストレッチのため工場はほぼ問題無く縫うことが出来ます。
しかし、今度出るストレッチ素材がどのような伸縮をするのか不明ですが工場が縫えないという問題が出てくる可能性があるのです。
現在発売されてる既製品はちゃんと仕上がってるじゃないか、と言われそうですが既製品で大量に縫製する際にはストレッチ素材としてのラインを作り上げているため可能であって、オーダースーツ工場のように一般的な生地とストレッチの生地と混ざってくると対応出来ない。
出来たとしても指示通りのサイズに仕上がらない、誤差が出る可能性があります。
まずはどのような素材感なのかをチェックして縫製工場と協議したいと思います。
しかし、エルメネジルド・ゼニアもこのような生地をしかもラグジュアリーラインとして出してくるなんてチャレンジしていますね。
一般的にジャージスーツが3万~なのに、エルメネジルド・ゼニアのジャージスーツは15万以上にはなりそうですね。
オーダースーツ専門店DoCompanyはエルメネジルド・ゼニア生地の正規代理店です