エルメネジルド・ゼニア生地の耳に業界で初めてブランド名を入れる | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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そもそも生地の耳って何?と思われるともいますが、生地の端のことです。

その端にブランド名を入れたのがエルメネジルド・ゼニアが初めてと言われています。

 

 

生地は表側を内側にして巻いてありますからブランド名が逆に見えますが、生地の耳に「Ermenegildo Zegna」と入っているのが分かります。

 

最近では、Ermenegildo Zegnaではなく、生地のブランド名が入ることがあります。

 

この耳にブランド名が入っている事はオーダースーツ屋として生地を取り扱う分には本物のエルメネジルド・ゼニアと分かるのですが、スーツとして仕立て上がったときには必要無いものなってしまいます。

 

しかしオーダースーツ工場ではこの耳の部分をパンツ裾の靴あての箇所に使用したり見えないところで使用しています。

 

そしてエルメネジルド・ゼニアとして耳にこだわっているのかと思ったのはネクタイなんです。

 

 

ネクタイ大剣の裏に生地の耳のようにブランド名が入っています。

なんともこだわりがオシャレになっています。

 

生地ブランドとしてスタートしたエルメネジルド・ゼニアはプレタポルテとしてメジャーブランドになりましたが生地メーカーとしてのこだわりも残しているという事なんでしょうね。

 

<ブランドの歴史>

エルメネジルド・ゼニアの創業は1910年、北イタリアでテキスタルメーカーとしてスタート。
初代エルメネジルド・ゼニア(1892~1966)の父アンジェロ・ゼニアが織物製造会社を設立。アンジェロは農家に生まれ、時計職人となり、その後毛織物を手がけることになりました。
火事で工場を焼失後は、トリヴェロに移り工場を再建後、生地の技術的な研究に取り組んでいます。この父、アンジェロ・ゼニアより20歳で家業を受け継いでいるのがグループ創業者、エルメネジルド・ゼニアです。
職業繊維学校で学び、1930年に当時最新の英国製紡績機による毛織物の生産を始めます。品質が高い毛織物に、自分のトレードマークでイタリア国内、さらに国際マーケットへ進出。1968年にはアルドが会長として、アンジェロが社長として事業を継承。
紳士服地で不動の地位を築いた後に、ゼニアは服地だけでなく既製服の分野にも進出。デザインのポリシーは「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」。スーツ、ジャケットからスポーツウェアまでそれぞれの製品は世界で高い評価を得ています。
また、業界で初めて服地の耳にブランドネームを織り込んで品質を保証したのもゼニアでした。1980年代にゼニア家の第三世代が経営に参加。アルドの息子パオロが服地部門、アンジェロの息子のエルメネジルド(ジルド)が既成服部門にそれぞれ総責任者として就任しています。彼らの姉妹兄弟や子供たちも各部門の担当し、「より伝統的に、より革新的に」をモットーに初代でブランド確立、二代目は小売への進出、三代目が小売店を世界へ展開しています。典型的イタリア型オーナー企業として常に先見的な試みをしているのです。

 

オーダースーツ専門店DoCompanyはエルメネジルド・ゼニア生地正規取扱店です