007 初代ジェームス・ボンドのスーツ | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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深夜、CSで「007/ドクター・ノオ」が放送されていたので


観てしまった。寝不足になってしまった・・・。



言わずと知れた殺しの番号「00(ダブル・オー)」を持つ


英国諜報員ジェームズ・ボンドの活躍を描く記念すべき


シリーズ第1弾ですよね。


しかし、あらすじは原作の「ロシアより愛をこめて」の後と


言う設定になっていますが、これは何か理由があって順番


が逆になっているらしい。


映画的には、近年の「007」シリーズにも登場するシーンが


そのままあるので何とも面白い。


シェイクしたドライ・マティーニが好きなのはお馴染みです。




さて、ボンドの衣装に注目・・・。


映画の中で、ボンドはライターにスーツはどこの仕立てかを


聞かれ、サヴィル・ロウ(ロンドンの高級仕立て屋街)と答えて


いるが、実際に仕立てたのは、サヴィル・ロウに近いコンデュイット


(コンジット)・ストリートに店を構えていたアンソニー・シンクレアで


あったという。


元もとは陸軍将校を顧客にしていたテーラーで、陸軍出身のヤング


監督がその常連だったことから、撮影用のコネリーのスーツの仕立


てを依頼されたとか。また、コネリー着用のシャツは、ロンドンの


ジャーミン・ストリートに本店のある、1885年創業のターンブル&


アッサー製。元もとはオーダー・メイドのシャツの店で、チャールズ


皇太子やウィンストン・チャーチル御用達としても知られてるとのこと。


しかし、ライターがボンドに「俺はワシントンで作った。」という台詞には


皮肉を感じましたね。。。



さて、このスーツやタキシードが似合うボンド・・・当時のショーン・


コネリーは体格が非常に良い!


さすがにあれだけの体型をしていればスーツが似合いますね。



しかも、この登場するスーツは見ればわかりますが、ラペルの幅、


ゴージの位置、着丈・袖丈など現在主流とされているスーツに


近い感覚で今でも通用しますよね。


パンツに関しても2タックながらベルトレスで履きこなすカッコよさ


は今でもお手本にしたい。


さらにシャツは、さりげなく私が「ミラノカフス」と呼んでいるダブル


カフスの変形タイプにしてある。


さらに、さらに、ショールカラーのタキシードとその着こなしは、


完全なお手本ですね。


タキシードはこのように着るんだと言わんばかり・・・。


本当にカッコいい。。。


参考に出来るポイントは是非参考にしてほしいと思います。




私は女性を落とすテクニックを参考にしたい・・・にひひ