ノートの5首(6-22)不安とはなる | 新サスケと短歌と詩

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 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。

 

血管が両の手首に浮き出して不安とはなる入院九日

 

目が疲れ本を傍えにすぐ置いたブログ二つをあとで書く身は

 

午後一時半に来る妻待ちながらそわそわといるあと二十分

 

手に取れど本をすぐ置く目が疲れ昼の枕灯消しておいたよ

 

通じなど毎朝訊かれ平然と答える僕は入院患者

 

写真ACより、「春のゆるかわ」イラスト1枚。