こぐま星座さんの詩集「夜を食(お)す国」より、以下の作品を紹介する。
天宇受売命 あめのうずめのみこと
こぐま星座
みよまあ やすべえはんとこのよめ
ふだんは朝のあいさつもせんもんがぁ
まつりんなると ああやって
せいねんだんのぶたいのうえで
むらのわかいしゅあいてに
きざえほうずにきざえさらいて
あんなあばさけたふくどこでみつけてきたんか
むなちもなあもすけてみえるんてななりして
わがめはほれでいいかもしらんけど
ひとがわらうがの
だれか とおまわしにゆうてやらさっさいの
おもっしぇ いらんことでねえがの
ひとがわらうがの
あのよめのせいで
うちじゅうがちゃがちゃがになってるんやぞの
あっこのうちはおじじもおばばも
ほりゃあ おとなしいようでけたひとやに
むすこがほいとこさぁと
どこやらでちゃまえてきためいろがあれじゃ
どもこもならん べさじゃ
むすこもむすこじゃ なあもゆわんらしいな
ゆうときぁきしゃんとゆうてまわなあかんも
ちったぁ はずかしいとおもわな
したからみたら
ぱんてぃまるみえやがいや