松山演奏旅行
松山演奏旅行終了しました。
今回は2つ演奏会があったので、道後温泉のホテルに4泊、毎日いいお湯につかり(笑)、ありがたかったです。
1回目は若者達とのオールフランスバロック、結構マニアックなプログラムでしたが、お客様の感想や笑顔、とても嬉しかったです!
右のお二人は企画してくださった宮武さんと丹下さん、大変お世話になりました!
2回目の演奏会は、浄土真宗西本願寺派の万徳寺というお寺の本堂での独奏。ヴィオラ・ダ・ガンバの話、浄土真宗と平尾家の繋がり、原爆と祖父や父のことなど、お話を挟みながら演奏しました。御住職や坊守さまを始め、沢山の方々とご縁ができ幸いでした。
そして、
今回道後に4日もいたので、すっかり私は道後の人になってしまいました(笑)
リニューアルされた道後温泉本館
オレンジジュース
19種類の柑橘類の中から私が選んだのは、左から、甘平、せとか、伊予柑
ジュースはそれぞれの蛇口から出ます!
坊ちゃん列車
道後駅そばのカラクリ人形時計 午後7時
こっちは昼間のショット
伊佐爾波神社の階段 100段以上あった!
9月23日記
古楽器で紡ぐフランス音楽のエスプリ
来る10月16日(水)に、リコーダーの宇治川朝政さんとリュートの野入志津子さんと共にフランス・バロック音楽の演奏会を行います。榎本文化財団主催で、何と入場無料です。
お申し込みは、下のURLからお早めに!
8月24日記
https://enomoto-bunka.or.jp/concert/20241016/
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早々と満席になってしまいました。これから申し込むおつもりだった方々には申し訳ございません!
8月27日記
続・パリのソナタ 演奏会終了
池袋のとしま区民センター小ホールでの3本のリコーダーとガンバとチェンバロの演奏会、昨日無事終了しました。
ボワモルティエやコレットの曲はとても楽しく、アンサンブルの醍醐味が味わえました。
私のソロはドレの組曲(抜粋)、この作曲家は我らが愛するマレの弟子と言われており、師の影響を受けていますが、世代が新しいだけあって、貴族ではなくパリの民衆に向けたわかりやすさも増していると思いました。でも今回弾いた組曲はハ短調という難しい調性で、マレへの追悼曲(トンボー)が含まれており、とても素敵な曲ですが、なかなかの難曲、ものすごく練習したけど、かなり緊張しました。
でも気に入った曲が弾けて嬉しかったです。
今回声をかけて下さった人達は皆さん素晴らしい奏者たちで、リハーサルを含めとても楽しかったです。でも今日は眠いのに眠れない感じで何もできない… 色々とやるべきことが溜まっているのに…
気晴らしに遊びに行きたいけどこの暑さでその気にもなれず…
息子たちがベイビーを連れて遊びに来てくれたので、思わずホッコリ(^^)でした。今日から離乳食が始まったそうで、うちでも木のスプーンをペロペロ、かわいいです!
8月13日記
パオロ・パンドルフォ演奏会 バッハ無伴奏チェロ組曲ガンバ版
昨日、横浜の青葉台フィリアホールで、パオロのバッハ無伴奏チェロ組曲ガンバ版の演奏会がありました。
なぜパオロがガンバで6つのチェロ組曲を弾こうとしたのか。答えはその演奏の中にありました。決してしかめっ面で聴く重たい音楽ではなく、ウキウキとした躍動感、おしゃれで魅惑的な歌心、そしてバッハの複雑で細やかな装飾の奥に、一つ一つのダンスのキャラクターそして田園風景など様々な景色がくっきり見えました。バッハが憧れたフランスの組曲、そのバックグラウンドの上に構築された「バッハの組曲」が具現化されていました。バッハが実はガンバのために作曲していたたと思わせるような錯覚を覚えたのは私だけではなかったでしょう。
6つの組曲の全ての楽章が実に印象的で、あっという間の3時間でした。
一つだけ残念だったのは、プログラムノートが、チェロ用でガンバ版の内容ではなかったこと!日本語を読めないパオロは知る由もないけれど…
それにしても、これだけのタイトなスケジュールにもかかわらず、元気いっぱい、なんという強靭な身体でしょう!たった4日間の滞在で、名古屋と横浜で演奏会、日本に大きな感動を残していきました。フェラーリのように!
8月8日記