さあ、最後の山場だ。
最近、改善に気づいたことがある。先日のリストの、
・?????、だ。
これは公開すべきかずっと迷っていたが、薬局で薬の販売をしていて、もしかして関連の悩みに苦しんでいる人がいるんじゃないかと考えて、勇気を出してカミングアウトすることにした。
実は、
・肛門から脱肛していた腸が引っ込んだ!
脱肛!!!
もう、ここまで来たら、全て暴露するよ。失うものは無いし、たぶん治ったしv
恥ずかしいので、これまで誰にも話したことはなかったし、中身が漏れるとか、痛くてガマンできないとかではないので、お医者に見せるのもためらって、かれこれ20年はつきあっている。
原因はきっと自分に落ちる前の栄養失調(タンパク質不足)による筋力の低下と、ヒドイ便秘のせいで、筋肉がついて便秘さえ治れば、腸も引っ込むと思っていたんだ。
ここ数年は、ヤクルトのおかげで便秘が改善したからか、だいぶマシになっていたので、もう一生つきあうつもりでヨシとしていた。
たまに出てくると超痛いのだけど、触るとさらに痛いのをガマンして押し戻してやると、しばらくは大丈夫になる。いつも優しく、赤ちゃんの『メリーズするりんキレイおしりふき トイレに流せるタイプ』が愛用品だ。
それが、ふと気づくと、柔らかくフカフカ(脱肛部分?)だったあたりが、硬く引き締まってフカフカが無い。
いやあ、びっくりしたけど、うれしかったなあ。
逆「青天の霹靂」? ぱあああと世界が晴れた感じ。
これはもう、どう考えても、甘草でしょ。
「脱肛」で悩んでる人、案外いるんじゃないかな?誰にも言えなくて、ツラい思いをしてると思うけど、どうか脱カンゾウを試してみて。
変化に気づいたのは、完脱カンゾウ後2週間は経った頃だったと思う。それからさらにどんどん締まってきて、ひと月経つ頃には脱肛があったなんて信じられない触り具合。
治り加減が実感できるのって、本当にうれしいね。
実は痔の薬には「グリチルリチン酸」などカンゾウが入っている場合がある。
もしやと思って、薬局で調べたら、有名なお薬に配合されていた。
私のは「痔」じゃなく「脱肛」だと勝手に解釈して、耐えられるうちは薬は飲まない、と手に取ったこともなかったけど、使用している人は、調べてみるといいかもしれない。
薬で、悪化させている可能性が無きにしも非ず、だ。
「脱腸」というのも、もしかしたらカンゾウが関係しているかもしれない。脱腸は、腸をまるっと包んでいる袋の膜に穴が開いて、足の方へ落ちて出てきてしまう症状だ。考えただけで具合が悪くなりそうだ。
口内が溶けるなら、腸壁も溶けるし、それなら腸膜だって溶けるんじゃないか。
「脱腸」は、手術して治しても、くせになると言うが、生活習慣、つまり、もしカンゾウが原因なら脱カンゾウしない限り、腸壁は溶け続ける。
是非、試してみて欲しい。ダメ元だよ。
もうひとつ書いてしまおう。
・肝臓が調子良いのか、尿が黄色い場合が増えた
私は朝一でも、尿が黄色くないことが多くて、自分なりに心配だった。黄色の色素が発生しないのは、肝臓がちゃんと機能してないから、なんじゃないのか?
古い血液が肝臓で処理されると、黄色い色素を持った不要物が生成される。それが尿に混じって捨てられるので、黄色いんだ。これがうまく排出されなかったり、大量に作られてしまうと、身体に周り、肌や白目が黄色くなる黄疸という症状になる。
薬局のお客さま(調剤の患者さまじゃない)で、真っ黄色の人をお二人見かけた。私の目に黄色のフィルターがはまってるんじゃないかと思ったくらい、黄色かった。(驚いたが、顔には出さないよ)
大丈夫かと聞きたかったが、私には越権なので、普通に笑顔で送ったが、本当に大丈夫だったろうか。
私の身体には、それほどの黄疸が出ている様子は無かった。私の黄色はどこへ行ったんだろう。
それが今では、ちゃんと黄色い。
そして、長時間トイレに行けなくても膀胱が痛まなくなった。そもそも私の膀胱炎は量の問題じゃないので、尿の成分が良くなったか、膀胱が丈夫になったんじゃないか。
膀胱にまで、甘草の成分が壊れないまま到達するとすれば、膀胱の壁を溶かしたり脅かした可能性はある。ビタミン剤を飲むと、ビタミン剤のような感じの尿になるし、もともとビタミンCなどはほとんどそのまま排出されてしまうらしいね。
ここ最近、膀胱炎のお薬を所望される人が増えたように思う。もしかしたら、カンゾウの影響かもしれないので、是非身の回りを見直して欲しい。
また、便に甘草成分が含まれていれば、滞留時間が長い出口のあたりがトラブるのは、あたりまえのように思う。
また出口あたりは、身体からカンゾウが完全に抜けるまで影響を受け続けるので、改善までには他より時間がかかるだろう。
けど粘膜なので、修復が進めば、外皮より早く復帰するはずだ。
復帰度合いは個人差があるのかもしれないし、わからないが、カンゾウが原因の異常なら、カンゾウを止めることで悪化することは無いと思う。
万一少しでも悪化するようなら、原因は別にあると考えて、また治療に専念してください。
さて、ここで注意。
◎お医者にかかっている場合、必ず先生に相談してください。
「そんなものが関係しているわけがない」という先生もいると思うので、そんな場合はセカンドオピニオン(他の病院の先生に相談)してみるとか、まずは薬以外のものだけ脱カンゾウするとかしてください。
私は、こんな役目を負っていたからなのか、皮膚も含めて、身体がとっても丈夫だ。何かあっても、ほとんどスグに治ってしまう。
23才になったばかりの夏だったと思うが、プリンスホテルの仕事で、軽井沢~草津あたりの別荘地のプロモーションビデオに出演したことがあった。
その中で、「白根山を歩く」シーンがあったんだけど、山なんてほとんど歩いたことがない私は、案の定すっころんで、右腕の肘下あたりを盛大に擦りむいた。
7~8センチは剥けて、血がにじんで、それはそれは痛かった。
(余談だが、オーディションで「テニスの経験は?」と聞かれたので、「大学の授業で少し」と答えたのが決め手になったと後で聞いた。嘘はついていないが、テニスの授業はたったの1回で、もし「テニスは得意?」という質問なら「無理です」と答えていたはずだ。
おかげで、現地に入ってから撮影前に猛特訓させられ、その疲れで足がもつれたに違いない)
下山してすぐホテルの露天の温泉に入るシーンがあって、スタッフさんから「温泉で治るから」とかテキトーに言われながら、プロ根性で腕を湯につけたら、焼けるように痛かった。
真夏の午後のド青天の露天風呂で、湯面に反射する太陽の光に照らされながら、水着を着てバスタオルを巻いて、もう十分にもうろうとしていたので、痛いんだか暑いんだか熱いんだか、よくわからない中、コメントがテキトーすぎて5テイクくらい撮るハメになった。
その日は確か、朝から4回温泉に入るというスケジュールで、それが3回目だったと思う。
夜の温泉は、優しかったのか、もうほとんど痛まなかった。見ればうっすらと膜を張っていた。
翌日には、驚いたことに、薄皮ができていた。その夜、撮影が終了して帰る頃には、もうほとんど治りかけていたように思う。
ただ、皮だけが急激に再生して、中身は全然な感じだったから、見た目はすっかり治っているのに、その後かなりの間、痛かった。
そんなことがあって、かなり明確に覚えてるんだが、皮から治ったからか、今見ても傷跡が全く無い。記憶が無ければ、ケガをしたことさえ無かったんじゃないかって思えるくらいだ。
実はあまりに傷がなさ過ぎて、左だったかも・・・と思い始めたら、右になんとなくうっすらと赤っぽい部分があって、傷跡のようには見えないがずっとあるので、たぶんこれだ。写真を載せようと思ったが、うまく撮れなかったので、すみません。計ったら長さ2センチ程だった。深く掘れた部分かな。
代わりに、ビデオ版『地球の歩き方』ロケの写真でも。軽井沢の翌年だ。
スペイン編 ※当時はこんなカメラで大変だったけど、「撮影」って感じだったよね
パリ編 ※パリ郊外
そんな訳で、皮膚や粘膜に関しては、トカゲレベルの再生能力で、もしかしたら脱カンゾウして改善するまでの時間が、他の人より早いのかもしれない。
なので、みなさんは、パッと改善しなくても、あきらめないで様子をみて欲しい。
少なくとも、毒が身体から完全に抜けるには、そこそこ時間がかかると思う。
再生が始まるのがそれからだとすれば、顔なら毒抜き+皮膚のターンオーバー(細胞ができてから死ぬまで)周期1~1.5ヶ月として、改善が感じられるまでに2~3ヶ月かかる人もいるかもしれない。
私は、毒でも薬でも反応がやたら早いので、因果関係を特定することがわりと簡単で、それが普通だと思っていたが、どうもそうでもないらしい。
ちなみに、コロナワクチンだが、1、2回(ファイザー)は全くなんともなく、3回目(モデルナ)は翌日に腕が腫れて、脇の下が痛くなったが、寝込むほどのことでもなかった。
せっかく鎮痛剤とおでこの冷え冷えシートを準備したので使ったが、無くてもどうということは無かったと思う。
きっと体内の専門機関が、異物を発見して、あっという間に処理が済んでしまったんだろう。常に毒にさらされていて、慣れっこになっているのかもしれない。(なんて、単なる想像です)
恐らく、問題が起こるのは、老齢になって代謝が落ちてから、ということだろう。
本当に怖いのは、それからだ。
最大の問題は、蓄積だ。成分の蓄積というより、影響の蓄積。代謝が落ち、処理後の掃除が間に合わなくなれば、そうして生じたゴミ(癌化細胞?)が増殖して、やがて病気を引き起こす。
全くの推論でしかないが、考えられないことではないんじゃないだろうか。
追伸:
ちなみに、治りが早かったのに温泉も一役買っているに違いないが、もし温泉だけの効能なら、今頃は日本版「ルルドの泉」とか騒がれ、世界的に有名になっているに違いないので、温泉だけの効能ではないと思う。
けど、温泉でなかったら、ケロイドとかになっていたかもしれない。ちょうど左肘にやはり転んでできたケロイドがあるのだが、やはりうまく撮れなかったので、すみません。