初仕事
シンナー漬けの日々が2ヶ月ほど続いたがもう死にそう。
単車も欲しいから働くことにした。
この日を境にシンナーはやめた。
初めての仕事は住み込みで大工の見習いに行った。
親方は昔そうとうな悪だったみたいで話のわかる人だった。
しかし生活態度などにはすごくきびしい。
自慢のリーゼントは大工だから切れと言われた。
朝は5時半に起きて家の前の掃除。
それからハードな仕事。
仕事が終わって帰ったら親方の小学生の娘2人と風呂。
そして給料は1ヶ月1万5千円。。。
こんなんじゃ単車も買えね~~~~~。
2ヶ月足らずで辞めた。
次の仕事は大理石を貼る仕事についた。
これなら金になる。
単車の為に働いた。
そしてこの頃地元の族の先輩達が引退した。
リーダーとは仲がよくていつも家に遊びに行っていた。
俺に単車を買わないかって言われた。
即答だった。
憧れの単車。
真っ赤なCBX.。
お金は後でもいいと言われたのですぐに乗って帰った。
嬉しくて毎日眺めて毎日磨いた。
俺は誕生日が2月だから当然無免許。
昼は仕事で夜は単車を毎日乗り回した。
卒業してから・・
俺の学生生活は中学で幕をとじた。
自由になれる反面寂しい気持ちもある。
卒業してすぐは先輩の家に入り浸っていた。
そこの家は大金持ちで何でも自由だった。
朝から晩まで家の中でシンナーを吸いっぱなし。
飯も食わずにただひたすらラリっていた。
そんな生活で俺の体重は38kgまで落ちていた。
ガリガリの廃人だ。
この頃よく先輩の単車(XJ400)に乗ってウロウロしていた。
もちろん15歳だから無免許。
ある日の昼、先輩にガソリンを入れてきてと言われてダチと一緒に
ガソリンスタンドへ。
行く途中にばったりパトと出くわした。
それからパトとバトルが始まった。
10分ほど逃げたところで何だか単車の様子が・・・。
なんとガス欠(だせ~)
仕方なく単車を捨ててダッシュで逃走。
捕まらなかったが単車は取られてしまった。
初めての逃走劇。
ドキドキしたが楽しかった。
早く大勢で走りたい。
俺は自分の単車を買うことに決めたのだ。
卒業式
いよいよ卒業式の日がやってきた。
授業はろくに受けもせずとうとう高校にもいけず
悪さばかりの学校生活だったが仲間達との日々は最高だった。
朝起きていつものように遅刻して学校にいった。
卒業式は始まる直前で生徒はみんな中に入っていたが
仲間達が入らずに俺が来るのを待っていてくれた。
そして卒業式会場の体育館へみんなで入っていった。
そして式が終わって仲間みんなで記念撮影。
俺にとって最後の学ラン。
たくさん仲間達と笑顔で写真をとった。
そして最後の花道。
後輩の女の子がたくさん来てくれて花束を持てないくらいくれた。
ボタンもすべてとられた。
そして打ち上げの前に一旦家に帰った。
俺は涙が止まらなかった。
仲間達との思い出がたくさんこみ上げてきた。
最高の中学校生活だった。
嫌な事も悲しいこともたくさんあったけどやっぱり楽しかった。
人生一度しかない中学校の3年間。
みんな悔いのないようにたくさん遊んでたくさん色んな事を
経験して欲しい。
そしてここから俺にさらなる試練とヤンキー生活が始まっていくのだ。