ドイツ生活情報 第2回 家探し | 夢追い人のブログ

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IT・経営コンサルタントを経て、㈱Dream-LINKを設立。
個人の夢が縦にも横にも繋がると、社会全体の価値を高められると信じて、誰もが、いくつになっても夢を持ち続けられるために活動しています。
夢ややりたいことを個人/法人両方の観点から捉えた記事を書いて参ります。

前回はフランクフルトのざっくりとした構成について書きましたが、今回は家探しについて実体験を元に書いてみたいと思います。

※前回の記事

最後に生活を始めるのに新しく購入した物品の大体の値段を記載したので、ご参考までに。

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11月にこちらへ来た時には、まず3週間ほどだけ、airbnbで部屋探しをしました。airbnbは簡単に言うと個人間で簡単に部屋の貸し借りやホームスティのやりとりができる、つまり決済や、保証などはairbnbが担ってくれるというサービスで、世界中で広がっているものです。

これを使って探していたのですが、どうもどれもぱっとくるのがありませんでした。ドイツでは元々ルームシェアがかなり一般的であるようで、一人暮らし用のバストイレ付きのワンルームでお手軽な価格のもの、というのを見つけるのがとても難しかったです。

いくつかは直接見にもいったのですが、かなり中心から遠い上に、部屋にはベッド以外なにもなし。バス、キッチンも父娘との共同利用、と言うような部屋などちょっとのんびり過ごすにはめんどくさそうな部屋だったり・・・(これでひと月700ユーロくらいだったと思います)

そんな中、見つけたのが、一晩35ユーロで30㎡ほどの部屋のホームスティ形式のものでした。テレビもついてるし、インターネットも付いてる。電車の駅からもまぁまぁ近いというのを見つけました。
早く決めたかったと言うのもあり、ここに決め早速ホテルから移動。なんとホテルまでホストが迎えに来てくれるとのこと。。。。。

結論としては、この部屋は3週間ほどで出ることになります。部屋自体はとてもよく、最寄り駅もFrankfurter BergというS6で中央駅から北へ20分ほど、5駅8kmくらい行ったところに位置し利便性も特に問題はなかったのですが、ホストがとてもめんどくさい人だったので、引っ越しを決意しました。


さて、ここからが本題。家探しについて、単~中期的な滞在であれば、Zwischen Mieteというのを利用するのが便利だと思います。日本語訳すると、文字通り「間貸し」。こちらは仕事やインターンの関係などで家をしばらく空けたりする人が多いようで、その不在の期間、だれかに部屋を貸したい!という人が集まるサイトです。いくつか種類はあるのですが、僕が利用したのは、このサイトです。
http://www.studenten-wg.de/
9年前にハイデルベルグで生活していた時もこれを利用して旅行者ならだれでも訪れる街の中心から一本裏の通りに月400ユーロほどで生活しておりました

今回、最初はあまり比較検討する時間がなかったのと、タイではairbnbでかなりお得にエイ探しができていた実感があったためですが、やはりZwischen Mieteはいいと思います。

地域、家賃、期間、同居人の数などで絞込み検索ができるので、2か月間で10万円ちょっとくらいの価格帯で一人部屋というのを探しました。

計12通くらいメールを送って、返信があったのは計5通ほど。友達に言わせるとこれは確率いい方らしいです。日程の関係もあり実際に部屋を見に行ったのが、そのうち2軒です。

一軒は、月の家賃が370ユーロ(うち光熱費70ユーロ)、もう一軒は720ユーロでした。2軒目は予算オーバーだったのですが、内容が良さそうだったので街の様子が良ければいいかなと思って見に行ったところでした。

※なお、ドイツでは家賃をKalte MieteとNeben Kostという二つで表すことが多く、Kalte(冷たいの意)が水道光熱費を除いた値段、Neben(隣の意、付随と捉えると分かり易い)が水道光熱費として、いくら払えばよいかという金額です。このサイトを見ている限りでは、Neben Kostが固定のところが多かった様に思います。

さて、2軒を比較したところ、700ユーロの方がやはり高い分、1DKの作りでキッチンも綺麗で食器もそろっており、かなり過ごしやすそうな部屋でした。日当たりも悪くなさそうでしたし。。。
ですが、こちらは借りる期間的な問題で、僕ではなく別の人に貸したいということでなくなく断念でした。。。。

そして、もう一軒に今暮らしているのですが、こちらはDach Zimmer(天井部屋の意)と言って、日本でいうと屋根裏部屋とでもなるのでしょうか(実際には「屋根"裏"」ではないですが)、部屋の広さは12㎡ほどのワンルームでシンクがなく、調理器具は簡易のIHと冷蔵庫のみ。あ、一番困っているのは、洗濯機がないことですね。コインランドリーに行くかしないといけないので、部屋での洗濯用にバケツを買いました(笑)

ひと月で400ユーロ程度というのはかなり破格な値段なので、仕方がないかもしれませんが、結局最初に色々そろえることになったので、考えようかもしれません。

でも、キッチン以外は特に大きな問題もなく、街の中心まで6km程度、バスか地下鉄を使えばDoor to Doorで20分程度、歩いても3~40分程度の立地で、この値段と思えばありかなぁと思っています。

ちなみに、屋根の上に出ることが可能で、ここからの眺めは最高です!

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◆生活開始に使った大体の金額

 1.毛布の購入      28ユーロ
 2.掛け布団の購入    95ユーロ
 3.布団カバーの購入   16ユーロ
 4.お椀と皿2枚の購入  10ユーロ
 5.フライパンの購入   30ユーロ
 6.鍋の購入       20ユーロ
 7.フォーク等の購入    9ユーロ
 8.鍋かきの購入      6ユーロ
 9.洗濯用バケツの購入   7ユーロ
以上、必需品と思うもの 【計:221ユーロ】
10.ワイングラスの購入   2ユーロ
11.水保管用瓶の購入   35ユーロ
12.栓抜きの購入      7ユーロ
以上、合計:265ユーロですね。

もう、折角なので、この一連のセットをパッケージにして、これからどこ行っても生活できるようにまとめておきたいと思います^^