読みました。
さらさらと読めて理解しました。
東京裁判を観ましたが
ちっとも分からず不完全燃焼でした。
あらすじは日本は戦前、戦中、戦後と共産党にかき回されてました。
今もかも知れませんが。
今はそのような力無いですね。
その共産党を利用して
日本を敗退させる計画を練って行動してたのが
近衛文麿です。
藤原家の子孫だそうですが
素晴しい環境の中でお育ちになられ
何の苦も見当たらない生活を優雅になさってました。
血筋とかは本人と関係なく仕方ないものです。
環境もどのような環境でも
出来た人材は育つものですよね。
近衛の事を述べてる文書があります。
ぴったりです。
ハーバート・ノーマン
GHQ対敵諜報局調査分析課長
が
「戦争責任に関する覚書」
に書かれてます。
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淫蕩なくせに陰気臭く
人民を恐れ軽蔑さえしながら
世間からやんのやんのの喝采を浴びる事を欲しがる。
近衛は、
病的に自己中心的で虚栄心強く
彼が一貫して仕えてきた大義は
己自身の野心に他ならない。
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上記の文章でクリアになります。
400頁近くの本がこの文章で明らかになるのです。
最後は殺されました。
自殺と公表されたのですが、
青酸カリを飲んでなくなるような遺体ではありません。
是非、お読みになり日本を動かす人々の酷さを知るべきです。
「歴史は繰り返される」
何時まで続ければ
皆さま方は認識して世の中を見て
頭を巡らせるのでしょうか?
このサイクルを変えない限り
日本、いえ
世界はどん底です。
林千勝氏は
最後に述べてます。
人間の価値は富や名声ではなく
自らに問うて胸を張れるかどうかです。
国民にとってリーダーの選択は
真の志こそ第一であって
富や名声そして幻想に負うものであってはなりません。
心に沁みます。