工房内がゴタゴタしているので、各々作業を進めて一台でも早く終わらせてます。
よく言うのですが、同じ様な作業が続きます。
九十九里からのショベル、タペットトップがパンの物をショベル用のコンバージョンに交換するのですが、昨日入庫した大和かのショベル、ハイドロユニット車両ですがユニットに問題が出ているのでソリッドに交換、此方も同じくソリッドコンバージョンキットを組み込みます。
ソリッドコンバージョンキットも、車両によってはすんなりとユニット上部の交換出来る車両も有りますが、大概の場合、いや殆どですが、ソリッドコンバージョンの差し込み口径が微妙に大きくて、スンナリとは入りません。
旋盤で100/の数ミリ程削って入れます。
有る程度抵抗が有る感じで、交換ソリッドトップが一番下まで入る位で調整してから入れます。
九十九里ショベルへはタペットトップのコンバージョンキットインストール完了
次に、昨日入れ替えしたバルブガイドにリーマーを通してからバルブ擦り合わせをして置きます。
シリンダーヘッドを組んだので、ガスケット面をオイルストーンで面研してから、エンジンへシリンダー及びシリンダーヘッドを乗せて置きます。
シリンダーは規定トルクで締め付けして有りますが、シリンダーヘッドはインテークとの角度合わせが有るので締め付けは未だです。
フロント側からの白煙は無かったとの事ですが、シリンダートップのボア外側の角が90°で後に問題が出たら駄目なので、削って斜めにして置きます。
???フロント側は90°の角では無く、ヘリが斜めになってました!
でも斜めが浅いので少し削って斜めを広げて置きます。
削る動作よりも、旋盤に噛ましたシリンダーの芯出しの方が時間が掛かる!
シリンダー加工完了!
フロント側は白煙が無いと言う事も有って、シリンダーヘッドの吸排気共にポート内の状態は適正、フロント側はシリンダーヘッドは分解しません。
シリンダーを乗せて締め付けしたので、数時間置きたいので、此方のショベル作業は明日にします。
大和ショベル、タペットをソリッドコンバージョンします。
プッシュロッドを外して、舐めナットが2箇所も有り、内一個はNGなので交換しました。
やはり、今回もソリッドコンバージョン作業はすんなりと行かず、新たに取付するソリッドトップ4個を共に旋盤にて径を小さく、表面塗料と下地を若干削る感じでした。
上記は、手を加える前と削った状態です。
タペットからプッシュロッドを取付して、調整後に始動トライ!
オーナーさんが言われるには運が良く無いと始動しないとの事ですが、ガソリン送りから空キック数回して、イグニッションキーONで一発始動しました。
また、冷えてからトライします。
今日は定休日なので、まだ3時過ぎですが終了にします。