J&M ショベルシリンダー作業〜 | J&M cycleのブログ

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J&M cycle yokohama
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ビンテージハーレーアトリエ

工房に来る前にアルゴンガス充填屋さんに寄って、充填完了ボンベを引取に行ってから工房


一番に大和ショベルの始動確認、通常ルーティンをこなして一発始動、此方の1340ショベルは以前から始動性が良く、エンジン始動が悪くなってからオーナーさんは試行錯誤されていた様です。

結局、三回の始動トライしましたが、ルーティン後全て一発始動になりました。


奥のバイクを出すのに、一番端に移動して有ります。


九十九里ショベル、シリンダーを取付して一晩腰を据えたので、シリンダーヘッドをインテークマニフォールドの角度に合わせて締めて行きます。

シリンダーヘッドは、シリンダーよりも強いトルクで締め付けです。

最近はニュートンmで言い表してますが、シリンダーが5k少々でシリンダーヘッドは7k少々です。

自分は気持ち指示トルクより気持ち強めに締めます。



タペットブロックに取付するコルクOリングには、オイルを添付して少ししてからタペットのプッシュロッドを組んで行きます。





コルクは濡れて初めて密閉性が良くなるからです。

ワインも同じで、内側がワインで濡れて密閉されてます。だからワインはコルクが乾かない様に横にして保管してます。

タペットのコルクOリングも、長らく始動させ無いでコルクOリングが乾き切ったら、オイル滲みの可能性が高くなりますし、コルクOリングがひび割れする事も!でも最近はコルクじゃ無いOリングも有りますね^_^ 自分はコルク派です。



タペットからのプッシュロッド取付かんりしたので、外したパーツを元に戻していきます。






元に戻したので、始動確認です。

エンジン温度が上がると白煙が出ると言う事なので、アイドリングを高くしてエンジン温度が上がるのを待ちます。


後半、エンジン温度が上がると薄らとまだ白煙がぁ!アクセルを煽ると白煙は止まりますが、一度走らせてから確認します。


走行中、白煙無し!走行から戻ってエンジンを切らずにアイドリング状態での確認、白煙無し!





また、冷間時から始動させてエンジンを温めてから確認します。


どうでも良いですが、大きい人が乗っているバイクは、小柄な自分には試走が辛い!


最後に厚みの有る鉄板を切断して、今日の業務は終了します。