ウクライナ、立て直し急ぐ | 川島正仁の南米体験歌

川島正仁の南米体験歌

川島正仁は、東京オリンピックの年(1964)、高校を卒業し、翌年19歳で南米アルゼンチンに移住します。日本を最後の移民船「アルゼンチナ丸」に乗船し、横浜港の大桟橋から出航しました。その時からの苦しい移民生活を、歌とともに綴ります。

米で支援予算成立へ、9・4兆円追加

米連邦議会上院は23日、ウクライナなどを支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。バイデン米大統領が24日に署名し成立する。弾薬や防空ミサイルの追加供給が可能となり、滞っていた米国の軍事支援が再開する。ロシアの侵略が続くウクライナの支援に608億ドル(9兆4千億円)を充てる。バイデン氏は声明で「24日に署名し、米国民向けに演説する」と表明した。「ウクライナに今週中に武器や装備を送り始める」と明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、X(旧ツイッター)に「米議会上院がウクライナへの重要な支援を承認したことに感謝する」と投稿した。「この採決は民主主義を導き、自由世界のリーダーとしての米国の役割を強化する」と指摘した。ライダー報道官は23日の記者会見で、成立した場合「一般論だが、数日以内に支援物資を届けることが出来る」と説明した。弾薬のほか、携帯型の対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」などを供給する。長射程の地対空ミサイル「ATACMS」も含む。米国の軍事予算は2023年末に事実上、底をついた。ウクライナ軍は深刻な弾薬不足に陥り、ロシア軍に対して劣勢が目立つようになった。ゼレンスキー氏は米国からの支援が再開すれば戦況の好転につながると期待する。

しかし私が再三述べているようにこのようにお金や武器をいくら送ってもこれに対してロシアは益々対抗するだろう。双方の被害が大きくなるだけだ。あまりにも中途半端である。ロシアはウクライナを直接攻撃が出来る。一方ウクライナはロシアの領土を攻撃できない。これでは完全に不利だ。何度も言及するようにプーティンは実に頭の良い男である。しかし一見平気で人を殺す残酷な面があるものの身内には非常に弱い面もある。彼や取り巻き連中の家族は安全なところで「王様」のような暮らしをしているのだ。当然、彼らにも責任がある。彼らだけが特別扱いではいられないはずだ。この大切な地球は一つである。人間と同じように生きているし寿命もある。私たちは、地球上の生物としてこれを守る責任があるのだ。