母の過去 1548 セールスレディー | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1548

 

 

何時ものように気になる喫茶店にアルバイトに行くと

マスターは日替わりの仕込みが終わり

カウンターに座りぼんやり何かを考えておられるので

僕は何を考えておられるのか聞くと

何処に遊びに行きましょうと言われ

僕も遊びに行く場所を考えたいのですが、

女の人の卑猥な話が耳から離れないので

考えたくても考えられないと言うと

マスターも女の人は凄いですね、

ここまでとは思いませんでしたと言われ

僕もこれ以上は無理と思うほど首を上下にふり頷くのです。

でも皆さんではないと思います。

昼に暇を持て余している主婦の人が友達を誘い来てくださっているのですから

まともな人は家の用事を頑張っておられると思いますと

マスターが言われるので、

僕は皆さんがお客様の会話のような人なら

僕はホモになりますと言うと

マスターはホモセクシャルはなりたくてなれるのもではないですよと言われるのを聞き

それもそうだと思っていると

日替わりのお客様が来られ1時半には何時ものように1時半にはお客様が切れ

僕とマスターが昼ご飯を食べていると

40歳前後の女同士のお客様が来て下さり

僕はご飯を持ちカウンターに座り耳を象さんのように大きくして

会話を聞きながらご飯を食べるのですが、

会話が気になりご飯の味が解らないのです。

また何時ものように卑猥な話だろうと思っていると

その方達は母と同じ保険会社のセールスレディーで

仕事の話をされるのです。

僕はまともな中年の人の女同士のお客様が来て下さり

世の中にはこんな人もおられるんだと思い

少し感動するのですが、

すぐにこれが当たり前だと思いなおすのです。

今までの暇を持て余している主婦がおかしいと思うのですが、

そういえば母も支部長とセールスレディーの1人が不倫をしていると言っていた事を思いだし

世の中の男と女の事は考えないようにしようと思うのですが、

世の中には男と女しかいないので考えてしまうのです。

嫌それしかこの頃の僕は考えていなかったと書いた方が正確です。

セールスレディーの人達は最後まで卑猥な話はされないで

仕事の話だけをされ帰られると同時にラーメン屋さんがこられ

僕に今のお客さんはどんな人やったと言われ

僕は初めて最初から最後まで仕事の話だけをされてましたと言うと

しょうもないと言われこれから毎日店が休憩になれば来なくてはいけないなーと

本気で言われるので僕は少しだけでも売り上げが伸びたと思うのです。

女同士のお客様が来て下さっても

10人でもコーヒーは50円ですから500円です。

男のお客様が2人来てくださる方が利益が出るのです。

この日はラーメン屋さんが3時過ぎまでおられたのですが、

女同士のお客様が来て下さらないので

ラーメン屋さんが帰られると来てくださるかもと思っていたのですが、

女同士のお客様はセールスレディーの2人だけだったのです。

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