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翌日はガレージ証明に必要な書類を車屋さんに持って行きアルバイトに行く事にしたのです。
車屋さんは出来ればすぐに連絡をしますと言い
車検所のコピーを僕に渡すと
さっそく警察に行って来ますと出て行くのです。
気になる喫茶店に行くとマスターが
今日はプールを辞めて大阪城に行きましょうかと言われ
つい最近い明治天皇のお墓に行き
帰りに伏見のストリップ劇場に行ったばかりですと言うのですが、
いろいろあり疲れているのでストレス発散にお願いしますと言われ
僕も大阪城には行きたいので
そうしましょうと言うのです。
気になる喫茶店の豪華な日替わりはお客様に人気があり
何時ものように1時半には２０食が売り切れマスターも時間が読めると
喜ばれていたのですが、
この日はどうも暗いのです。
いつもなら遊びに行く日は落ち着きがないほど喜ばれるのですが、
大阪城に行くのになぜかいつもと違い
僕はもしかして体調でも悪いのかと心配で聞くと
体調もいまいちですが、
どうもストレスが溜まりそれで体調が少し悪いようですと言われるのです。
体調がいまいちなら大阪城は今度の２時までの日にしましょうと言うと
マスターもそうですねと言われ
僕はマスマス心配になるのですが、
２時になれば医者に行きましょうと言うと
あまり寝れなかっただけですと言われるので
僕は何か心配事でもあるのですか？と聞くと
心配事と言うよりは鬱としい事があったから腹が立ち寝れなかったのですと言うのを聞き
温厚なマスターでも怒られる様な事があるんだと思い
今日はプールも辞めて久しぶりに将棋でもして時間を潰しましょうと言ったのです。
昼ご飯を作ってもらい飲み込むように食べて
将棋盤を持ってくると男の２足り組のお客様が来られ
店は今日は２時までですと言うか迷うと
マスターが注文を聞かれるので僕は何も言わないで
コーヒーを運ぶのです。
初めてのお客様だと思いカウンターに座り大阪スポーツ新聞を読み始めると
２人組のお客様達の会話が耳に入り僕の耳は象さんのように大きくなり
大阪スポーツ新聞の記事は目に入らなくなるのです。
男の人２人組のお客様は僕が生まれて初めて聞く会話を始められたのです。
大阪城を次回の２時までの日にして良かった思い
マスターには悪いのですが、
マスターの体調が悪くプールもこの日は行かなくて大正解だとも思い
聞こえてくる会話を一語一句聞き逃さないように
象さんの耳以上に大きくしてマンモスの耳にしたのです。
初めて聞く話に僕は色々と想像をするのです。
想像をしたくてするのではなく
したくなくても自然としてしまうような会話をされているので
１０人聞けば９人の人が色々な想像をしたと思います。
誤解しないでくださいバカにしているのではなく
初めて聞いた話なので自然と想像はしていたのです。
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