母の過去 1143 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1143

 

 

居酒屋さんに行き気になる喫茶店の謎は

空振りに終わった翌日は大忙しです。

大忙しと言っても居酒屋さんのように忙しいのではなく

借金返済の為に不動産屋さんに会いに行くので

朝から午後の仕事もしなければなりません!

でも午後の仕事はほとんどないので、

気持ちが忙しいだけで 体は何時もと変わりないのです。

適当に営業をしていると あっと言う間にお腹がすいて

時計を見ると11時過ぎです。

少し早いと思ったのですが、

会社に戻り日替わり弁当を出前してもらい

不動産屋さんに電話をして今から行く事を伝えたのです。

不動産屋さんは僕が仕掛けた罠に引っ掛かったと思われたのか

気持ち悪いような優しい声で応対されたのです。

クモの巣に獲物が自分から飛んで来たような者と思っているのは

営業をしているものなら解るのです。

不動産屋さんに行くと 前は出がらしのお茶でしたが、

今回は上等そうな緑色のお茶です。

そしてお茶を一口いただくと話が始まったのですが、

僕が持っている店舗はなかなか売るのが難しい

でもそれも値段したいで何とかなると言われるのですが、

なかなか売れないが 自分なら何とか売れるかもと僕に思わせたいのだと思い

安く知り合いの誰かに買わせて 

もう一度高く転売する為の話だと解るのです。

僕はそれでは無理ですね 借金がついてますからと言い

またどうするか考えますと言うと

不動産屋さんは少し慌てて思ったでしょう。

このガキは若いのになかなかやりよると

そして僕の不動産屋さんが店舗の謄本を

法務局で取って来たのを見て

いくらでなら売りに出せるか考えようと言うのですが、

僕には不動産屋さんが僕を騙して

いくら儲けけられるか考えようと聞こえるのです。

そしてお金を持ち出す事が出来るのかと僕に聞くのです。

僕はある程度の預金はありましたが、

それが出来ないので困っているのです。

お金を持ちだせるなら 店舗を売り借金を返済してますと言うと

それもそうやなと変に納得され 

店舗を一軒売り残った借金をもう一つの店舗に

付け替えできないか銀行と相談してもいいかと言われたので、

僕は銀行と話をした事がないので

これは詐欺師のような不動産屋さんに

任せようと思ったのです。

そして店舗の値段を決めてどちらかが売れれば残りの店舗は

持ちだすお金が出来てから売りに出そうと言う話になったのです。

僕は何か不自然な話だと思ったのですが、

何処がおかしいのか解らないので、

借金が少しでも預金を崩さないで返済出来るのなら

不動産屋さんに騙されるかもと思うのですが、

任せる事にしたのです。

でも不動産屋さんは大手でも皆が

詐欺師のように見えるのは僕だけでしょうか?

地面師と言う詐欺師が新聞に良く載っていたから思うのかも知れません!

帰りの車で僕は何処で騙して手数料以外の

お金を僕から取るんだと考えるのですが全く解らないのです。

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