母の過去 802 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

802
 
妹が出産後に退院して実家に帰って来ると
待ちに待っていた父は嬉しくて仕方がないようです。
仕事が終わると帰って来て何時ものように
庭の木に水やりをするのですが、
水やりの時間は何時もの半分です。
そして孫の顔を飽きるまで見るのですが、
飽きる事が無い様なので
風呂に入れと上の妹に言われて
何時もの半分の時間で風呂に入るのです。
出るとお酒を片手に又 孫の顔を見るのです。
嬉しそうにおむつまで変えるのですから
ジジバカぶりもここまで来れば
誰も何も言いません!
言った所で父の耳には届かなかったでしょう。
母も母で早く離乳食以外も食べれるようになれば
お菓子を買って帰るのにと
仕事から帰り着替えもしないで
孫を抱きまだ言葉が解らない孫に何時も
同じ事を言うのです。
上の妹の旦那さんも真面目でおとなしい人なのです。
お酒は好きなようなので
父の相手をしてくれるのですが、
どうも無口なので二人はお酒を飲み過ぎては
寝ると言う生活が少しの間続きました。
妹は産後は20日間ぐらいはなにもしては
いけないと母が言うので
退屈で仕方がないようですが、
ラジオで時間を潰しては寝ていたようです。
妹は嫁ぎ先に帰る頃になると
下の妹のお腹が大きくなり始め 今度は
母も父も女の子かなと嬉しそうに話しているのを
聞き 下の妹が男と言うのですが、
男の子3人の孫も良いなーとまだ生まれていない
孫の事を話すのです。
ジジババのバカ振りはそうとうなものだったのです。

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