母の過去 571 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

571
 
連絡が取れ無かった人に電話をすると
会って話したいと言われ期待を胸いっぱい、
お腹いっぱいし 動くのがしんどくなるほどです。
重くなった体を引きずるように
お客様の所行くのです。
車で20分も走ると渋滞がない奈良県は
相当な距離が移動できます。
京都市内だと10キロ移動だとすると、
奈良だと17,8キロは移動が出来るのです。
不便でなにも産業がない街ですが、
車の移動だけは楽なのです。
人が少ないのに渋滞がそこらじゅうで起きているようでは
道の整備をしないとマスマス人が離れて行き
税収が落ち込み悪循環になるだけです。
お客様の所を目指して大急ぎの
安全運転で向い
到着して勢いよくドアを閉めて
チャイムを押します。
この方は夜のお店をされておられる人ですが、
居酒屋の女主人ではありません!
女主人は自分の彼氏らしき人が
働いておられるホストクラブと言うのですが、
母も流石にホストクラブに皆さんを招待する事は
出来ません!
お金の問題もありますが、
後々何かトラブルがあれば大変ですから
それは避ける事にしたのです。
チャイムをならすと直ぐに返事があり
1人暮らしのお客様はまだ寝巻に近い
服装で出て来られたのです。
そして部屋で話し始めると
他の人達は何処に行きたがっているのか
聞かれたのですが、
母は皆は何処でもいいと言っている事を
伝えると
お客様はそれなら面白い所があると言われるのです。
母はその一言を聞きたい為に
期待で重くなった体を引きずるように
来たんだと叫びたい気持ちになるのですが、
住宅街で大きな声をだして
近所に迷惑をかける事は出きません!
でも 大声ではないですが、
それが聞きたくて聞きたくて来たんだと
言ったのです。
お客様も母と手を取りうんうん、行こう行こうと
言われるのですが、
それが何処なのか母はまだなにも聞いてないのです。
ただ面白い所があると言われただけなのですが、
自分では行き先を考えられないから
面白い所があると聞けば
それが何処なのか聞かなくても
そこが良いと本気で思っているのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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