母の過去 346 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

346
 
M銀行の支店長の契約書を作ると
母は胃潰瘍で入院されていた社長に電話をして
今日の予定を聞くと
午後なら大丈夫だと言われホットしたのです。
早速M銀行に向かい支店長とお会いすると
契約は今までと同じ電光石火の早さです。
M銀行の保険契約の速さには
もう慣れっこです。
保険の契約が終わると今までは忙しそうなので
直ぐに帰っていたのですが、
この日は支店長に時間の余裕があったのか?
世間話が始まったのです。
支店長は母に自営業や会社経営のお客様が
多いなら私にも紹介して下さいと言われたのです。
この一言で誰かと誰かを結び付ける作戦が
パワーアップするならいいのですが、
そう世間は甘くありません!
でも銀行は自営業や会社経営の人には
潤滑油みたいなもので
銀行があるから商売が出来ると言っても大げさでは
ありません!
この頃の日本は緩やかな右肩上がりの
経済でしたから 銀行もお金を貸したい
それに預貯金も欲しいのです。
もちろん投資商品や保険の販売はまだまだ先のことです!
当時はまだバブルの導火線には日が付いていない時です。
この約8年後にバブルの導火線に火が付き
世間は好景気だと思っていたのが
とんでもないバブルと言う爆弾だと爆発してから
気が付いたのです。

 

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