母の過去 344 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

344
 
胃潰瘍で入院されていた社長の所で
M銀行の支店長とお会いさせていただき
母の予想どうりの展開になり
いつもなら天高く舞い上がるのですが、
この日は誰かと誰かを結び付ける作戦のパワーアップの
方法はないか?
支店長と別れて1秒後にはそればかりを考えますから
舞い上がる事もないのです。
舞い上がる事がなければ
僕達の夜ご飯も豪華にはならずに
何時ものご飯です。
前日にM銀行の支店長とお会いする事を
知っていた僕は刺身か焼肉だと
自分勝手に思っていたので
ショックは相当なものでしたが、
これも母の遺伝なのか?
僕が自分勝手に決めていただけです。
妹達も父も知りませんでしたから
ショックはなかったと思いますが、
知っていても夜ご飯のおかずで、
僕のように谷底に突き落とされたようにガックリしてないと思います。
そして翌日は胃潰瘍で入院されていた社長の所に
M銀行を紹介していただいた
お礼に行く事にしていた母ですが、
家に帰り浪費家の血が思いだしたように
胃潰瘍で入院されていた社長にお礼の
プレゼントを買っていない事に気が付いたのです。
大好きな買い物を忘れるのですから、
誰かを結び付ける作戦のパワーアップは母の
頭の99%を占めていたのでしょう。
でも残りの1%で考え2件のお客様の所に
行く予定だったのが、
1件だけの訪問でおわり二つ買ったプレゼントの
1つが残っている事を思い出したのです。
胃潰瘍で入院されていた社長には申し訳ないと
思いましたが、
それを渡す事にしたのです。
この時は浪費家の血もなぜかおとなしくしていたのです。
 

 

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