まとめ2.放射線治療 2015.8.6-10.3 | 日本スピッツ ジョージの悪性腫瘍闘病記

日本スピッツ ジョージの悪性腫瘍闘病記

肛門囊アポクリン腺癌で一か月の余命宣告から放射線治療、転移していた脾臓摘出を経てパラディア服用二年以上、そして肝臓転移の記録です。2018年3月9日旅立ちました。

8月6日

 伊賀で放射線になりました。岐阜大学病院でも可能でしたが、大学病院では回数が少なく一回当たりの線量が多い。

ジョージの腫瘍の位置が腸に接しているため、放射線による晩発障害の腸閉塞を避けなければならない。その為、一回当たりの線量を少なくして回数を多くすることになりました。毎回全身麻酔です。体に負担はかかります。費用も多額になります。またそれだけ通わなければならないので大変ではありました。しかしどうしてもイエローうんこ詰まりをさせたくなくて何とかしようとした。ならば回数が少なくて副作用が出ては意味が無いので回数を多くすることにしました。

 当初は22回の予定でしたが、急性障害(ケロイド状の火傷)が酷くなってきたので20回で終了となりました。

 

 放射線をあてて、小さくなったら手術で取ることも考えていましたが、元が大きく(4×4cm)、縮小しましたが取るまでには行きませんでした。放射線治療は8.6-9.6までの一か月間でした。原発巣のアポクリン腺と転移していたリンパ節に照射しました。リンパ節の方は腫瘍が確認できなくなりました。その後、放射線の効果がでまだ小さくなって来るので経過観察で10.3まで通いました。

 

 まとめなので簡単に書いていますが、毎回の全身麻酔で放射線を当ててくるので迎えに行くまでは心配でした。

 

 午前の最期に預け、午後に照射、15時に迎えというパターンでした。帰りは誇らしげに歩いて出てきていたジョージを思い出します。よくぞ20回の放射線+全身麻酔に耐えてくれました。

 

 それでも寛解は遠く、残っています。切除するか議論を重ねました。転移しているのであれば切除の意味が薄い。また腸に穴が開く恐れも高いと言う事で切除は見送りになりました。既にパラディアの事を調べてありましたので聞きましたが、勧められはしませんでした。よく分かっていなかったようでした。

 

南動物病院(伊賀)
放射線治療20回と経過チェック3回

948,210円

+交通費10万ぐらいかな?

 

 

 

 

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