マスエージェントブログ-絆- -101ページ目

17.ISO

 ISOの名称は、International Organization for Standardization の略称です。  世界で初めて「管理技術」を対象にした世界共通の規格であり、「民間が民間のために作った民間規格」です。業種横断的に適用できる企業の管理システムの規格で、品質管理に関する規格(ISO9000シリーズ)と環境管理に関する規格(ISO14000シリーズ)があります。
 規格を策定している組織もISO、国際標準化機構と呼ばれ、民間自身が民間のために民間規格を作る機関として、1947年に設立されました。設立の目的は、「商品とサービスの国際的な交換を容易にし、知識、科学、技術、経済に関する活動において、国際的な交流を助長するため、国際的な規模の標準化とこれに関するさまざまな活動を発展、促進すること」です。
 IEC(国際電気標準会議)、ITU(国際電気通信連合)と並んで世界3大標準化機関のひとつであり、それぞれの国家を代表する機関が会員となっています。ただし、これらの規約を国家規格として採用するか否かは、国家の自由です。
 ISO規格は電気・電子工学を除いた全ての技術分野をカバーしています。最近良く名前を聞くISO9001やISO14001はそのうちのごく一部の規格です。

16.TOB

 TOBとは、「Take Over Bid」又は「Tender Offer Bid」の略語で、「株式公開買い付け」と訳されます。不特定かつ多数の人に対して、買取株数、株価、買取期間を公告し、有価証券市場外で株主から直接株式の買い付けを行うことをいいます。証券取引法に定められた制度で、有価証券報告書を提出している会社の総株主の議決権の1/3を超える株式の買い付けを行う場合、原則的に公開買い付けによらなければならないとされています。
 TOBは主として企業の経営権取得を目的として行われ、米国では企業買収の手段として広く利用されています。株式買い付けの期間や条件を事前に公表することでインサイダー取引を回避できることから、日本では企業が自社株買いを行う際に多く使われてきました。近年では、上場しているグループ会社を完全子会社化する際や、グループ外企業を傘下に収めるための手段として使われる例が増えています。

15.FSP、FFP

FSPとは Frequent Shoppers Program(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)、FFPとは Frequent Flyer Program(フリークエント・フライヤー・プログラム)の略です。
 FSP、FFPは、ポイントカードやサービス提供カードといった顧客カードを発行して顧客ひとりひとりの購買データをとらえながら、顧客を購入金額や来店頻度によって選別し、セグメント別にサービスや特典を変えることによって個々の顧客に最も適したサービスを提供し、かつ効率的な販売戦略を展開して、優良固定客の維持・拡大を図るマーケティング手法です。

14. 1:29:300の法則

 1:29:300の法則とは、労働災害における経験則のひとつで、1件の重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものです。この法則を導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(Herbert William Heinrich)(1886年~1962年)に由来して、ハインリッヒの法則とも呼ばれています。
 アメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていたハインリッヒが1929年11月に、労働災害の発生確率を分析した結果を論文として発表したもので、1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏には300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が発生していたことを明らかにしました。

13.EVA

 EVAとは、経営財務指標のひとつで、Economic Value Added の略称です。「経済付加価値」と訳されています。米国・スターン・スチュワート社が考案し、また同社の商標登録となっています。商標登録されているので、「SVA(Shareholders Value Added)」、「EVM(Economic Value Management)」と呼ぶこともあります。

 EVAは、

 EVA=(税引き後営業利益)-(資本コスト)

と定義されており、企業があげた利益から、資本コストを引くことで算出されます。