倒れました
学生時代から貧血があったり、胃全摘の後遺症でさらに悪化したりで、鉄剤(フェロミア)を何年飲んでも改善しなくてビタミンB12を筋注で打ち続ける治療をしても全然効果なし。
そんな状態で、次男坊の発病後は自分の治療は中断してしまったままなので、数回倒れたことがあります。
でも大抵は視界がぼやけ始めたり、気持ち悪くなったり、動悸が激しくなって、心臓のあたりが苦しくなって「あ~っ、ヤバイ」と、倒れる前にしゃがみこんだり、自宅の時はソファーに倒れこんだりで大事にはならないんですが(学生の時は集会でバタッっと倒れたことも数回。)今回はちょっと違いました。
最近、おじいちゃんワンコのほうがほとんど自力で歩けなくなり介護が必要になって、朝ご飯を食べさせた後はうんちとオシッコをさせるため、15㎏を抱きかかえて雪のテラスへ。
(夜の介護は長男がやってくれます。)
おじいちゃんワンコ、元々はちゃんとトイレのしつけはできていたんですが、次男坊が生まれてすぐにアトピーが酷い時期があって、天気がいい日中は先代犬と2匹でテラスか庭の一部をフェンスで囲って作ったドッグランで過ごすことが多いうちに忘れちゃいました。
次男坊のアトピーがよくなった数か月後、日中もリビングにいるようになってもおトイレだけはお外。
一通りワンコの朝のお世話が終わるとパパが実家から朝ご飯を食べに帰ってくるので準備。
朝6時半の朝食に間に合わせるには、夜におひたしやお味噌汁を作ったり朝ご飯の下準備をしなくちゃワンコの介護と両立できなくなってます。
その日も晩御飯の片付けが終わって、少し休んだら朝食の準備。
台所の掃除もして、たぶん終わったのが0時近かったと思います。
「おわった~」
後はお風呂に入って寝ようと思い体の向きをくるりと変えた途端、意識が飛びました。
自分が倒れたのさえわからない、全く無の世界。
どっか遠くから長男が泣きながら呼んでる声がして、少しずつ大きい叫び声に変わって、そこで自分が倒れていることに気づきました。
いつも早く次男坊の所に行きたいと思いながら生きているのに、「私、死ぬのかな?」そう思ったら、弟を亡くした長男が、母も亡くしたらどうなる?
もう少し生きて、子供達のためにやっておかなきゃならないことがまだまだあるし。
そう思ったら少し手が動いて、それを見て少しだけ落ち着きを取り戻した長男が救急車を呼ぼうとした時、私の意識が完全に戻りました。
「まって、服を着替えなきゃ」
ボロい部屋着姿だったので、救急車で病院に行くならお出かけ用の服に着替えしなきゃという、いかにも私らしい理由で蘇ったみたいです。
突然ムックリと起き上がった私に長男も安心して、まずは布団でゆっくりと休むことに。
長くなりそうなので続きは⓶で〜
私が倒れた時、2階の自分の部屋にいた長男。
ワンコの異様な鳴き声が続くので気になってリビングに来たら倒れている私を見つけたそうで。
いつも、キッチンの上の食料を狙って私にに怒られてばかりの若僧ワンコ。
長い文章読んでくれてありがとうございます。
続きは②で・・・・・・・