大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様
「やっぱりアメリカ経済を学びなさい」をご紹介します。
- やっぱりアメリカ経済を学びなさい: 世界経済はアメリカを中心に動く/東洋経済新報社
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アベノミクスにより日本の世界第3位の経済大国の動向は世界中から
注目されているところですが、長い目で見れば19世紀のバックスブリタニカ(大英帝国)、20世紀のパックスアメリカーナに続き、21世紀はアジアの時代となる見方があります。
2050年の世界のGDPや人口の半分がアジアから生み出されることになるのです。
では、アメリカの存在感はなくなるのかというとそうではありません。
シェールガス革命により、エネルギー輸出大国となるだけでなく新産業が生み出され、
雇用が増加するのです。
更に、自国でのエネルギーをまかなう事は、財政赤字を帳消しにできる
インパクトがあるのです。また、リーマンショック後の度重なる金融緩和により、
金あまり現象が起こっており、そのお金はIT業界にも多くが周り、アメリカのITベンチャー企業は急速に成長しています。
IT業界への資金の流れに加え、新興国に流れた資金のアメリカへの逆流化
株式市場、資源市場の活性化、現在のアメリカ国内は非常に投資意欲の高い状況にあります。
一方で、日本とアメリカの経済分野の関係は相変わらず密接です。
2013年になってからの円安はアメリカの復調が大きな要因である事はあまり伝えられていませんが、アメリカが好調であればアベノミクスの成功は半分約束されてるようなものとも言えます。
アメリカの金融緩和が行われると、金利が低く抑えられるため、巨額のドルが海外へ流出することとなり、最近では円、ユーロなどの海外通貨が上昇しました。
行き過ぎると97年のアジア通貨危機のようなクライシスにつながりますが、、
ちなみにアメリカ不動産には既に上昇転換をしており、2000年を100とした指数が2013年には148にもなっているのです。しかもこれは全国平均のデータですので、一等地など局所的には何倍にも跳ね上がっているのです。
あこがれのサンタモニカのコンドミニアム、ここ数年で3割から5割増しですので夢は遠のくばかりです 笑)
資産価値が回復するとアメリカ人は、住宅ローンの借り換えを行い、場合によってはグレードの高い物件に買い替えて資産を拡大するのが常套手段です。日本と違って住宅購入は不動産投資そのものなのです。
2005年からラスベガスを毎年のように訪れていましたが、リーマンショック時には、
コンドミニアムの投げ売りなど不景気であることをタクシー運転手が嘆いていました。
あの時買っておけば、、、当時アメリカ物件を買うという発想が無かった自分を後悔したりもします。
このようにここ10年間でもアメリカ経済を取り巻く大きな変動があり、
大きな流れを理解し活用することで、これからさらに成長する今のアメリカであれば、
長期に渡って安定した利益を生む投資が可能なのでしょう。
賃貸需要が安定的に大きく増えているという点以上に、南部を中心とするサンベルト地帯、
特にシェールガス革命の中心地であるテキサスの不動産投資にはたくさんの妙味があります。
これまで外国人投資家にはできなかった有利な不動産投資が、今であれば可能となっているのです。
不動産の話ばかりになってしまいましたが、本書では、アメリカが今後成長する様々な要素について詳述しており、やはりイノベーションを起こし、ビックビジネスを牽引するパワーは衰える事は無いでしょう。
一緒に仕事をする、アメリカ人の自信たっぷりでアグレッシブなスタンスはいつも感服します。こんな人が大勢いるのです。
アメリカの状況次第でドルの価値が変動し、歴史的に日本円も大きな影響を受けてきました。
グローバルインバランスは常に起こり得るのです。
逆に、ここでの通貨の価値の差や不動産のようにこれから上昇が見込まれる分野でを上手に活用できる準備ができていれば、資産形成にも一役買う事でしょう。
これはまさにアメリカやASEANといった成長のエンジンを客観視できる日本人であることのアドバンテージですね。
■ヒルズで忘年会です。ネオヒルズ族の気分を味わえました 笑)
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