【大家MASA】大家MASA選書No.81 「RICHISTAN」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

大家MASAの世界まるごと不動産投資

普通のサラリーマンがMBAの知識を駆使して不動産投資を展開。フィナンシャルフリーダム達成のための国内・海外ハイブリッド不動産投資法を展開中。多くの皆様に参考になる情報、投資手法をご提供します。フィナンシャルフリーダムを目指して共に学びましょう。

大家MASAの世界まるごと不動産投資 メルマガ読者の皆様


先日、NHKの番組で日本の富裕層がシンガポールへ移住する
というトピックで特集が組まれていました。

そして、番組内で今回ご案内する本書「RICHISTAN」が紹介されていました。



Richistan: A Journey Through the American Wealt.../Three Rivers Press
¥1,446
Amazon.co.jp



アメリカ社会で「RICHISTAN」という概念があります。


お金持ちの経済や社会が、アメリカの一般社会と異なる金持ちの仮想国家・「RICHISTAN」を形成しており、「RICHISTAN」人は、従来の富裕層とは異なる特徴を持ち、新富裕層の出現は世界で共通する現象との事。

「RICHISTAN」人のライフスタイルを知ることは、前述の番組で出演されていたシンガポールなどに移住する日本の新富裕層のライフスタイルを把握することにもつながります。

・アメリカの新富裕層の1%の所得はフランスの国民所得を超える
・世襲的な資産家ではなく、新興の富裕層として自らの力で稼ぐ人々
・寄付にも、実効性を問う(日本の現行税制では難しいかもしれませんが、、、また、NPO、社会起業化のポジションも低いままです)
・高所得でも悩みはある(子供の教育やセキュリティの問題など、普通の人よりも想像以上の悩みを持つ)
・新富裕層は世界各地で出現している

実はこのような新富裕層は世界各地で出現しており、もちろん日本も例外ではありません。

日本には金融資産1億円以上の人は推計で130万人存在し、
今年の3月頃ご紹介した「日本のお金持ち研究」には、日本のお金持ちは以外と世襲の方か中卒高卒で起業した方が多いと指摘しました。

その中には、あり余る資産を持つが多忙である伝統的な「真正富裕層」、消費性向が高くセレブ志向の「新人類世代」、お洒落で文化好きな「団塊ジュニア」、多忙ながら消費性向の高い「キャリアウーマン富裕層」などの様々な層が存在し、「RICHSTAN」の状況に相通ずるものがあります。

グローバル化の進行に伴い、「RICHISTAN」のグローバル化も進む可能性があるでしょう。
アメリカのみならず、「RICHISTAN」人とそうでない人との明確な格差が存在してくると思われます。

すなわち、世界各国の新富裕層が、自国の文化と遊離したうえで、国境を意識しない「RICHSTAN」人という世界市民に変貌するかもしれません。

最近は、タイでランボルギーニを見かけたり、マレーシアでフェラーリが走っていたり
海外でビックリすることがあります。まるで東京の青山通りです。

もちろんその過程で、各国内での経済格差が広がり「RICHISTAN」人が税金の高い国から低い国へ自由に移動すると思われるのです。
(というか、既に知っている方でこのように生活されている方がいらっしゃいます。)

よろしくお願いします。




大家MASAの世界まるごと不動産投資
■久々の英語の書で読み応えがありました。


大家MASAの世界まるごと不動産投資
■体力や動態視力がまともなうちに、スーパーバイクに乗ろうと思い、Bimotaを買いました。
 この世のものとは思えないくらい速いバイクです。



■■読者様限定 イーブック&セミナー映像プレゼント中!■■

よろしければメルマガにご登録下さい。




投資に役立つ情報満載です! http://www.mag2.com/m/0001546250.html